絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

小島けいこのキラキラ

2009-11-09 | いろいろ
大沢ユウリのユウユウワイドが終わって、小島けいこのキラキラになる。

この小島けいこが面白い。とっても笑える。決してお笑いではない。でも親しみやすく、聞きやすい。姿が見えないが、いまどきの綺麗な女子アナみたいな感じかなと思ってしまう。ラジオのいいところだ。

今日の話題は、ビビる大木が高知へ行って来たという話だった。
高知と言えば、土佐だから、坂本竜馬だと思って、もし、現代に坂本竜馬が生きていたらというテーマで、面白く語ったとのこと。しかし、全く笑ってもらえなかったそうだ。高知の人にとって、坂本竜馬とはどういう存在なのだろうと分からなかったという。

聞いていて、へええ、そうなのかと思った。
高知の人にとっては、尊敬すべき有名人ではないのか。その話題が出るだけで、嬉しいのではないのか?そう考えていたが、そうでもないのか。扱い方が悪かったのか?その辺のところを詳しく聞いてみたい気がした。

私は、坂本竜馬については、竜馬が行くを読んだ。
郷士の出だから、身分が低い。脱藩して、明治維新の時期に大きな役割を果たした。大政奉還、薩長連合をまとめた。海援隊を作った。
明治政府を作るとき、自分を入れなかった。自分は世界の海援隊をやりたいと言った。勝海舟を殺しに行って、考え方に惚れ込んで、逆に勝の用心棒になったのが面白かった。

この時代は、尊王か、佐幕か、攘夷か、開国か、この4つの考え方の違いで殺し合いが起こっていた。坂本竜馬は、どれを選ぶのもわからない状態でいた。だから、攘夷になったり、開国になったり、とにかく、日本と世界との関係を考えていた。

どちらとも決まらなかったから、どちらからも命を狙われた。しかし、将軍側からも明治政府側からも、竜馬は殺すなという指示が出ていたと言う。しかし、その命令が届く前に、竜馬は殺されてしまった。

竜馬は、世界の海援隊がやりたかったのだ。しかし、明治維新に命をかけてしまった。

人間の一生とはそういうものかもしれない。

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もし、竜馬が現代に生きていたらと考えてみるのも面白いと思う。何をどうしただろうか。政治をやっているだろうか。

私は、もし、レオナルドダビンチが現代に生きていたら、何をどのように考えるかという点に興味がある。
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絵画指導2

2009-11-09 | 絵画指導
絵画指導で、注意をすることは、生徒が同じ絵を描かないことです。

よく、絵画教室などを見ると、同じものをみんなで囲んで描いている状態を目にします。私は、あれでは駄目だなと思います。まあ、練習ならいいだろうとは思いますが、それを展覧会に出すことは、もうアウトです。

確かに、同じものを描いても人によって、それぞれ違った絵になるということはわかります。それが個性でしょう。しかし、展覧会などでは、オリジナルということが求められます。それは、テーマのオリジナりティです。

これは、絵画教室で先生が設定した物をみんなで描いた絵だとはっきりわかってしまいます。それでは、面白くありません。どんなによく描けていても、一つ入選させて、後は落選だなと扱われてしまいます。

私もそのようなことをして注意されたことがありました。
初めて出した県北展で、二人の生徒が入選しましたが、同じものを二人で描いたのです。そのときに、審査員から言われました。

だから、大勢で一緒に描くということをしないで済みましたが、他の絵画教室などを見ると、そのような状態が多々見られます。

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だから、私は、生徒たちにみんな独自のテーマやモチーフを探してくるように、指導しました。最高74名の部員がいましたから、全員に違ったものを描かせることは大変なことでした。

しかしそれによって、私のテーマと構図の研究は飛躍的に進みました。
日展や、その他の展覧会のカタログも参考にしました。グレートアーチストなどの画集を参考にしたのももちろんです。

他の人が描かない自分独自のテーマを探す。

そのための取材に時間をかけることです。
「続ピカソがライバル」で紹介した二人の生徒は、一人は本庄から寄居までの約15キロを歩いて、テーマを探しました。自分の家が寄居だったので、その間に良いものがないかと探しながら帰ったのです。
もう一人の生徒は、一日5枚のスケッチをしました。テーマ探しと構図の研究です。それを50日行ないました。計250枚描いたことになります。それだけ研究したのです。

今は大人の人たちに、それを写真でやらせていますが、本来はスケッチの方が良いのです。スケッチしている内に、必要か不必要かを選択するようになります。描く力もついていきます。

いま、述べた二人は、エピソードとして紹介したくなる話ですが、私の見えない部分で、みんな似たようなことをしています。絵を描く以上に大変な作業なのです。

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