村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

共同参画社会

2012年12月09日 | Weblog
吉田地区の余芸大会の寸劇に、所属している団体の一員として参加した・・・
「嫁の復帰」と題して、家庭に縛り付けられている嫁さんが社会復帰する話である・・

練習の時には何とも思わなかったが、いざ本番になって見ると・・・
嫁の社会参加を拒む、意固地なジジイが私の役だったが・・・嫁の社会復帰をお金の面だけで認めるような筋書きに思える・・・在宅介護を匂わせる会話も出て来てややこしい、
台本が悪い・・・

老後を世話になることを前提に嫁の社会進出を認める、意地悪ジジイの役の様で・・・・不本意だった、
本当は、家族制度に縛られた同居家庭の嫁の人権を認めるようなストーリーになるよう、工夫が必要だった、

これからの高齢化した両親との同居家庭は・・・難しい・・・
いまだに自立できないでいる、古い価値観を持つ舅との付き合いでは・・・
少しの言葉の行き違いから、人権、セクハラ、パワハラ問題に発展しかねない・・・
些細な不実を理由にした、尼崎の疑似家族間の殺し合いなどは・・・その極端な例の様な気がする・・・

戦前の家父長制度は・・・家族間の不満を一方的に家長が抑え込むことに弊害もあったが・・
家長は、それなりに自覚して、家族を守ることの矜持を保っていた・・・

そう言えば・・・
選挙戦たけなわの今頃だが・・・・
昔は・・「わが家には何票あるから・・・・」と一家の投票を家長が取り仕切っていた時代があった・・・
最近では、家内の票さえ、誰に入れるのか夫にも判らない・・・

時代は、個人の自立を含めても、確実に共同参画社会に進んでいる、

コメント
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