ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

お子様の幸せを願って、メール、スカイプでの相談、面談を行っています。是非ご利用ください。

見えるものしか見えない

2010-04-07 | 育児
 人から注意を受けたり、問題点を指摘されたりすると気分を害されると感じる人がいます。
 特に相手にあまりよい印象をもっていない人から言われた場合は、特に強く感じるようです。
 これは、一体なぜなのでしょう?
 この場合、注意や指摘を受ける内容についての問題よりも、注意や指摘そのものに抵抗を感じていることの方が強いのではないでしょうか。
 冷静に内容だけを考えてみると、自分が気づかなかったり、気づいていても姿として表していなかったりしているため、言われても仕方ないということがあります。ただ、冷静に受け止めることができないため、気分を害するのです。と言うことは、原因は相手ではなく、自分にあるということになります。
 例えば、自分が優位に立っていると思っている(または、卑下している)相手の言葉は、耳障りになります。それは、優位に立っているはずの自分が言われることで、自分が優位に立てなくなるからです。自分の立場が崩れることは、とても危険なことです。ですから、自分を守るためにこんな感情が出てくるのでしょう。
 また、自分でも気づいていることであれば、分かっていてもできない自分がそこにあるため、自尊心を傷つけられた気分になります。これも自分を守るために相手の言葉を拒否したくなります。
 このように考えると、自分を守るために相手の言葉を受け入れないようにしている自分が見え隠れすることが分かります。
 相手の言葉を受け入れる自分自身がそれほど立派なのでしょうか。そして、自尊心を傷つけられるほど重要な問題なのでしょうか。
 完璧な自分などいるはずはありません。自分と同じ人など一人もいません。自分よりも優れている面を誰もがもっています。逆に劣っている面を誰もがもっています。自分自身を見つめたときも同様です。優れた面もあれば、劣った面もあります。比較して優位に立ったり、立てなかったりすることは、どの場面でもあります。
 ですから、そんなにこだわる必要のないことにこだわっているのかもしれません。
 注意されたり、指摘されたりしたことに率直に耳を傾け、言われても仕方ないと割り切って考えられる自分を作ることは、決して自分を否定することではありません。むしろ、言ってもらえるだけの価値ある存在だということを自覚することができます。そして、この方が自分を生かすための心強い言葉として受け止めることができます。また、意欲も増してきます。
 物事は自分次第でどのようにも受け止めることができることがわかります。常に前向きに生きようと心がければ、必ず物事の肯定的な意図が見えてくるように思います。

地域とのつながり

2010-04-06 | 育児
 子どもたちへの温かい視線を送っているのは、学校、家庭だけではありません。地域の方々も同様です。しかし、地域の方々の姿は、なかなか見えにくいものです。
 学校にわざわざ出向いていただける方ならば、分かるのですが、家庭の方で活躍されたり、休日に活躍されたりしていると全くその動きをつかむことはできません。
 特に担任をしていると教育課程に関わる方以外は見えません。
 地域の方々の動きは、子どもたちからの情報で集まる事が多いように思います。地域行事に参加したり、地域の活動を定期的に行っていたりするとその時の情報が入ってきます。
 つまり、地域と学校をつないでくれているのは、子どもたちだということにもなります。
 そして、その子どもたちを見て、地域の方々は、学校を評価します。
それが、個々の家庭の問題だとしても集団になると、「最近の学校は!」などと批判の対象にもなります。学校を正確に判断していただく材料が乏しい中で、そのように判断されても仕方がありません。
 ただ、このように批判される背景に、学校を頼りにしているという思いや、学校は地域にとって大切な場所だという意識が見え隠れします。
 同じ場所にありながら、実は内側では変化をしているので、その実情はなかなか地域の方からは、分かりづらいのも学校です。毎年のように構成メンバーが変わり、数年間で校長も変わります。
 そんな不安定な学校であっても大切な場所なのです。
 子どもの姿がよくなれば、学校は「いい所」「信頼できる所」となって地域の方々に映るのでしょう。逆に子どもが悪くなれば、地域の方々には「心配な場所」と映るのでしょう。
 地域の方々の協力を得るにも、子どもたちの姿によって、関わりやすさが違ってきます。
 地域に生きる子どもたちです。地域を担う子どもたちです。教師の手を離れたところでも活躍する子どもたちです。この事を意識するだけでも、目の前の子どもたちへの対応が違ってきます。
 まずは、休み中の暮らしぶりをつかむところから始めてみたいと思います。そして、地域の方々を巻き込んで子どもを育てていきたいです。

指導のコツをつかむ

2010-04-05 | 育児
あるおじいさんが孫を連れて、鉄棒の練習に学校へ来ました。2人のお孫さんの鉄棒の練習の様子を少し観察していると、少し問題点が見えてきました。
 逆上がり練習器を使っているのですが、ひじがのびてうまく回れないのです。そこで、ひじを曲げて回るようにアドバイスをしました。
 上の子は、すぐにこのことを取り入れて練習をしました。
「できた。」と喜ぶ上の子の姿を見て、私は、安心してその場を立ち去りました。
 ここで、振り返ってみたのですが、なぜ、子どもの姿を見て、すぐに問題点を見つけることができたのかということです。
 これは、今までに逆上がりの指導をしてきた経験があったからだと思いました。
 同じような躓きをもった子どもをたくさん見てきています。その子どもたちに姿と目の前にいる子どもの姿を重ねてみているのだろうと思いました。
 きっとその経験がなければ、問題点としてひじに着目することはなかったと思います。
 私たち教師は、こうした経験を身につけることで指導力をアップさせてきています。いくら経験を積んでも、見えないものは、見えません。指導して体験を積んだから話すことができたのだろうと思います。
 自信がないからできないと諦めていると、体験することなく年だけを重ねていきます。与えられた機会を指導力を高めるチャンスと捉え、前向きに考えていきたいと思います。
 そして、その取り組みが将来で合うであろう子どもへの指導の役に立つのです。
 新しく受け持たなくてはならない内容は、避けるのではなく、いかに今の自分に取り入れたらよいのかを考えてみたいと思います。まずは、挑戦です。

笑顔がモットー

2010-04-02 | 育児
 新しい職場の仲間に自己紹介をする機会を得ました。この時に何を話すとよいのか、とても迷うものです。
 少しでも私のことを分かってもらいたいという気持ちもありながら、これから一緒に関わる仲間へのメッセージを送りたいという気持ちでいる自分がそこにいました。
・自分が大好きです。
 自分に厳しくなったり、自信がなかったりするとどうしても自分を責めてしまうことがあります。すると自己否定をする自分になってしまい、嫌いな自分を作ってしまいます。どんなことに対しても前向きになるためには、元となる自分が好きでないとできません。好きだから頑張る自分に応援したくなるのです。
・笑顔がモットーです。
 笑顔は、相手に安心を与えます。心を開くことにつながります。私たちの仕事は、まず、人間関係を築くことから始まります。そのきっかけはまずこちらが心を開くことだと思います。そのためには、何でも受け入れるという構えで笑顔でいることがとても重要になります。これは、理屈ではなく、作るものでもありません。心からそう思える自分になることが相手との信頼関係を築くのです。
・笑顔一杯の職場にしたいと思います。
 互いに心を開き、何でも話せる関係を築くことがとても重要になります。そのために何をすべきかが分かっていないとただ、綺麗事になってしまいます。まずは、職場の仲間を理解するところから始まります。そのための働きかけが十分できるように動き回る自分になることから始めます。
 助けてもらうことの多い時期です。感謝の気持ちを忘れずに、支えられる自分を早く作りたいと思います。

新たな一歩

2010-04-01 | 育児
 新たな職場となった今、新一年生が入学するときの不安と期待の入り混じったあの感覚に近いものが今の私にはあります。

 この気持ちは、きっと新しい職場になった人ならば、誰もが感じるものだと思います。

 さて、この状態で一番大切にしたいことが、目標設定です。新たな一歩を歩み出す方向を決めたり、歩幅を決めたり、姿勢を決めたりします。

 どんな目標を掲げるかによってこれからの歩みが決まります。
目標を決めたら、次の点について問い返してみたいと思います。
・どんな自分を目指すのか。
・そのことには、どんなねうちがあるのか。
・そのために何をすればよいのか。
・それを続けるとどんな力がつくのか。
・周りの人々にどんな影響を及ぼすのか。

 特に忘れやすいのが周りへの影響です。自分の目標が人のためになったり、人に影響を与えたりしていることを自覚すると遣り甲斐につながります。ここがポイントになるかもしれません。

 私たちは弱いものです。なかなか続けることができません。自分ひとりで頑張るというよりも人を巻き込み、支えてもらうこともよいでしょう。一人でできないことでもできるようになります。

 これが仲間の力です。ですから、目標が決まったら、「宣言」したいと思います。そして、それを「見ていてください。」「できていなかったら声をかけてください。」と話します。

 忘れないためには、掲示することも大切です。いつも意識できるように見えるところに掲げておきます。

 その準備をこれから始めようと思います。