村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

私の不明

2010年05月03日 | Weblog
昨日は地区で葬儀があった・・・
地元の臨済宗での葬儀であったが・・・仏教徒でも宗派が違うと戸惑うことがある、

阿弥陀仏を唱えるときに、臨済宗では「おみとふ」と呉音読みをされるようである。
僧侶の発声に合わせて、遺族親族、会葬者は斉唱を求められるが・・・・
最初は意味が分からずに豆腐屋さんの「うまいとーふ」の合唱に聞こえた・・・

挿話で、豆腐屋の禅問答の話を読んだことがある・・・
住職の留守に寺に来合わせていた豆腐屋の親父が、問答を仕掛けてきた雲水と対峙して、かみ合わないながらも打ち負かした話である。
禅宗での葬儀にとなえられる「おみとふ」から出来た挿話かとも思った?

私は隣村の浄土真宗の寺の門徒なので、「なむあみだぶつ」は日常的に唱えている、
amitabhaの音略と教えられていた・・・漢音読みで表現されているのであろう?

今更呉音読みを求められても戸惑うばかりである・・・
したがって、唱和の際には無言で居るしかない! 

我が家へ時折立ち寄るエホバの証人の若夫婦が、創造神エホバの名前にこだわる心情が分かるような気がする・・・

禅宗の葬儀で「阿弥陀仏」が唱えられることの戸惑いは
阿弥陀様は真宗の御本尊で、禅宗は釈迦牟尼仏かと単純に思っていた宗教音痴の私の不明でもある
コメント
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