こども見守りたい

ひところ、各地でこどもの通学路などを走る車にステッカーを貼って、「子ども見守りたい」と紹介される放映を多々見ることがあった。

私達の町でも、最近良く見かける。
ＪＡの車から、郵便車、消防団、ＰＴＡ、なになに会社の社用車、と結構数が多い。
これだけ見守られると、子供達も安心だろう。
いままでは、誰も本気で子どもを見てなかったのかと思えるほどだ。

だが、たかがステッカーだ、本気で子どもをかどわかそうと思ったら、逆に他人のステッカーを剥がして、自分の車に貼り付けて子どもに近づく輩も出て来そうだ。
とんだブラックユーモアだ。

日本人には、人と同じ行動をしていると安心を覚える習性があるらしい。
特に集団だと、何もかも許されると錯覚する。

遠くはお伊勢さん参りから幕末のええじゃないか、米騒動、トイレットペーパー騒ぎも同根かも知れない？

ちなみに私もステッカーを貰っているが、何時貼ろうかと躊躇している。
なにしろ、人相を見て子供達が恐怖心を抱いたら逆効果だ！