絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

HNさんの水彩画

2012-06-30 | デッサン会
デッサン会のHNさんが、描いた水彩画です。



先月、デッサン会で写生会を行ったときに、近くに子供がいてそれを写真に撮っておいて、後で絵にしたものです。
この場合、二人ともこちらを向いているのがちょっと問題です。
スナップ写真的になります。
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デッサンの進め方2

2012-06-30 | 私の絵
一昨日のデッサン会で描いたもう一枚です。
やはり、10分ごとに撮影しました。

 
 



全体をふわっと捕まえた後、頭から段々と仕上げるような感じで描き進めました。

これは、どこで止めてもいいという描き方です。

一応、40分までに全体に手が入るようにして、最後の10分で全体に手を入れました。

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Oさんの風景

2012-06-29 | デッサン会
デッサン会のOさんが、風景を描いて見せてくれました。



なかなか良い風景です。建物の白いものがポイントになっています。建物のギュッとした暗さの中に、白い色があるので引き締まって見えます。
横線の多い構図ですから、縦に変化するもので画面にリズムを与えます。

裏話をすると、手前の杭はありませんでした。何か杭でもあると絵になりますねと話しました。
それから、建物の屋根の上のチラチラ見える物も、付け足しました。現場は、屋根の上に何も見えませんでした。
こうした工夫がなされないと良い風景になりません。現実は絵にならないというケースが多いです。

これを私は「足し算」と言います。また、逆に邪魔なものは描かないようにということも言います。それは「引き算」です。
この「足し算、引き算」が必要だと思っています。

まだ、全体に紙の白さを感じてしまう部分が多いので、手前の白い花が素敵に見えません。
下塗りをして、しっかりした色をつけた後、白い絵具で点々と描けば、花が白く素敵に見えて来ます。

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デッサンの進め方

2012-06-29 | 私の絵
昨日のデッサン会で描いた私のデッサンです。
時間の経過とともに撮影してみました。

 


10分経過するごとに、撮影しました。全部で40分で描きました。

まず、全体をやさしく掴んでから、部分の表現に入ります。
部分は、手の辺り、膝の辺り、足の辺り、顔の辺りという気持ちを持って、描いた部分には責任を持つというような気持ちで描きます。それ以外の部分は、少し弱めに後から追いかけるつもりで描き、強調して描き込んだ部分より前に出過ぎないようにします。それが、私の考えていることです。
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栃木のTさん 80号の制作

2012-06-28 | 通信指導
栃木のTさんが、今年の県展制作を始めました。
前回は、鉛筆描きをご紹介しましたが、色塗りに入りました。



構図の研究をばっちりしてあるので、描くのもスムーズですね。
いい感じです。80号ですから、結構手間がかかるでしょう。

今は、メインの丸が小さく感じます。これは周りの円を描き込むことで、同心円が作られますから、もっと堂々としてくると思います。描き込みが足りないので、まだ、全体のまとまりがありませんが、とにかくこのまま明暗と質感を求めて進めてくださいとアドバイスしました。
描き進めてみて、途中で考えることは、細かい形が多すぎてうるさく感じないかどうかです。
もし、うるさく感じるようなら、大きなまとまりということを考えて、生かす殺すをやることです。それは、また先の話です。
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