絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

神についての一つの考察

2012-04-30 | いろいろ
「原罪」という言葉がある。

アダムとイブの時代、イブが蛇(悪霊)に唆されて、リンゴを食べた。それが罪だという。
しかし、良く聞いてみると、そのことは最初の例であって、原罪の本当の意味は、神に逆らうことらしい。

全知全能の神がなぜそんな人間を作ったのだろう。

全知全能なら、蛇を作ったのも神だし、イブももちろんそうだ。
ならば、蛇がイブを唆すことも知っていたし、イブが食べてしまうことも知っていた。
全て、予定の行動だったわけだ。

ただ、私は思う。神は何としても退屈で面白くないだろうと。
全てがわかっているほど、つまらないことはない。
何も新鮮なことがない。世の中は、わからないことがあるから面白いのだと私は思う。
分かる喜びというのは、神にはないことになる。

クイズ番組を見ていると、答えがわからないで考えるから面白い。
そして、少したって答えが分かったりするととても嬉しい。


アダムとイブも、神の言うことを良く聞いて、神に逆らうようなことを一切しないなら、
神は面白くなかったのではないかと思ったりする。
だから、初めから神は、人間を神に逆らう存在として作った。
ということは、存在そのものが原罪を背負って生まれた事になる。

もし、自分が神ならとときどき考えるので、こんなことを思った。

自分が神なら、世の中退屈でしょうがない。
何か、面白いのは、自分より優れた人がいるからだ。
競争相手がいるからだ。優越感、劣等感があるから面白いのだ。

神は、対抗馬がいない。優越感に浸ってもどうしようもない。
競争相手がいないのに、優越感に浸ってもしょうがないのだ。

将棋をしても絶対に勝つのでは、面白くないだろう。
自分より強い相手がいるから面白い。そして、その人に勝てるように努力するのが面白い。

だから、神は自分に逆らう存在をつくることで、世の中を面白くしたのだろう。

全人類が神を信じるようになるかどうかというゲームをしているのだろうか。
そのために、人類を増やした。

そんなことを考えた。















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MNさんの県展制作

2012-04-30 | 県展指導
MNさんが完成に近づきました。



ランプの下の辞書の文字がフリーハンドで描いてあるので、これは印刷の文字にしないとまずいでしょうとアドバイスしました。
色味がとても良いと思います。
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高校生の県展制作3

2012-04-30 | 高校生の絵
本庄第一高校美術部の制作途中をご紹介しています。
今日は、この絵です。



たばこ屋、よく見るなにげない場面ですが、日差しが面白いです。
ポイントは猫です。シャッターがまだ開けきれてないので、朝の陽ざしかなと思います。
いい感じですね。
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KHさんの県展制作

2012-04-29 | 県展指導
写真を撮り忘れていて、KHさんの作品をご紹介しそびれていました。



今年は、人物で県展に挑戦です。
人物で県展に出すには、かなりのデッサン力が必要です。
デッサン会で、人物をかなり勉強しましたから、その成果が問われるところです。
もう少しで完成しそうです。
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高校生の県展制作2

2012-04-29 | 高校生の絵
本庄第一高校の県展制作をご紹介します。

がんばろう東北という文字をメインに構成しています。
周りが壊れたような古ぼけたような建物の壁に付けた貼り紙です。
絵の構成としては、うまく行っています。
こういう絵は、文字の大きさ、位置、目立たせ方が問題になりますが、とてもいい感じです。

左の赤をグレー調に抑えると、もっと中心の赤がインパクトを強めると思います。

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