ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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諦めることも

2015-01-27 | 育児
 私たちには、無限の可能性があります。これは、子どもだけではなく、人間だから誰にでもあります。ただ、子どもの方が大人よりも可能性が高いのは、大人になるにつれて、制限が多くなるからです。
 大人になるにつれて、自分で作り出した価値観に縛られ、可能性を自ら奪っていったと考えられるからです。

 でも、その可能性を手放したわけではありません。

 私たちが子どもと向き合っている時、子どもにいろいろな願いをもちます。
「こうなってほしい。」「こうあるべきだ。」などと自分の大切にしている価値観を子どもに示します。

 これはある面、子どもの可能性を伸ばすことになりますが、逆にこの価値観で子どもを縛ることにもなります。

 3学期も中盤となった今、まだ十分できていないと考えていることがきっとあると思います。しかし、それは、もうあなたの力ではどうにもならないと考えて諦めることも大事です。

 ここまできてできなければ、それは、あなたに力がなかったと考えた方がよいでしょう。

 自分の力の限界を知ることで、新たな可能性が生まれます。
あなたがこだわればこだわるほど、その可能性が見えにくくなります。

 一旦手放すことにより、視野を広げることができます。
これが、可能性を広げることになります。

 諦めることは、自分を否定することではありません。自分の可能性を広げるために、手を引くだけです。決して手放したことにはなりません。

 自分の力は小さいけれど、多くの人に頼ることで大きな力になります。これが組織力になります。互いに助け合って、子どものために協力し合うことで、思わぬ力が生まれます。

 子どもの幸せのために、どうか自分の力を過信せず、諦めることにも挑戦してみましょう。そして、頼ることで子どもの可能性をもっと高めていきましょう