絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

私の10号水彩風景

2016-04-30 | 私の絵
10号の水彩風景を進めました。



これは、以前6号で描いた絵です。それを10号に拡大しているわけですが、同じにはなりませんね。
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今日のデッサン

2016-04-28 | 私の絵
今日は、セルディで行っているデッサン会でした。
毎週木曜日の午後に実施しています。

今日は、これを描きました。

 

10分間クロッキーです。
多少、描き方を変えています。
気分の問題であったり、自分なりの工夫であったり。
鉛筆を変えてみたりしました。
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県展批評会2016

2016-04-27 | DVD紹介
本庄第一高校美術部の県展制作が始まっています。

先日、私は批評を頼まれて、批評会に参加しました。

そのDVDを作りましたので、ご紹介します。



時間としては、2時間ちょっとです。

生徒たちの途中経過が見られます。そして、そのそれぞれの作品に対して私がどのようなアドバイスをしているかがわかります。
ご覧になりたい方は、ご連絡ください。

メールアドレスは、菅野公夫のホームページのをご覧ください。

左下のブックマーク{ピカソがライバル」をクリックしてください。
そのお問い合わせ先で、アドレスがわかります。

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名画は嘘をつく

2016-04-24 | 読書
今日、本屋さんで、こんな本を見つけました。

まだ、読んでいませんが、楽しみです。



初めの方だけ、ちょっと読んだら、セザンヌの「首吊りの家」という絵は、本当は、首吊りなどはなかったそうです。その家の苗字が、首吊りという言葉と発音が似ていたので、セザンヌが面白がって、つけた題名だったそうです。

へえーーー、初めて知りました。



私は、てっきり首吊り事件があった家だと思っていましたから。

私が、自分の顔を11枚描いて、「十一面菅野ん」なんて題名を付けましたが、そんな遊び心でしょうか。

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因みに、この絵は、第一回印象派展に出品して、売れたそうです。






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構成力をつけるには

2016-04-22 | 美術
美大を出た人は、デッサン力は抜群にある。しかし、構成力は別という気がする。
構成力を持っていて、美大出の人なら、必ず良い絵が描けると思う。

現状は、この構成力のない人がとても多い。

ーーー
私は、どうやって構成力をつけたのだろうと考えてみた。
それは、高校の美術部の顧問を長年してきたことだろう。

私は、60名以上の美術部を担当していた。
例えば、県展制作がある。全員に違う絵を描かせなければならないので、
生徒たちに、必死になってテーマ探しをさせる。

そうすると、一人の生徒のテーマと構図が決まるまでに、少なくとも20枚はアイディアが出てくる。私はそれについて、全て評価を下す。
極端な例は、250枚描いた子がいた。一日5枚描くと言って、50日続けた。
これは、例外としても、結構たくさんの下絵を見ることになる。

部員が60名いたので、20×60で、1200枚を見るわけだ。
その一つ一つについて、良いとか悪いとか言う。生徒に納得させるために、どうしてダメかを説明する。自分としてのだめの理由付けをするわけだ。

県展だけで、これだけのことをする。一年間では、生徒たちが他の展覧会を含めて5~6枚は描くので、1200×5としても、6000枚である。

これが、私が構成力をつけることにつながったのだろうという気がする。

ーーー
この展覧会への取り組みは、ほとんどが具象絵画だが、私はデザインの指導もするので、様々なジャンルのアイディアのアドバイスもする。だから、現代絵画の構成力もつけることができた。

ーーー
ここで、結論は、

構成力をつけるには、たくさんの絵を見て、それについて構図について思うことを自分で書き出し、メモしていくことだろうと思う。
また、まず、自分の考えで作品を批評し(これは頭の中で)、専門家がどのように批評するかを聞いてみると良いと思う。

私がラッキーだったのは、ダメな例をたくさん批評したからだと思う。
また、途中経過での批評も自分の構成力をつけるのには、役立ったと思う。

初めに見せてもらったときに感じることと、描き進める途中で感じるものは、また違ったことが思いつくからである。

ーーー
たくさんの作品を見るには、展覧会に行くことである。
画集を見ることである。
しかし、すばらしい作品だけを見ていては、力がつかない。
ダメな絵をたくさん見ることである。

そして、なぜダメなのかをしっかり理由付けすることである。

今の私は、県展、県北展、麓原展など、様々な展覧会で審査をしている。
そのことも力をつけるのに役立っている。
なぜなら、なぜだめなのか、なぜ良いのかを説明する義務があるからである。

ーーー
今日は、これから本庄第一美術部の県展制作を見に行く。
批評会を頼まれたからだ。数十名の絵を批評する場が与えられた。
がんばってアドバイスをしたい。自分の勉強として。







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