村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

葬儀と集落

2016年10月06日 | Weblog
昨日はひどい風だった・・・
お隣のおじいさんがお亡くなりになって、昨夜から集落は葬儀の準備に入った・・・
縮小ニッポンの衝撃・・そのものの状態の山陰の集落である・・・

昔のように、葬儀の賄いから進行まで完結していた時代は最早無い・・・

葬儀も田舎ではビジネスの中に取り込まれつつある・・・

生活習慣、生活様式などすべてにおいて新しくなった新世代と・・風習にこだわる宗教界・・・
ビジネス化した葬儀業者に挟まれて、昔からの共同体意識で行われていた集落葬にも・・・
戸惑いがある・・・

こんなところからも田舎の集落は住民同士の接着剤を失いつつある・・・

葬儀前日の今日は、葬儀場として借りる予定の隣の集落の集会所の周囲の草刈りだ・・・

草刈りから始めなければならない葬儀の準備は・・・・・・・

まだまだ田舎の共同体の態を残している・・・

葬儀中の食事は、今回からほとんどを弁当にして・・
仕上げの斎膳だけを葬儀業者に頼んだ・・・

さあ・・忙しい一日の始まりだ・・・
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2 コメント

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お疲れ様 (木村守登)
2016-10-07 20:04:57
ご苦労さまでした。
重徳さんの名口調が聞けないのはさみしいですね。

最近、葬送の儀に参列することが多く、諸先輩方の御労苦をあらためて感じております。
現在先々のことを考えると、辛い部分も多いのですが、しっかりこれまでの功績を讃えることにしております。
そのためには、しっかり葬送を執行してさしあげることだと思います。
いろいろ課題はありますが、これを全て解決することは困難かと思います。

いずれわたしも送られていくでしょう。そのカタチをキタイするより、現在の葬送をできるだけ整えていきたいと思っております。

また、お話いたしましょう。
失礼いたしました。
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葬儀の形 (水車番)
2016-10-09 10:25:00
木村様へ

死者を葬る行為は、方法はどうあれ・・・古代から連綿と続けられた、人間だからこその行為です・・・

今、私たちが当たり前と思っている葬送の儀の歴史は、人類の歴史の中ではほんの短い期間の話でしょう・・・
人口減少化社会を迎え、生活習慣も時代も、大きく変わって来た・・これからの葬送の方法は、自然と違った形になることでしょう・・・
次の世代にお任せします・・・
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