2011年9月18日、川崎クラブチッタで開催された「FANTASY ROCK FES 2011」で凄いライブを魅せてくれたゲーム音楽界の巨匠<桜庭統さん>。このときのライブで演奏された8曲のうち、6曲はこの日の会場で販売されていた、この年に発表された3枚目となるソロアルバム「After all…」からの曲でした。桜庭さんはこれまでに膨大な作品を発表されていますが、ソロアルバムとしては1990年発表の「戯曲音創」、2008年に発表されたピアノオンリーの「Forest of glass」の2枚だったと思います。今回の2011年に発表されたソロアルバムは“ミニアルバム”となっていましたが、10曲も収録されていますので、ほとんどフルアルバムのヴォリュームだと思いますが。広大な風景写真のジャケット、いいですねぇ。
アルバム1曲目は「Sorrow」。しっとりとした哀しげなピアノリフから静かにはじまって、それが徐々に力強くなって、美しい調べがゆったりとながれて。1分半の序章です。
2曲目は「Megrim」。テクニカルなオルガンリフからアップテンポのパワフルなリズムが。そしてベースのパワフルなリフをバックにアグレッシブなオルガンソロやモーグソロがスリリングに展開して。ドラムも叩きまくりです。その後ミドルテンポになってゆったりと雄大な感じになるも、アップテンポになってオルガンのテクニカルなリフが。中盤ではドコドコのパワフルなドラムから盛り上がって、ベースのテクニカルなリフからオルガンのアグレッシブなソロへ。終盤ではミドルテンポでシンセの伸びやかな音色が雄大に響き、そのままテクニカルなソロへ。ラストはオルガンリフとドコドコパワフルドラムで盛り上がってFin。
3曲目は「Try again」。ベースのパワフルなリフからシャッフルのノリノリリズムがはいって、シンセのパワフルなリフ、オルガンのヘヴィなリフが。そしてミドルテンポでゆったりとなったあと、シャッフルのノリノリリズム、変拍子パワフルリズムからパワフルなダークリフがながれ、アップテンポになってテクニカルなモーグソロが。中盤ではミドルテンポでスペーシーな雰囲気になるも、再びアップテンポでダイナミックに。そしてシャッフルリズムでオルガンのパワフルなリフ、ミドルテンポのシンセのリフからダイナミックなリフへ。終盤ではベースのパワフルなリフと叩きまくりドラムにのってオルガンのアグレッシブなソロが。その後ミドルテンポでゆったり、アップテンポでノリノリになって、トリルリフをキメて。めっちゃ攻撃的な激しい曲ですね。
4曲目は「Not here」。ゆったりとほのぼのした感じのメロディのピアノリフがたおやかに優しくながれて。ラストはしっとりと。1分半の小曲です。
5曲目は「Stand still」。パワフルなドラムとアグレッシブなピアノリフからハイテンポで激しくはじまって。そしてピアノの美しい音色が疾走リズムにのって綺麗にながれて。その後リズムがとまってしっとりとした感じになるも、再びハイテンポのリズムがはいってテクニカルなピアノソロが。ハードロックリズム+JAZZピアノのような感じですね。中盤ではミドルテンポでドラマティックなピアノソロが美しくながれて。その後パワフルなピアノリフから再び疾走パワフルリズムがはいってドラムも叩きまくり、ベースも弾きまくって激しく疾走していきます。終盤ではリズムが止まって美しいピアノリフがゆったりとながれて。
6曲目は「Shade inside grouping」。ミドルテンポでパワフルなドラムがはいって、メロトロン風の哀愁ただよう音色が叙情的にながれて。そしてオルガンの重厚なリフ、シンセの和風なしっとりとしたフレーズがながれ、オルガンのエモーショナルなソロへ。終盤ではメロトロン風の音色がゆったりとながれ、シンセの哀愁メロディが響いてしっとりと。終盤ではドラマティックにダイナミックに。
7曲目は「Lie」。ベースのテクニカルなアップテンポのリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、シンセの伸びやかなフレーズやテクニカルなリフがながれ、そしてベースとドラムがリズミカルでダイナミックなリフを。その後シンセのテクニカルなリフからオルガンのアグレッシブなソロが。中盤ではパワフルなドラムとベースのヘヴィなリフからシンセの伸びやかな音色が響き、ダイナミックなリフが。その後ミドルテンポでシンセのエモーショナルなソロ、オルガンのアグレッシブなソロが。終盤ではパワフルな変拍子リズムにのってシンセのテクニカルなソロが。ラストはパワフルでダイナミックなリフが。
8曲目は「After all…」。アップテンポの変拍子でダイナミックなリフがはいって、ヘヴィなオルガンリフへ。スリリングな変拍子の高度な曲です。その後ミドルテンポになって幻想的なベースソロが。バックではメロトロンサウンドがながれて。そして変拍子アップテンポになってシンセのパワフルなリフからオルガンのアグレッシブなソロへ。中盤ではミドルテンポでオルガンのフレーズがゆったりとながれ、ベースのヘヴィなリフからダイナミックなリフがはいって、変拍子アップテンポでアグレッシブなオルガンソロが。終盤ではドコドコドラムがはいって盛り上がったあと、ミドルテンポでシンセサウンドが雄大な感じでながれ、そしてベースのエモーショナルなソロが。ラストはシンセのテクニカルなソロから雄大なフレーズがながれて。
9曲目は「The way」。スペーシーなシンセサウンドが響き、シンセとオルガンのパワフルなリフからアップテンポのノリノリのドライブ感たっぷりリズムでオルガンのメロディアスなフレーズがながれ、ヘヴィなリフやテクニカルなリフが。その後、ベースのかっくいいカッティングリフからミドルテンポのパワフルリズムでシンセのテクニカルなソロ、そしてアップテンポになってオルガンのアグレッシブなソロが。心躍る戦闘モードのめっちゃかっくいい曲ですね。
10曲目は「Sufferung mind」。しっとりとしたピアノのリフからゆったりとはじまって、緩急織り交ぜて気の向くままに、心の揺れ動く様をそのまま表現されたような感じのするピアノ小曲ですね。
美しいピアノの調べと、攻撃的な変拍子テクニカルプログレハードが楽しめる素敵なアルバムですね。10曲43分ながら桜庭さんの“美味しい”とこが堪能できます。で・・・今回の演奏メンバーはどなたなのかな?とライナーノーツを見ると“All Compositions & All Performances Motoi Sakuraba”って。ベースはともかくもドラムは明らかに生ドラムの音に聴こえます。ということは桜庭さんご自身でドラムを叩いたということでしょうか。う~ん、凄いわ。
アルバム1曲目は「Sorrow」。しっとりとした哀しげなピアノリフから静かにはじまって、それが徐々に力強くなって、美しい調べがゆったりとながれて。1分半の序章です。
2曲目は「Megrim」。テクニカルなオルガンリフからアップテンポのパワフルなリズムが。そしてベースのパワフルなリフをバックにアグレッシブなオルガンソロやモーグソロがスリリングに展開して。ドラムも叩きまくりです。その後ミドルテンポになってゆったりと雄大な感じになるも、アップテンポになってオルガンのテクニカルなリフが。中盤ではドコドコのパワフルなドラムから盛り上がって、ベースのテクニカルなリフからオルガンのアグレッシブなソロへ。終盤ではミドルテンポでシンセの伸びやかな音色が雄大に響き、そのままテクニカルなソロへ。ラストはオルガンリフとドコドコパワフルドラムで盛り上がってFin。
3曲目は「Try again」。ベースのパワフルなリフからシャッフルのノリノリリズムがはいって、シンセのパワフルなリフ、オルガンのヘヴィなリフが。そしてミドルテンポでゆったりとなったあと、シャッフルのノリノリリズム、変拍子パワフルリズムからパワフルなダークリフがながれ、アップテンポになってテクニカルなモーグソロが。中盤ではミドルテンポでスペーシーな雰囲気になるも、再びアップテンポでダイナミックに。そしてシャッフルリズムでオルガンのパワフルなリフ、ミドルテンポのシンセのリフからダイナミックなリフへ。終盤ではベースのパワフルなリフと叩きまくりドラムにのってオルガンのアグレッシブなソロが。その後ミドルテンポでゆったり、アップテンポでノリノリになって、トリルリフをキメて。めっちゃ攻撃的な激しい曲ですね。
4曲目は「Not here」。ゆったりとほのぼのした感じのメロディのピアノリフがたおやかに優しくながれて。ラストはしっとりと。1分半の小曲です。
5曲目は「Stand still」。パワフルなドラムとアグレッシブなピアノリフからハイテンポで激しくはじまって。そしてピアノの美しい音色が疾走リズムにのって綺麗にながれて。その後リズムがとまってしっとりとした感じになるも、再びハイテンポのリズムがはいってテクニカルなピアノソロが。ハードロックリズム+JAZZピアノのような感じですね。中盤ではミドルテンポでドラマティックなピアノソロが美しくながれて。その後パワフルなピアノリフから再び疾走パワフルリズムがはいってドラムも叩きまくり、ベースも弾きまくって激しく疾走していきます。終盤ではリズムが止まって美しいピアノリフがゆったりとながれて。
6曲目は「Shade inside grouping」。ミドルテンポでパワフルなドラムがはいって、メロトロン風の哀愁ただよう音色が叙情的にながれて。そしてオルガンの重厚なリフ、シンセの和風なしっとりとしたフレーズがながれ、オルガンのエモーショナルなソロへ。終盤ではメロトロン風の音色がゆったりとながれ、シンセの哀愁メロディが響いてしっとりと。終盤ではドラマティックにダイナミックに。
7曲目は「Lie」。ベースのテクニカルなアップテンポのリフからミドルテンポのパワフルなドラムがはいって、シンセの伸びやかなフレーズやテクニカルなリフがながれ、そしてベースとドラムがリズミカルでダイナミックなリフを。その後シンセのテクニカルなリフからオルガンのアグレッシブなソロが。中盤ではパワフルなドラムとベースのヘヴィなリフからシンセの伸びやかな音色が響き、ダイナミックなリフが。その後ミドルテンポでシンセのエモーショナルなソロ、オルガンのアグレッシブなソロが。終盤ではパワフルな変拍子リズムにのってシンセのテクニカルなソロが。ラストはパワフルでダイナミックなリフが。
8曲目は「After all…」。アップテンポの変拍子でダイナミックなリフがはいって、ヘヴィなオルガンリフへ。スリリングな変拍子の高度な曲です。その後ミドルテンポになって幻想的なベースソロが。バックではメロトロンサウンドがながれて。そして変拍子アップテンポになってシンセのパワフルなリフからオルガンのアグレッシブなソロへ。中盤ではミドルテンポでオルガンのフレーズがゆったりとながれ、ベースのヘヴィなリフからダイナミックなリフがはいって、変拍子アップテンポでアグレッシブなオルガンソロが。終盤ではドコドコドラムがはいって盛り上がったあと、ミドルテンポでシンセサウンドが雄大な感じでながれ、そしてベースのエモーショナルなソロが。ラストはシンセのテクニカルなソロから雄大なフレーズがながれて。
9曲目は「The way」。スペーシーなシンセサウンドが響き、シンセとオルガンのパワフルなリフからアップテンポのノリノリのドライブ感たっぷりリズムでオルガンのメロディアスなフレーズがながれ、ヘヴィなリフやテクニカルなリフが。その後、ベースのかっくいいカッティングリフからミドルテンポのパワフルリズムでシンセのテクニカルなソロ、そしてアップテンポになってオルガンのアグレッシブなソロが。心躍る戦闘モードのめっちゃかっくいい曲ですね。
10曲目は「Sufferung mind」。しっとりとしたピアノのリフからゆったりとはじまって、緩急織り交ぜて気の向くままに、心の揺れ動く様をそのまま表現されたような感じのするピアノ小曲ですね。
美しいピアノの調べと、攻撃的な変拍子テクニカルプログレハードが楽しめる素敵なアルバムですね。10曲43分ながら桜庭さんの“美味しい”とこが堪能できます。で・・・今回の演奏メンバーはどなたなのかな?とライナーノーツを見ると“All Compositions & All Performances Motoi Sakuraba”って。ベースはともかくもドラムは明らかに生ドラムの音に聴こえます。ということは桜庭さんご自身でドラムを叩いたということでしょうか。う~ん、凄いわ。