ひよりの音楽自己満足

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13.2.2 STELLA LEE JONES

2013-02-04 23:23:24 | ライブレポ プログレ2012-2013
◇ 2013.2.2 吉祥寺SILVER ELEPHANT
<新生STELLA LEE JONES始動!>
 2009年にギタリスト<平田聡さん>が中心となって結成された<stella lee jones>。2011年暮れに待望のデビューアルバム「A FLOATING PLACE」を発表し、それがまたとっても素晴らしいアルバムで2012年も活躍してくれるを楽しみにしていました。ところが、ヴァイオリンのテイさんがこの年の7月のライブを最後に脱退されてしまって超ショック!フロントの花形不在でバンドは一体どうなってしまうのかと心配しておりました。しかし数ヵ月後には平田さんが新曲のデモを断片的ながらもネットにUPされてビックリ!しかもこれまでとは異なったアプローチもあって、平田さんのステラに懸ける熱意が伝わってきて嬉しくなっちゃいました。そして暮れには2/2にワンマンライブとの情報にビックリ!思わずバンザイしちゃいました。しかもメンバー表には新たな女性ヴァイオリニスト<入山ひとみさん>のお名前が。自分は不勉強なため、入山さんのことは存じておりませんでした。いったいどんなサウンドを聴かせてくれるのか、新曲の出来もめっちゃ楽しみで、もちろん速攻ライブ予約をして当日を楽しみにしていました。
 <stella lee jones>現メンバーは平田さんの他、ピアノ<佐藤真也さん>、ドラムス<谷本朋翼さん>、パーカッション<工藤げんたさん>、アコーディオン<佐々木絵実さん>、ベース<瀬戸尚幸さん>、そしてニューヴァイオリニスト入山さんの7人です。さらに今回はスペシャルゲストとして凄腕ギタリスト<本吉大我さん>が参加されるとのことで、こちらも楽しみです。

 さて当日。事前に平田さんがtwitter等で“混雑が予想される”と書き込みされていたので、定時かっきりに仕事を終えてダッシュで駅へ。ちょっと電車が遅れたものの、開場時間ギリギリに吉祥寺に着いてなんとか席を確保です。やはり情報の通りに超満員です。客席には巨匠難波さんや大山さんなどなど名だたる凄腕ミュージシャンの方々が大勢いらしてましたね。
 ステージは向かって左にギターとベース、でギターアンプの後ろにキーボード。中央後方に綺麗なパープルの3タム1バスのドラムセット、その隣にコンガやシンバル他いっぱいのパーカッションセット。フロント右がアコーディオン、そしてフロント中央がヴァイオリンです。さらにパーカッションセットの前にはギター用のマーシャルアンプがでんと座って。そうそう、平田さんの位置にはノートパソコンがセットされてました。

 19時5分頃、客席が暗くなってメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。平田さんはサンバーストのストラトを、瀬戸さんはサンバーストのJAZZベース、入山さんはアコースティックヴァイオリンを抱えて登場です。初めて拝見する入山さん、ゴールドのスカート(?)にカラフルなお衣装で、ちょっと茶目っ気のある可愛いらしい女性といった感じでステキ!佐々木さんは対照的に黒のロングスカートのシックなスタイルで大人の女性といった感じで素敵です。

 平田さんのカウントとリズミカルなワウギターリフからはじまった1曲目は「Jigsaw Cats」っておっしゃったかな?新曲です。ミドルテンポのパワフルでファンキーなリズムにのって、ストロボライトが点滅するなか、ダンサブルな感じのリフからヴァイオリンが伸びやかに奏で、アコーディオンとユニゾン、さらにキーボードともハモって。そしてライトが点滅するなか、ダイナミックなリフがはいってドラムも叩きまくって、パワフルなリフからヴァイオリンが伸びやかに雄大に奏で、ギターも加わって。その後一旦止まってから、ヴァイオリン・キーボード・アコーディオンがリズミカルなリフを弾き、そこからヴァイオリンのテクニカルなソロが。ドラムとパーカッションがパワフルに叩いて盛り上げます。中盤ではベースの力強いズンズンリフにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンも加わって、そしてギターとヴァイオリンがユニゾンやハモりでリフを弾き、ブレイクリフをキメ、ドラムが叩きまくって。終盤ではギターとヴァイオリンのリフをバックにキーボードのテクニカルなソロが。ラストはパワフルなユニゾンやハモりのリフからドラムとパーカスも叩きまくってFin。

 「STELLA LEE JONESです。お久しぶりです」「たくさん集まってくださってありがとうございます」って平田さんが挨拶して大拍手!「お気づきかと思いますが、ステージ上がいつもとちょっと違う」って平田さん。「平田さんのメガネが違う」ってげんたさん、爆笑!「真ん中に間違いが」って平田さん。「それ失礼だろ!」ってげんたさん、爆笑!「間違い探しはあとで」って平田さん。「もう判ってるでしょ」って爆笑!
 1曲目の新曲は、平田さんが以前ラジオの仕事をしてたときに作った曲だそうで、「いわゆる“使い回し”ですね」ってげんたさん、爆笑!今回は2部構成のライブで、第1部は全て新曲とのことで大拍手です。「そのうちの使いまわしは何曲ですか?」ってげんたさん、爆笑!考え込む平田さんに「真剣に考えることじゃないでしょ」って爆笑!

 「ポップな曲」って平田さん。2曲目は「8月の雨」っておっしゃったかな?雨の中、車が通りすぎるような効果音がながれ、ピアノとアコーディオンがミドルテンポでリズミカルなリフを弾き、ギターが加わり、そしてベースとヴァイオリンがリズミカルなリフを爽やかに奏でて。その後、パワフルなマーチングスネアとマラカスのリズムがはいってアコーディオンとヴァイオリンがユニゾンで伸びやかにほのぼのした感じのメロディを奏で、ギターとヴァイオリンがユニゾンやハモりで伸びやかに。メルヘンチックな感じもする曲調で、聴いていて思わず笑顔になってしまうような素敵な曲ですね。そしてヴァイオリンのリズミカルなリフとパワフルなドラムからギターとベースがユニゾンで力強く奏でて。終盤ではヴァイオリン・ピアノ・アコーディオンがリズミカルなリフを、ギターもはいって、そしてパワフルなドラムと太いベースからヴァイオリンが伸びやかに美しく奏でて。それが徐々に静かになって、ゆったりと。

 「爽やかな曲、結構気に入ってる」って平田さん自画自賛で「天才、平田聡!」ってげんたさん、大拍手!「いや、天才じゃないです」って平田さん。「いろんな意味でね」ってげんたさん。
 次の次の曲名はボリビアにある真っ白な塩の湖の地名だそうで、雨が降って水がたまると、青空が水面に美しく映るそうで、「塩の塊もプログレらしい」って平田さん、爆笑!「さすが天才にしかわからない」ってげんたさん。「ダリの絵のような感じ」って平田さん。「平田さん的にはダリの絵がプログレなの?」ってげんたさ。「その辺がよくわからない」って平田さん、爆笑!ここでタイトルのスペルを話はじめますが「違う」って声が。「1曲目のスペルもGが抜けてた」って瀬戸さん。「じゃあやめましょう。カタカナで書いて」って平田さん、爆笑!

 3曲目は「鏡」。無線でしゃべってるような効果音がながれ、ヴァイオリンがリズミカルなリフを、ギターがディレイを効かせたリズミカルなリフを弾き、アコーディオンも加わって。そして大きな音で弾いたり、小さな音で弾いたり、おおきな音の波のうねりのように響かせて。
 続いて4曲目は「サラデウユニ」っておっしゃったかな?アップテンポのスリリングなリフからピアノのリズミカルなリフ、ギターとアコーディオンのリズミカルなリフがオレンジライトのなかながれ、ドラムがスネアロールからアップテンポのリズムを叩き、ヴァイオリンとアコーディオンがメインリフを力強く奏でて。その後ギターとピアノのリフとベースの力強いラインにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンとリズミカルなリフを。中盤ではピアノとギターのリズミカルなリフが静かにながれ、ヴァイオリンとベースのハイキーでのリフが、パワフルなドラムとパーカッションの楽しいラテンリズムにのってながれ、ヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、ダンサブルな感じでダイナミックに盛り上がって。ラストはピアノリフにのってアコーディオンが伸びやかに奏で、アップテンポのリズミカルなリフが。

 「ありがとうございました」って平田さん。「演奏する方は大変なんです」って。「ちゃんと紹介してあげたら?」ってげんたさん。「オンヴァイオリン、入山ひとみ!」って、大拍手!「“あねご”です」って平田さん。「ようこそ!こんな大変なバンドに」って朋翼さん、大拍手!「オレだったら断る」ってげんたさん、爆笑!入山さんは名古屋出身だそうで「何か名古屋弁でしゃべって」って平田さん、爆笑!ここで平田さんと入山さんがローカルなお話を。

 次の曲は「アレンジを大幅に変えた」って平田さん。そして朋翼さんがカウントを始めた途端「止めて!」って平田さん。皆さん超ビックリ!「ギター、平田聡!」ってげんたさん、大拍手!平田さん、まだチューニングをしていなかったようで。あらためてダイナミックで伸びやかにはじまった5曲目は「The Winter Song」。ピアノのリズミカルなリフとトライアングルのリズムにのってヴァイオリンとアコーディオンが幽玄に奏で、ブレイクリフからギターとヴァイオリンがゆったりとしっとりと。ウインドベルが綺麗に響いたあと、ギターとベースのゆったりとしたリフがながれ、ヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかにしっとりと。オレンジライトのなか、ムーディでロマンティックな雰囲気がただよって。中盤ではヴァイオリンが美しく艶やかに奏で、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいってドラマティックに盛り上がって、ギターのエモーショナルなソロへ。その後アコーディオンとピアノが哀愁ただようメロディをしっとりと奏で、トライアングルのリズムからアコーディオンがゆったりと伸びやかに奏で、ヴァイオリンが加わって美しくハモって。そしてカラフルライトのなか、ピアノの美しくロマンティックなソロが。終盤ではピアノとヴァイオリンとギターのテクニカルなリフから一旦止まって、ラストはゆったりとしっとりと。

 今回のライブに備え、新曲の作曲もあり、昨年の9月から18回で延べ60時間以上もリハを重ねてこられたそうで。でも「メンバー全員が揃ったのは今年になってから」って朋翼さん。「リハのためにライブやってるようなもの」ってげんたさん、爆笑!

 第1部最後となる6曲目は「夢の境界線」。レッドライトのなか、アコーディオンのリズミカルなリフとベースの力強いラインとトライアングルのリズムにのってヴァイオリンが力強く伸びやかに奏で、アコーディオンのリフからギターがゆったりとしっとりと奏でて。そしてベースのパワフルなリフとマーチングスネアリズムからヴァイオリンが幽玄に美しく奏で、ミドルテンポのパワフルなリズムがはいってヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、さらにアコーディオン・ヴァイオリンとバンドリフの掛け合いも。その後ミラーボールが回るなか、アコーディオンとヴァイオリンがハモってドラマティックに盛り上がって。中盤では暗いステージのなか、ノイズ的な効果音が鳴り響き、カオス状態に。そしてピアノのテクニカルなリフにギターが加わってユニゾンで。そこにヴァイオリンとアコーディオンが伸びやかに奏で、ギターとベースがユニゾンでテクニカルなリフを弾き、パワフルなドラムとともに盛り上がって。その後ミラーボールが回るなか、ダイナミックなリフがゆったりと雄大にながれドラマティックに盛り上がって。終盤では静かになったあと、ヴァイオリンとアコーディオンがゆったりと伸びやかに奏で、そしてレッドライトのなか、アップテンポのパワフルなリズムがはいって盛り上がって。ラストは一旦止まってからゆったりとしっとりとFin。

 「ありがとうございました」「第2部はお待ちかねのスペシャルゲストをお迎えして」って平田さん。これにて第1部終了です。時計を見ると19時53分。約50分の第1部でした。

 20時15分頃、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。ゲストさんはまだのようです。そして第2部最初となる7曲目は「Synapse」。イエローライトのなか、アップテンポのシンバルのリズムからはじまってピアノがパワフルなリフを、ギターが流麗なリフを、ヴァイオリンがゆらゆら揺れるリフを弾き、アコーディオンが伸びやかに奏でて。そしてヴァイオリンがリズミカルなリフを弾き、ギターが加わって、パワフルなドラムとともに盛り上がって、ヴァイオリンがドラマティックに奏でて。その後アップテンポのパワフルなリフからヴァイオリンとアコーディオンがリズミカルなリフを弾き、レッドライトのなか、伸びやかに力強く奏で、ギターとヴァイオリンのテクニカルなリフからダイナミックに。中盤ではピアノのテクニカルなソロが。ここで平田さんが「本日のスペシャルゲストをお迎えします。ギター、本吉大我さんです!」って大拍手大歓声!黒ボディのヘッドレスのギターをアップ気味に抱えて準備を。ピアノソロから今度はヴァイオリンのパワフルでリズミカルなソロが。大我さんは身体でリズムをとって慣らして。そしてお待ちかねの大我さんのギターソロです。テクニカルにタッピングも交えて高速で弾きまくって。ソロが終わると大拍手!その後ダイナミックなリフからアコーディオンが伸びやかに奏で、ヴァイオリンが力強くドラマティックに奏でて、パワフルな叩きまくりドラムとともに盛り上がって、ラストはテクニカルなリフからブレイクをキメてFin。

 「オンギター、本吉大我!」ってげんたさんが叫んで大拍手!「凄いですね。どう弾いてるか全くわからない。今度教えていただきたい」って平田さん。「平田さんも凄いですよ」って大我さん。「宜しく御願いします」って、大拍手!「本日は3曲、宜しく御願いします」って平田さん。

 8曲目は「Clouds」。ドラムのカウントからレッドライトのなか、ダイナミックなリフがゆったりとながれ、ピアノの綺麗なリフからアコーディオンがしっとりと奏で、ヴァイオリンが加わってユニゾンで伸びやかに奏で、ギターがメロウにゆったりと奏で、そこからパワフルでダイナミックなリフが。その後ゆったりと幽玄な感じになって、ギターとヴァイオリンがユニゾンで奏で、オレンジライトのなか、ピアノのしっとりとしたリフからベースの味わい深い音色のソロが。そしてパーカッションが効果音のアクセントを入れて、ピアノのしっとりとしたソロへ。中盤では大我さんのエモーショナルかつテクニカルなソロが。途中譜面が落ちてしまって、それを佐々木さんが拾ってあげて。ソロが終わると拍手です。その後、ダイナミックなブレイクリフからアコーディオン・ギター・ヴァイオリンがユニゾンでゆったりと奏で、そして再びダイナミックに、さらに激しくパワフルなリフを。終盤ではドラムフィルからギター・ヴァイオリン・アコーディオンがユニゾンでゆったりと奏で、オレンジライトのなか、ゆったりと雄大にドラマティックに展開して。

 「いつもと違ってJAZZロック的」って平田さん。ここで大我さんがマイクを。「どうもこんばんは、ギターの本吉大我です」って大拍手!「今回、平田さんとご縁があって出させていただいて」って。「たくさんのお客さんの前で、緊張してます」って。ここで本日持参された物販のCDの宣伝を。10枚限定とのことで、自分は開演前に即GETしちゃいました。そのCDは昨年暮れにここシルエレでやったJAZZライブを4曲収録されていました。ちなみにそのときのピアノの方が某有名T大卒なのだそうで。大我さんはもう1人T大卒のピアノストをご存知だそうで「日本で1番の凄いピアニスト」って。すると平田さんが「いや、今日は難波さんがいらしてるから」って、爆笑!「いや、2番です2番」「いや3番です3番目。すいません」って真也さんにも気を遣われて大爆笑!

 9曲目は「眩暈」。カウントからダイナミックなユニゾンリフがはいって、それがだんだん速くテクニカルに。そしてドラムフィルからオレンジ&レッドライトのなか、ユニゾンリフがスリリングに展開し、ギターのアップテンポのヘヴィリフからギターとヴァイオリンがユニゾンでミステリアスなリフを。その後ハイテンポのJAZZモードになってヴァイオリンのアグレッシブなソロが。叩きまくりドラムとともに盛り上がって、大我さんのテクニカルな弾きまくりギターソロへ。それが後に弾きまくり叩きまくりのアヴァンギャルドなカオス状態になって盛り上がって。終盤ではドラムフィルからギターがアップテンポでヘヴィリフを弾き、ユニゾンでミステリアスなリフを。ラストはテクニカルなリフをパワフルにキメて。曲が終わると大拍手!「オンギター、本吉大我!」ってげんたさんが叫んで大拍手大歓声!「お疲れ様でした」って平田さん。ここで大我さんのセットは終了で、大我さんが大拍手のなか、ギターを抱えて楽屋へ。

 「ここからはいつものスタイルで」って平田さん。「ちょっと気を落ち着けてからにしたほうが」ってげんたさん。次の曲は「テイさんのイメージがある」って。「JAZZ屋さんが弾くとどう変わるか」って。
 10曲目は「Jean Pierre」。レコードのヒスノイズの音がながれ、ピアノのワルツリズムのリフにのってヴァイオリンがしっとりと奏で、スネアのリズムがはいってヴァイオリン・ギター・アコーディオンがゆったりと伸びやかに優雅に奏で、パーカッションが鈴を鳴らし、徐々に盛り上がって。古き良き時代の舞踏会のような雰囲気、いいですねぇ。

 「こういう曲は楽でいいですね」って平田さん。ここで告知タイムです。ステラの予定はまだないようですが、まずは平田さんが4/13のエレアスライブの宣伝を。客席後方の大山さんと確認しながら告知されて。続いては朋翼さんがライブと物販CDの宣伝を。続いては「本日の主役」って朋翼さんが入山さんにマイクを渡して。「今日初めて皆さんにお目にかかるということで」ってライブ情報を書いたフライヤーの説明を。先ほどのお話の通り、入山さんは普段はJAZZ界で活躍されているそうで。今度ぜひ観にいきたいっす。「今回、平田さんのかっこいい楽曲に参加させていただいて本当に感謝しています」って。さらに「アタシはJonesさんって外人かと」って大爆笑!その後、げんたさんと真也さんがライブ告知を。真也さんと瀬戸さんが活躍されているQuiのライブは4/1だそうで。客席にはギターの林さんも。

 「しんみりと聴いてください」って、本編最後となる11曲目は「Stella Lee Jones」。薄暗いなか、ギターリフをバックにアコーディオンがしっとりと奏で、ピアノリフからトライアングルとシンバルのリズムにのってヴァイオリンが伸びやかにたおやかに奏で、アコーディオンとヴァイオリンが掛け合いのようにフレーズを奏でて。そして徐々に盛り上がっていって、レッドライトのなか、パワフルなドラムとともにアコーディオンが力強く奏で、ヴァイオリンとともにゆったりと雄大に。その後ヴァイオリンとギターがユニゾンでゆったりと奏で、アコーディオンが加わって綺麗なピアノリフとともにドラマティックに。中盤ではワルツリズムでアコーディオンがしっとりと奏で、ヴァイオリンが加わってユニゾンでゆったりと。そこからギターとアコーディオンの力強いリフがはいってドラムもパーカッションも叩きまくって盛り上がって。終盤ではピアノのしっとりとしたリフからヴァイオリンとアコーディオンがゆったりと奏で、それがドラマティックに盛り上がって。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました」「ヴァイオリン、入山ひとみ!パーカッション、くどうげんた!ドラムス、谷本朋翼!ベース、瀬戸尚幸!アコーディオン、佐々木絵美!ピアノ、佐藤真也!」って平田さんが紹介し、朋翼さんが「ギター、平田聡!」って紹介しておのおのに大拍手!「ありがとうございました!」って平田さんが挨拶を。大拍手大歓声がそのままアンコールを求める手拍子に。真也さんが一旦ステージを降りようとしましたが、すぐに戻ってそのままアンコールに突入です。

 「ありがとうございます。このままいきます」って大拍手!「次の曲、入山さんがどうしてもやりたいっていうネタがあるんですよね」って平田さん。「最近ステラでJRの駅の音を演奏するのが流行っていて、あ、今日はKQか」って。平田さんが入山さんに「ちょっとやって」って。「え、いまやるんですか?」って入山さん。「なにネタばらししてんの」ってげんたさん、爆笑!すると平田さんが某駅の発車前のメロディを弾いて大拍手!でも「音ちがう」って声が。「厳しい」って。「いずれちゃんとやりましょうよ」って平田さん、爆笑!「結構名曲があるんですよ」って。
 オーラス12曲目は「Parallel Railways」。まずは駅の雑踏の音がながれ、げんたさんが発車のホイッスルを高らかに鳴らし、ヴァイオリンが汽笛風サウンドを、アコーディオンが蛇腹をいっぱいに伸ばしてシュッシュッって音をだんだん早く鳴らして、ギターが弦を叩いてガタンゴトンって音を鳴らし、パワフルなドラムとピアノリフがはいって、ギターとアコーディオンがテクニカルなリフを弾き、ここでヴァイオリンがKQの特定の車両が発車するときに発するドレミ音階を鳴らして。マニアな鉄ちゃんでないとわからないかな?自分は鉄ちゃんではないですが、通勤に毎日KQに乗ってますからすぐにわかりましたが。その後、ヴァイオリン・ギター・アコーディオンがアップテンポの躍動感あふれるリズミカルなリフを弾き、パワフルなユニゾンからブレイクをキメて叩きまくりドラムとともに盛り上がって。中盤ではヴァイオリンの伸びやかで綺麗なソロが。そしてダイナミックなリフからアコーディオン・ギター・ヴァイオリンがユニゾンでパワフルなリフを弾き、ヴァイオリンとギターがハモって、アコーディオンが伸びやかに奏で、さらにテクニカルなリフがユニゾンでスリリングに展開して。ラストは一旦止まったあと、アコーディオンがシュッシュッって音を徐々にゆっくりと鳴らし、ヴァイオリンが汽笛音を鳴らして、雑踏の音が響いてFin。

 曲が終わると大拍手!「どうもありがとうございました。STELLA LEE JONESでした」って平田さん。「入山ひとみ!」「平田聡!」って朋翼さん、大拍手!「今年もう1回くらいライブやりたい」って平田さん。「え、1回だけ?」ってげんたさん。「対バンやってくれるスゲーバンド探してます」って。「後にいる人にお願いしようかな」って平田さん。「また宜しくお願いします」って平田さん。これにてライブ終了です。時計を見ると21時21分。1時間ちょいの第2部で、合わせて2時間の素敵なライブでした。
 新生STELLA LEE JONESのライブ、JAZZ系のヴァイオリニストが加わったこともあり、JAZZ的要素が強まり、インプロパートも増え、音楽性の幅も広がって、よりパワフルにダイナミックにドラマティックに美しく。以前のステラもとっても素敵でしたが、新たなステラもまた異なった良さがあって素敵!素晴らしいライブでした。新曲、もっと聴きたいので、ぜひまたライブやってほしいっす。