ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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子どもの安全・安心のために

2009-05-07 | 育児
 長い休みを終えて、いよいよ本格的な授業を行う時期になった。この連休中は、学校の事を忘れて、思う存分にしたいことをしようと決めて過ごしたが、日常生活においても、子どもと保護者との関わりが気になってしまう自分を発見することになってしまった。
・子どもを連れて歩く保護者
 歩道を歩いているが、車側に子どもが来るように歩いている。万が一何かの拍子で車道に出たり、逆に車が歩道に入ってきたりしたときにどのような状況になるのかを考えているだろうか。手をつないでいるにしても子どもを車道から離れた安全な側を歩かせ、車からできるだけ離れて歩かせ、万が一の場合は、自分が身を挺してでも子どもを守ろうという思いで歩く保護者はどれ程いるだろう。手をつながずに歩かせている時の保護者の立ち位置も同じだ。子どもの後ろを歩く姿が多い。危険への対応が早くできる距離や場所を考えているだろうか。できれば、車道に近い方を保護者が選んで歩きたい。
・デパート内の子ども用ミニ遊具で遊ばせている保護者
 子どもたちが自由に動き回っているのを周りで見ている。すでに安全なものだという認識の上に立っていて、活動場所がこのエリアの中ならば安心して遊ばせられると考えている。子どもの近くで本を読んでいる保護者や別の保護者と話をしている保護者を見かける。しかし、この場所は、多くの子どもが遊んでいる場所であり、それも知らない他人ばかりが遊んでいるのだ。どんな関わり方をするかわからない子どもがいると考えると不安で目を離すことはできない。そんな気持ちでいる保護者はどれ程いるのだろう。事故は自分一人だけが気をつけていれば起きないものではない。人と接することで起こる事故もある。子どもに合わせて、場所を移動するくらいの見届けはしたい。
・公園の遊具で遊ばせる保護者
 子どもの近くで子どもを見守りながら遊ばせている保護者の姿を多く見かける。しかし、危険を察知して声をかける保護者は少ない。行動の裏にある子どもの心を考えながら、子どもの行動を先読みし、危険な姿になるであろうと思った時には、「危ないよ。」「ここにつかまりなさい。」と声をかけたい。けがをしてからでは遅い。遊具のせいにはしたくない。安全な遊び方は、その時々に違う。それを教えるのは、遊びを見ている保護者にしかできない。黙って静かにしている保護者がいかにも多い。子どもの遊びにもっと積極的に関わって、安心して遊べる子どもたちにしてやりたい。
 さて、いよいよ学校の生活だ。子どもたちが安全で安心して学校生活ができるために見落としていることはないだろうか。もう一度、見つめ直してみたい。