ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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よりよい人間関係を作る力

2006-11-21 | 育児
 いじめは、どこでも起こりうる問題である。それが継続しないようにいかに早くそのサインを発見するかが重要ではあるが、それ以上に大事なことは、人間関係作りがうまくできない子どもが多いためにいじめが起きるのだと考え、その対策を急ぐことが重要だと考えたい。いじめの発生は、ほんの些細なことがきっかけとなる。相手を思いやらない言動や、お互いの立場や思いを無視した集団作りなどがある。
・服装の乱れが気になるから注意をする。
 (それが,自分本位に続くと「きもい」「ださい」につながる。)
・技能が身に付いていないから手助けをする。
 (それが自分本位に続くと「おまえ馬鹿か!」)
・仲間と同じ行動ができないから注意をする。
 (それが自分本位に続くと、仲間はずれにつながる。)
相手の努力を認めようとしない姿や相手の立場に立ってフォローし続けられない姿がいじめにつながる言動になる。これは、学校教育だけでは解決しない。子どもと関わる人々の生き方である。弱者に対するその人の生き方なのである。
「よりよい生き方をするためにお互いに助け合おう。」という思いを持ちながら、助け合っている生き方をいかに子どもたちに身につけさせるかを考えなければならない。