絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

雪景色取材

2012-02-29 | 構図の研究
こんな雪景色を見つけました。
今度描いてみようかなと思います。



どうでしょうか?
写真は、もっと広く撮りました。絵にするためにトリ―ミングしました。
下の面積がまだ、ちょっと広いかなと思います。もっとカットするか、何かを加えるか考えているところです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロゼッタストーンは、なぜ大英博物館にあるか?

2012-02-29 | 美術
ロゼッタストーンは、エジプトの古代文字の解読で大変役に立った石です。

これです。



今は、イギリスのロンドンにある大英博物館にあります。
私が行ったときは、もう10年前になりますが、大英博物館に入って、左側に行き、いの一番というくらい最初のところにありました。

石だから重くて、人の手では持ち上げられませんが、もし発泡スチロールでできているなら、大きさ的には両手で抱えられるくらいのものです。

文字は、ヒエログリフといいます。神聖文字とも言われます。

実は、この石はナポレオンがエジプト遠征した時に、発見しました。
エジプトのロゼッタというところで発見されたので、ロゼッタストーンといいます。

では、問題です。

そのナポレオンはフランス人です。フランスのナポレオンが発見したのなら、ルーブルにあっても良いはずです。
なのに、なぜ、イギリスの大英博物館にあるのでしょうか。おかしいでしょ?

答えは、「フランスがエジプトでイギリスと戦って、負けたからです。」
負けたフランスは、この石を奪われてしまいました。だから、いま、ロンドンの大英博物館にあるのです。

このロゼッタストーンには、ヒエログリフの他、民衆文字(デモチック)とギリシャ文字が書かれていました。
三種類の文字が書いてあるということは、同じ内容が書かれているのではないかということが考えられます。
そのため、解読するのにとても都合がいい資料になりました。

解読に成功したのは、フランス人のシャンポリオンでした。

発見したのがフランスなのに、イギリスに取られてしまったということで、フランスは悔しい思いをしました。
そのため解読競争では汚名挽回したかったのでしょうか。

このロゼッタストーンには、クレオパトラという文字とプトレマイオスという言葉が出て来ます。
そこから解読が始まったようです。

因みに、クレオパトラは7人いたこと、ご存知ですか?
シーザーと結婚したクレオパトラは第七代目のクレオパトラです。
ここに書かれているのは、そのクレオパトラ7世ではありません。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わーっ 雪 !!

2012-02-29 | 日記
朝、起きたら雪景色でした。

わーっと 感激!!

日本海側の大雪のニュースを聞いていると、雪を見て喜んではいけないかなと思いますが、
雪が滅多に降らない関東では、この雪景色は感激なのです。

我が家の玄関から出た庭の風景です。

 

まだ、降っています。
止んだら、車で雪景色の撮影に行こうと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安曇野風景

2012-02-28 | 通信指導
栃木のTさんが、安曇野の風景を描いてくれました。



この場所は、デッサン会のFNさんが、描いた場所です。
ここからの風景は、有名なのでしょうか。二人が同じ場所から描いています。

とても爽やかに描けました。

問題点は、左の建物の暗い部分がつぶれ過ぎています。
宇宙空間になってるねと良く言われます。影の中の微妙な明るさを表現しないとちょっと暗さがきつすぎます。
また、手前の木の葉と遠くの木の葉の違いがもう少し出てもいいかなと思います。ちょっとまぎれ過ぎています。
前後が分からなくなる部分は、確かにありますが、少しだけ手前を感じさせる部分があってもいいかなと思います。

それだけが、ちょっと気になりますが、それ以外はとても良く描けています。
割と普通の風景画は、初めて描いたのかな?
デッサンばかりでなく、時々このような風景画を描いて楽しむのもいいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミロのビーナスはなぜルーブルにあるか

2012-02-28 | 美術
ミロのビーナスは、エーゲ海のミロス島で発見されました。



地図の上では、エーゲ海で一番大きな島であるクレタ島から見ると、クレタ島の西の端から真っすぐ北へ上がったところにこのミロス島があります。ミロス島で発見されたビーナスなので、ミロのビーナスと言われます。

言い伝えによると、お百姓さんが畑を耕していたところ、あるときカチンと音がしたので、何だろうと思って掘り返して見ると
このビーナス像が出てきたそうです。面白い話なので、ついこの話をしてしまいます。
しかし、現実は、洞窟のようなところで発見されたということです。

余談が長くなりましたが、では、なぜこのミロのビーナスがルーブルにあるかという

質問の答えは、

「フランス隊が発見したから」です。

というよりも、本当は言い伝えのように、現地の農民の人が発見したようです。ただ、この場所が遺跡調査をしている外国の区分で言うと、フランス隊の区域でした。そのため、フランスが持ち帰ることができたのです。

この当時は、調査隊が入って発見した遺跡は、その調査隊の国のものになるというルールがあったようです。

実は、このビーナスは発見されてからしばらくほったらかしにされていました。フランスはこの像の価値をあまりわかっていなかったようです。そのため、ドイツの発掘をしている人たちが、ここにこんなものがあるぞと言って、その価値に気付いて、持って行こうとしました。もう少しで、これは、ドイツに運ばれるところでした。それに気づいたフランス隊は、ちょっと待ってくれ、これはフランス隊の調査区域で発見されたものだから、フランスの物だと、ストップをかけたのです。

もし、ドイツへ運ばれていたら、今頃はルーブルではなく、ベルリンのペルガモン博物館あたりに展示されているのでしょう。
面白いですね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする