◇ 2011.12.11 渋谷屋根裏
<ワンマン・ライブ>
“日本のMike Oldfield“と称えられる、マルチミュージシャンで作曲家の<大山曜さん>。今年2011年4月に<Acoustic Asturias>の2ndアルバムを発表され、レコ発ライブを開催。そして9月に<Electric Asturias>のデビューアルバム「FRACTALS/フラクタルズ」が発売されました。
<Electric Asturias>、メンバーは大山さんの他、ヴァイオリン奏者<テイ・セナさん>、ドラマー<田辺清高さん>、ギタリスト<平田聡さん>、そしてキーボード奏者<川越好博さん>の5人編成です。
9月に行われた対バンでのレコ発ライブは、演奏は素晴らしかったにもかかわらず、機材トラブルやサウンドバランス面に不満な点があったもので、近々にまた改めて別のハコでライブをやってほしいなって思っていました。そんな折に12/11の渋谷屋根裏でのワンマンライブが発表されて思わずガッツポーズ!ところが・・・その日は先に別バンドのライブが決まっていて、メンバーの方に「絶対観に行く!」って宣言してたんですよね。非常に困ったんですけど、もしもを考えて前売り券は購入しておいてどうするか考えて。ワンマンだから最悪は後半だけでも仕方ないかと。日が近づくとタイムスケジュールがわかってきて、別バンドは沼袋で17時開演で45分間演奏とのこと。でエレアスは18時半開演。ならば急いで沼袋~渋谷間を移動すればギリギリ間に合うのではと、当日を迎えて。
さて当日。別バンドのライブ終了後に即退席して駅へ。渋谷駅に着いたのが18時26分でダッシュで人々の間をすり抜けて屋根裏へ。18時半はちと過ぎましたが演奏開始にはギリギリ間に合いました。場内は満員満席状態で立ち見かなと思っていたら幸いにも端に空いている席があって廻りの方に確認してイスをGETです。もっとも混んでいるのでステージはちと見にくいかな。ステージは向かって左にキーボードセットでその後方にベース、隣に2タム1バスのドラムセット、右にギターアンプでフロント中央はヴァイオリンです。客席を見渡すと、自分と同年代のおぢさんが多いですね。
18時35分ころ、客席が暗くなって、薄暗いステージにブルーライトがひかり、そしてメンバーの皆さんが登場して大拍手で迎えられます。テイさんは赤のコートのようにも見える可愛らしいワンピースに髪には黒のコサージュが。綺麗で可愛くてついつい見とれてしまいます。大山さんはブラウンのソリッドな5弦ベースを、平田さんは赤のレスポールを抱えて。田辺さんは野球帽に大きな黒縁メガネで。
チューニングのあとはじまった1曲目は「The Lancer」。ピアノの♪ダーン!って衝撃的な音が響き、しっとりとしたメロウなソロが。そして田辺さんのカウントからミドルテンポでピアノリフをバックにヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれ、ギターの伸びやかな音色が響き、パワフルなドラムがはいってキーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの伸びやかな音色が。中盤ではヴァイオリンとギターのユニゾンからピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがながれ、ギターのテクニカルなソロへ。終盤では一旦止まったあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンの伸びやかな音色が響き、徐々にゆったりと。
「ありがとうございます」「こんばんは、Electric Asturiasです」「師走のお忙しいところ、寒いなか大勢集まってくださってありがとうございます」って大山さんが挨拶を。大拍手です。ここでメンバー紹介です。「ギター、平田聡!」「ドラムス、田辺清高!」「ヴァイオリン、テイセナ!」「キーボード、川越好博!」「ベース、大山曜です、宜しくお願いします」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。「9月にアルバム“FLACTALS”発売しましたが、皆さんCD持ってますよね」「今日は売れないってことですね」って爆笑!「一家に1枚お願いします」って。
2曲目は「Moon Dawn」。田辺さんのカウントからダイナミックなバンドリフがはいって、ヴァイオリンのリズミカルなリフ、メロトロン風のキーボードリフからギターのメロウで伸びやかなフレーズがゆったりと雄大にながれて。その後キーボードのリズミカルなリフからベースとドラムのグルーヴィなリズムにのって力強いヴァイオリンソロが。中盤ではJAZZ的なテクニカルなギターソロ、パワフルなオルガンソロ、ベースの力強いリフ、オルガンのアグレッシブなソロ、ギターのテクニカルなソロと続いて。終盤ではシンセサウンドが幻想的に響き、ヴァイオリンの伸びやかで美しいフレーズがながれ、そしてダイナミックなバンドリフが雄大にながれて。ラストは変拍子のリズミカルなリフが。
「ありがとうございました」って大山さん。ここで大山さんが“屋根裏”の思い出話を。大山さんは70年代後半に先輩に連れられてライブを観に行ったことがあるそうで、あの超テクバンド<
Space Circus>を見て高校3年間必死でチョッパーの練習にあけくれたそうで。当時は現在の場所ではなく、近くのビルの4階にあり、しかもそこはエレベーターがなくて、<新月>などはメロトロン等の機材をすべて人力で運んだそうで。「出演ミュージシャンはみんな腰を悪くしてた」って爆笑!思い出のライブハウス「出させていただいて光栄」「ウチはあまり重い機材はないんですけど、地下1階でよかった」って爆笑!
3曲目は「Phoenix」。ピアノのパワフルなリフからアップテンポでダイナミックなリフがはいって、ヴァイオリンのエレガントでおしゃれな感じのリフが力強くながれ、ギターとユニゾンも。その後ピアノのパワフルなリフ、ヴァイオリンの力強いリフからシンセサウンドが響き、ヴァイオリンの艶やかな音色がゆったりとながれて。中盤ではキーボードのテクニカルなリフからギターのエモーショナルなソロへ。それが徐々に盛り上がって、そしてダイナミックなバンドリフからヴァイオリンのおしゃれな感じのリフがながれて。
「ありがとうございました」って大山さん。ここで大山さん「最近、老眼になったのか近くがボケる」って。ハイポジのフレットが見にくくなっているとかで「そろそろメガネを作ったほうがいいかな」って。その話を平田さんに振ると、平田さんはもともと近眼だそうで「視力が上がった」とか。「皆さんも気をつけてください」って大山さん。同年代のお客さん多いし。
4曲目は「時を支配する人々」。ピアノとギターのゆったりとしたリフからはじまって、ヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがドラマティックにながれて。ベースの味わい深いラインが響き、ヴァイオリンのしっとりとしたフレーズにギターが美しくハモって。そしてピアノとギターのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンも加わって、アグレッシブなヴァイオリンソロへ。中盤ではピアノとヴァイオリンのリズミカルなリフからピアノのパワフルなソロ、ギターのエモーショナルソロと続き、ピアノとギターのテクニカルなソロの掛け合いが。その後ピアノのしっとりとしたリフからヴァイオリンのテクニカルなリフがはいってダイナミックなバンドリフへ。そしてヴァイオリンとギターの伸びやかな音色が響き、キーボードとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフが。終盤ではピアノの力強いリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがながれてダイナミックなバンドリフへ。ラストはベースが響くなか、ドラマティックにゆったりとFin。
ここで大山さんが「平田さんのバンド、ついにCDが完成しまして」って大拍手!ここで平田さんにマイクを振って、平田さんがご自身のバンド<Stella Lee Jones>のデビューアルバム発売とレコ発ライブの告知を。今日予約を受け付けるそうで「次のアルバムの制作費や、借金も返せるんで。家計を圧迫してるんで宜しく御願いします」って爆笑!そして大山さんが来年2月のアコアスのライブ告知と、ハコのために「ドリンクおかわりしてください」って爆笑!
5曲目は「アーガス最後の戦い」。パワフルなドラムからはじまって、シンセサウンドがゆったりとながれ、ギターの軽快なカッティングリフからヴァイオリンとオルガンのリズミカルなリフが。そしてダイナミックなバンドリフからダンサブルでグルーヴィなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれな感じのリフを。中盤ではゆったりとしたキーボードリフからモーグのエモーショナルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルなソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、キーボードリフにのってドラムのパワフルな叩きまくりソロが。テイさんはちょっと避けてドラムを観やすくして。そして再びモーグソロ、ヴァイオリンソロ、ギターソロと続いて盛り上がってダイナミックなバンドリフがはいってドラムも叩きまくって。終盤ではダンサブルなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれなリフをリズミカルに奏で、ラストは一旦止まったあと、ヴァイオリンとキーボードが伸びやかに奏でて。
曲が終わると大拍手!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして、大拍手のなか楽屋へ。ここで第1部終了です。時計を見ると19時20分過ぎ。約50分間の前半でした。ここでしばし休憩です。休憩中ふと近くを見渡すと、以前アコアスライブにゲスト出演されたオーボエ奏者の堀子さんがいらしてましたね。
19時40分を過ぎたころ、客席が暗くなって、メンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。チューニング後、シンセサウンドがゆったりとながれ、ヴァイオリンのしっとりとした音色が幻想的に響いて。第2部最初となる6曲目は「闇からの声」。シンセの幽玄なフレーズがゆったりとながれたあと、ベースリフにのってキーボードのミステリアスなリフ、ヴァイオリンの伸びやかな音色が響き、パワフルなドラムがはいって、ギターとヴァイオリンが力強いリフを。そしてキーボードのリズミカルなリフからヴァイオリンの伸びやかで美しい音色が響いて。その後ステージがレッドライトに包まれ、ベースリフにのってキーボードのミステリアスなリフがながれて、ダイナミックなバンドリフからギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンも加わって伸びやかに。中盤ではミドルテンポのダイナミックなバンドリフからパワフルなドラムとキーボードリフをバックにアグレッシブなギターソロが。その後、ギターとヴァイオリンがユニゾンで美しいメロディをドラマティックに奏でて。終盤ではキーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが美しい音色を響かせ、そしてゆったりとギターと美しいハーモニーを。
「ありがとうございます」って大山さん。Asturiasサイトでは現在、曲の人気投票をされているそうですが、90年代のマルチアス曲の人気が高いそうで。ファンの思い入れが強いのでしょうね。「古い曲に人気があると、最近いい曲が作れてないみたいですよね」って大山さん。自分のような新参ファンはアコアス・エレアス曲のほうがなじみ深いですが。「新しい曲にも投票お願いします」って大山さん。
7曲目は人気投票で現在1位の曲「Rogus」。シンセの鮮烈なサウンドが響いた後、ピアノのダークでパワフルなリフがぶっといベースリフとユニゾンで。そしてパワフルなドラムがはいってギターがエモーショナルなフレーズを響かせてスリリングに展開し、レッドライトに照らされるなか、パワフルなリズムにのってヴァイオリンが哀愁ただようフレーズを、ギターがエモーショナルなフレーズをドラマティックに。その後ピアノのリズミカルなリフからパワフルなリズムがズンズン響き、ベースのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンがパワフルなリフからピアノリフをバックにテクニカルなソロを。一旦止まったあと、ピアノの哀愁ただようリフが、味わい深いベースラインとともにながれ、ギターとヴァイオリンがエモーショナルなフレーズをゆったりと雄大に奏でて。中盤ではピアノリフからヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ダイナミックなバンドリフがはいって盛り上がって、ギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンが加わって美しいハーモニーをドラマティックに奏でて。終盤ではピアノのパワフルなリフとぶっといベースリフがユニゾンで響き、ギターとヴァイオリンのメロウなハーモニーがながれて。そしてダイナミックなバンドリフのあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンの艶やかで美しい音色がしっとりとながれて。
続いて8曲目は「聲無キ涙~Cyber Trancemission」。シンセの哀愁ただようフレーズがしっとりとながれ、ギターが伸びやかな音色を響かせ、ドラムがマレットでのシンバルロールで盛り上げて。そしてピアノリフをバックにヴァイオリンの艶やかな音色がゆったり響いたあと、パワフルなドラムからダイナミックなバンドリフがはいって、ヴァイオリンが美しい音色をドラマティックに奏でて。その後ミドルテンポでおしゃれでエレガントな感じのリフがながれ、ピアノのテクニカルなソロが。中盤ではヴァイオリンとギターがエレガントなハーモニーを奏で、ヴァイオリンのテクニカルなソロへ。その後ピアノとギターのリフが綺麗にながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンとピアノのリフがしっとりとながれ、ヴァイオリンの美しいフレーズからドラマティックに盛り上がって。終盤ではパワフルなドラムのミドルテンポのリズムにのっておしゃれでエレガントなリフがながれて。
「ありがとうございます」って大山さん。先日“OKミュージック”というサイトに次の「Double Helix」をUPしたところ、デイリーランキングにおいて、J-POP曲ひしめくなかで堂々の3位になったそうで大拍手!「プログレが3位って凄いこと。誇らしい気持ちになった」「滅多にあることじゃないんで、明日は1位を目指したい」って大拍手です。ちなみにコメントには“おっしゃれ~”って書いた方がいらしたそうで。
「エレアスのおハコ」って9曲目は「Double Helix」。アップテンポのオルガンのテクニカルなリフからはじまって、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックでスリリングなバンドリフが。変拍子のパワフルなリフやテクニカルなユニゾンリフも。そしてヴァイオリンとギターのダンサブルなリフからミドルテンポでヴァイオリンが伸びやかな音色をゆったりと響かせ、ピアノのパワフルなリフをバックにヴァイオリンとギターがスパイラルな感じのリフをユニゾンで。その後パワフルなドラムと綺麗なピアノリフをバックにギターソロが。そしてピアノとヴァイオリンのパワフルなリフからヴァイオリンの艶やかな音色がながれて。中盤ではピアノリフとベースの力強いラインをバックにギターの伸びやかなフレーズがながれ、ヴァイオリンとハモって。そしてスリリングなユニゾンリフからダイナミックに盛り上がって。終盤ではベースのテクニカルなリフからヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ユニゾンのスリリングなリフやダイナミックでリズミカルなリフで盛り上がって、ラストはゆったりと雄大に。
「ありがとうございます」って大山さん。「エレアス、曲が長いんで疲労が」って爆笑!ここであらためて来年1/8にシルエレで行われる、平田さんと田辺さんが参加されている、川崎さん率いるプログレバンド<FLAT122>のライブ告知が。大山さん、アコアスの筒井さんが川崎さんの別ユニット<KTG>(別名カオリ・ツツイ・グループという噂も?)に参加されていることもあって「FLAT122とAsturiasで1:2のトレード」って。でも平田さんがイマイチ意味がわからなかったようで。「うちのエースピッチャー筒井さんと、野手2人のトレード」って大山さん。平田さんは意味がわかったようですがさほど反応がなく「ここは怒るとこですよ」って大山さん、爆笑!でも「これからもFLAT122と仲良くやっていきたい」って大拍手!そしてここでビッグニュース!早くもエレアスの次のライブ告知が。来年3/31に吉祥寺スターパインズカフェでワンマンだそうです。「えっ、ホント?マジ?」って平田さん。「えっ、平田さん、大丈夫?来れる?」って大山さん、爆笑!
本編最後となる10曲目は「Castle in the Mist」。ゆったりとしたピアノリフからヴァイオリンのリズミカルなリフがながれ、パワフルなリズムをバックにヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせて。そしてピアノリフをバックにギターのリズミカルなリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンも加わって伸びやかに。その後ピアノの透明感のあるリズミカルなリフからパワフルなドラムとともにヴァイオリンがパワフルなリフ、そしてしっとりとした音色を響かせて。中盤ではしっとりとしたピアノソロがながれ、ベースの奥深いラインがピアノリフとともに響き、ヴァイオリンが哀愁ただようフレーズを奏でて。そしてパワフルなドラムをバックにギターがエモーショナルなソロをドラマティックに。場内はミラーボールが幻想的に回ってます。その後一旦とまってピアノの透明感のあるリズミカルなリフからパワフルなドラムとともにヴァイオリンがパワフルなリフ、そして伸びやかな音色を響かせ、ギターがエモーショナルなフレーズを奏でて。終盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからダイナミックに盛り上がって劇的なエンディングを迎えます。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。場内はもちろんアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。するとほどなくメンバーの皆さんがステージ戻ってきて、大拍手大歓声で迎えられます。
「どうもありがとうございます」って大山さん。今回のライブでは新曲を披露する予定だったそうですが、残念ながら間に合わなかったそうで、次回3月のライブでは披露されるようで。アンコール曲は「大体予想がつくと思いますが」って。「本編に入れられないんですよね、曲調が明るすぎて」って爆笑!
アンコール最初となる11曲目は「Distance」。ピアノのテクニカルなリフからアップテンポでリズミカルにはじまって、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックなバンドリフが。そしてヴァイオリンの瑞々しく力強いリフが躍動感たっぷりにながれ、キーボードのリズミカルなリフをバックにギターの伸びやかな音色が響いて。その後ヴァイオリンのゆったりと美しいフレーズがながれ、ベースとユニゾンで奏で、ギターがフィルを入れて、そしてギターとヴァイオリンが美しいハーモニーを奏でて盛り上がって。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからギターの伸びやかなフレーズがながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンの力強くも艶やかなリフからダイナミックなバンドリフはいって、そしてゆったりとFin。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして拍手に応えて。そして「ありがとうございます」「引き下がろうかと思いましたけど、勢いがいいんでもう1曲やっちゃいます」って大拍手大歓声!「これからもエレアス、アクティブにやっていきたいと思います」「3月にスターパインズで逢いましょう」って大拍手!「もう曲がないので、最初の曲をもう1回お聴きください」って大山さん。
オーラス12曲目はもう1度「The Lancer」。ピアノのしっとりとしたリフからミドルテンポでギターとヴァイオリンの伸びやかな音色が響いて。そしてパワフルなドラムがはいってキーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの伸びやかで爽やかなフレーズがながれ、ギターのヘヴィサウンドの伸びやかなフレーズも。中盤ではヴァイオリンとギターのユニゾンからピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがながれ、ダイナミックなバンドリフからギターのテクニカルなソロ、続いてキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフからギターとヴァイオリンが力強い音色を響かせ、一旦止まったあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンのしっとりとした音色が響いて。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。するとすぐに客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると20時40分過ぎ。ちょうど1時間の第2部で、トータル1時間50分のとっても素晴らしいライブでした。
とってもドラマティックでテクニカルで、しかも美しく力強く迫力もあって、音響バランスも文句ナシの素晴らしいライブでした。今回特に大山さんのベースが良く響いて聴こえました。いいグルーブでしたし。それに川越さんもいつもよりアグレッシブだったような。かっこよかったっす。もちろんギターもヴァイオリンもドラムスも素敵でした。それと大山さんと平田さんのやりとりのMCもめっちゃ面白かったし、最高に楽しめました。次は2月のアコアス、3月のエレアス、どちらもとっても楽しみです。
<ワンマン・ライブ>
“日本のMike Oldfield“と称えられる、マルチミュージシャンで作曲家の<大山曜さん>。今年2011年4月に<Acoustic Asturias>の2ndアルバムを発表され、レコ発ライブを開催。そして9月に<Electric Asturias>のデビューアルバム「FRACTALS/フラクタルズ」が発売されました。
<Electric Asturias>、メンバーは大山さんの他、ヴァイオリン奏者<テイ・セナさん>、ドラマー<田辺清高さん>、ギタリスト<平田聡さん>、そしてキーボード奏者<川越好博さん>の5人編成です。
9月に行われた対バンでのレコ発ライブは、演奏は素晴らしかったにもかかわらず、機材トラブルやサウンドバランス面に不満な点があったもので、近々にまた改めて別のハコでライブをやってほしいなって思っていました。そんな折に12/11の渋谷屋根裏でのワンマンライブが発表されて思わずガッツポーズ!ところが・・・その日は先に別バンドのライブが決まっていて、メンバーの方に「絶対観に行く!」って宣言してたんですよね。非常に困ったんですけど、もしもを考えて前売り券は購入しておいてどうするか考えて。ワンマンだから最悪は後半だけでも仕方ないかと。日が近づくとタイムスケジュールがわかってきて、別バンドは沼袋で17時開演で45分間演奏とのこと。でエレアスは18時半開演。ならば急いで沼袋~渋谷間を移動すればギリギリ間に合うのではと、当日を迎えて。
さて当日。別バンドのライブ終了後に即退席して駅へ。渋谷駅に着いたのが18時26分でダッシュで人々の間をすり抜けて屋根裏へ。18時半はちと過ぎましたが演奏開始にはギリギリ間に合いました。場内は満員満席状態で立ち見かなと思っていたら幸いにも端に空いている席があって廻りの方に確認してイスをGETです。もっとも混んでいるのでステージはちと見にくいかな。ステージは向かって左にキーボードセットでその後方にベース、隣に2タム1バスのドラムセット、右にギターアンプでフロント中央はヴァイオリンです。客席を見渡すと、自分と同年代のおぢさんが多いですね。
18時35分ころ、客席が暗くなって、薄暗いステージにブルーライトがひかり、そしてメンバーの皆さんが登場して大拍手で迎えられます。テイさんは赤のコートのようにも見える可愛らしいワンピースに髪には黒のコサージュが。綺麗で可愛くてついつい見とれてしまいます。大山さんはブラウンのソリッドな5弦ベースを、平田さんは赤のレスポールを抱えて。田辺さんは野球帽に大きな黒縁メガネで。
チューニングのあとはじまった1曲目は「The Lancer」。ピアノの♪ダーン!って衝撃的な音が響き、しっとりとしたメロウなソロが。そして田辺さんのカウントからミドルテンポでピアノリフをバックにヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがゆったりとながれ、ギターの伸びやかな音色が響き、パワフルなドラムがはいってキーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの伸びやかな音色が。中盤ではヴァイオリンとギターのユニゾンからピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがながれ、ギターのテクニカルなソロへ。終盤では一旦止まったあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンの伸びやかな音色が響き、徐々にゆったりと。
「ありがとうございます」「こんばんは、Electric Asturiasです」「師走のお忙しいところ、寒いなか大勢集まってくださってありがとうございます」って大山さんが挨拶を。大拍手です。ここでメンバー紹介です。「ギター、平田聡!」「ドラムス、田辺清高!」「ヴァイオリン、テイセナ!」「キーボード、川越好博!」「ベース、大山曜です、宜しくお願いします」ってメンバーおのおのに大きな拍手が。「9月にアルバム“FLACTALS”発売しましたが、皆さんCD持ってますよね」「今日は売れないってことですね」って爆笑!「一家に1枚お願いします」って。
2曲目は「Moon Dawn」。田辺さんのカウントからダイナミックなバンドリフがはいって、ヴァイオリンのリズミカルなリフ、メロトロン風のキーボードリフからギターのメロウで伸びやかなフレーズがゆったりと雄大にながれて。その後キーボードのリズミカルなリフからベースとドラムのグルーヴィなリズムにのって力強いヴァイオリンソロが。中盤ではJAZZ的なテクニカルなギターソロ、パワフルなオルガンソロ、ベースの力強いリフ、オルガンのアグレッシブなソロ、ギターのテクニカルなソロと続いて。終盤ではシンセサウンドが幻想的に響き、ヴァイオリンの伸びやかで美しいフレーズがながれ、そしてダイナミックなバンドリフが雄大にながれて。ラストは変拍子のリズミカルなリフが。
「ありがとうございました」って大山さん。ここで大山さんが“屋根裏”の思い出話を。大山さんは70年代後半に先輩に連れられてライブを観に行ったことがあるそうで、あの超テクバンド<
Space Circus>を見て高校3年間必死でチョッパーの練習にあけくれたそうで。当時は現在の場所ではなく、近くのビルの4階にあり、しかもそこはエレベーターがなくて、<新月>などはメロトロン等の機材をすべて人力で運んだそうで。「出演ミュージシャンはみんな腰を悪くしてた」って爆笑!思い出のライブハウス「出させていただいて光栄」「ウチはあまり重い機材はないんですけど、地下1階でよかった」って爆笑!
3曲目は「Phoenix」。ピアノのパワフルなリフからアップテンポでダイナミックなリフがはいって、ヴァイオリンのエレガントでおしゃれな感じのリフが力強くながれ、ギターとユニゾンも。その後ピアノのパワフルなリフ、ヴァイオリンの力強いリフからシンセサウンドが響き、ヴァイオリンの艶やかな音色がゆったりとながれて。中盤ではキーボードのテクニカルなリフからギターのエモーショナルなソロへ。それが徐々に盛り上がって、そしてダイナミックなバンドリフからヴァイオリンのおしゃれな感じのリフがながれて。
「ありがとうございました」って大山さん。ここで大山さん「最近、老眼になったのか近くがボケる」って。ハイポジのフレットが見にくくなっているとかで「そろそろメガネを作ったほうがいいかな」って。その話を平田さんに振ると、平田さんはもともと近眼だそうで「視力が上がった」とか。「皆さんも気をつけてください」って大山さん。同年代のお客さん多いし。
4曲目は「時を支配する人々」。ピアノとギターのゆったりとしたリフからはじまって、ヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがドラマティックにながれて。ベースの味わい深いラインが響き、ヴァイオリンのしっとりとしたフレーズにギターが美しくハモって。そしてピアノとギターのリズミカルなリフがはいって、ヴァイオリンも加わって、アグレッシブなヴァイオリンソロへ。中盤ではピアノとヴァイオリンのリズミカルなリフからピアノのパワフルなソロ、ギターのエモーショナルソロと続き、ピアノとギターのテクニカルなソロの掛け合いが。その後ピアノのしっとりとしたリフからヴァイオリンのテクニカルなリフがはいってダイナミックなバンドリフへ。そしてヴァイオリンとギターの伸びやかな音色が響き、キーボードとヴァイオリンのテクニカルなユニゾンリフが。終盤ではピアノの力強いリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがながれてダイナミックなバンドリフへ。ラストはベースが響くなか、ドラマティックにゆったりとFin。
ここで大山さんが「平田さんのバンド、ついにCDが完成しまして」って大拍手!ここで平田さんにマイクを振って、平田さんがご自身のバンド<Stella Lee Jones>のデビューアルバム発売とレコ発ライブの告知を。今日予約を受け付けるそうで「次のアルバムの制作費や、借金も返せるんで。家計を圧迫してるんで宜しく御願いします」って爆笑!そして大山さんが来年2月のアコアスのライブ告知と、ハコのために「ドリンクおかわりしてください」って爆笑!
5曲目は「アーガス最後の戦い」。パワフルなドラムからはじまって、シンセサウンドがゆったりとながれ、ギターの軽快なカッティングリフからヴァイオリンとオルガンのリズミカルなリフが。そしてダイナミックなバンドリフからダンサブルでグルーヴィなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれな感じのリフを。中盤ではゆったりとしたキーボードリフからモーグのエモーショナルなソロ、ヴァイオリンのテクニカルなソロ、ギターのテクニカルなソロと続き、キーボードリフにのってドラムのパワフルな叩きまくりソロが。テイさんはちょっと避けてドラムを観やすくして。そして再びモーグソロ、ヴァイオリンソロ、ギターソロと続いて盛り上がってダイナミックなバンドリフがはいってドラムも叩きまくって。終盤ではダンサブルなリズムにのってヴァイオリンがおしゃれなリフをリズミカルに奏で、ラストは一旦止まったあと、ヴァイオリンとキーボードが伸びやかに奏でて。
曲が終わると大拍手!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして、大拍手のなか楽屋へ。ここで第1部終了です。時計を見ると19時20分過ぎ。約50分間の前半でした。ここでしばし休憩です。休憩中ふと近くを見渡すと、以前アコアスライブにゲスト出演されたオーボエ奏者の堀子さんがいらしてましたね。
19時40分を過ぎたころ、客席が暗くなって、メンバーの皆さんがステージに戻って大拍手で迎えられます。チューニング後、シンセサウンドがゆったりとながれ、ヴァイオリンのしっとりとした音色が幻想的に響いて。第2部最初となる6曲目は「闇からの声」。シンセの幽玄なフレーズがゆったりとながれたあと、ベースリフにのってキーボードのミステリアスなリフ、ヴァイオリンの伸びやかな音色が響き、パワフルなドラムがはいって、ギターとヴァイオリンが力強いリフを。そしてキーボードのリズミカルなリフからヴァイオリンの伸びやかで美しい音色が響いて。その後ステージがレッドライトに包まれ、ベースリフにのってキーボードのミステリアスなリフがながれて、ダイナミックなバンドリフからギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンも加わって伸びやかに。中盤ではミドルテンポのダイナミックなバンドリフからパワフルなドラムとキーボードリフをバックにアグレッシブなギターソロが。その後、ギターとヴァイオリンがユニゾンで美しいメロディをドラマティックに奏でて。終盤ではキーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンが美しい音色を響かせ、そしてゆったりとギターと美しいハーモニーを。
「ありがとうございます」って大山さん。Asturiasサイトでは現在、曲の人気投票をされているそうですが、90年代のマルチアス曲の人気が高いそうで。ファンの思い入れが強いのでしょうね。「古い曲に人気があると、最近いい曲が作れてないみたいですよね」って大山さん。自分のような新参ファンはアコアス・エレアス曲のほうがなじみ深いですが。「新しい曲にも投票お願いします」って大山さん。
7曲目は人気投票で現在1位の曲「Rogus」。シンセの鮮烈なサウンドが響いた後、ピアノのダークでパワフルなリフがぶっといベースリフとユニゾンで。そしてパワフルなドラムがはいってギターがエモーショナルなフレーズを響かせてスリリングに展開し、レッドライトに照らされるなか、パワフルなリズムにのってヴァイオリンが哀愁ただようフレーズを、ギターがエモーショナルなフレーズをドラマティックに。その後ピアノのリズミカルなリフからパワフルなリズムがズンズン響き、ベースのテクニカルなソロ、ギターのエモーショナルなソロが。そしてヴァイオリンがパワフルなリフからピアノリフをバックにテクニカルなソロを。一旦止まったあと、ピアノの哀愁ただようリフが、味わい深いベースラインとともにながれ、ギターとヴァイオリンがエモーショナルなフレーズをゆったりと雄大に奏でて。中盤ではピアノリフからヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ダイナミックなバンドリフがはいって盛り上がって、ギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンが加わって美しいハーモニーをドラマティックに奏でて。終盤ではピアノのパワフルなリフとぶっといベースリフがユニゾンで響き、ギターとヴァイオリンのメロウなハーモニーがながれて。そしてダイナミックなバンドリフのあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンの艶やかで美しい音色がしっとりとながれて。
続いて8曲目は「聲無キ涙~Cyber Trancemission」。シンセの哀愁ただようフレーズがしっとりとながれ、ギターが伸びやかな音色を響かせ、ドラムがマレットでのシンバルロールで盛り上げて。そしてピアノリフをバックにヴァイオリンの艶やかな音色がゆったり響いたあと、パワフルなドラムからダイナミックなバンドリフがはいって、ヴァイオリンが美しい音色をドラマティックに奏でて。その後ミドルテンポでおしゃれでエレガントな感じのリフがながれ、ピアノのテクニカルなソロが。中盤ではヴァイオリンとギターがエレガントなハーモニーを奏で、ヴァイオリンのテクニカルなソロへ。その後ピアノとギターのリフが綺麗にながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンとピアノのリフがしっとりとながれ、ヴァイオリンの美しいフレーズからドラマティックに盛り上がって。終盤ではパワフルなドラムのミドルテンポのリズムにのっておしゃれでエレガントなリフがながれて。
「ありがとうございます」って大山さん。先日“OKミュージック”というサイトに次の「Double Helix」をUPしたところ、デイリーランキングにおいて、J-POP曲ひしめくなかで堂々の3位になったそうで大拍手!「プログレが3位って凄いこと。誇らしい気持ちになった」「滅多にあることじゃないんで、明日は1位を目指したい」って大拍手です。ちなみにコメントには“おっしゃれ~”って書いた方がいらしたそうで。
「エレアスのおハコ」って9曲目は「Double Helix」。アップテンポのオルガンのテクニカルなリフからはじまって、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックでスリリングなバンドリフが。変拍子のパワフルなリフやテクニカルなユニゾンリフも。そしてヴァイオリンとギターのダンサブルなリフからミドルテンポでヴァイオリンが伸びやかな音色をゆったりと響かせ、ピアノのパワフルなリフをバックにヴァイオリンとギターがスパイラルな感じのリフをユニゾンで。その後パワフルなドラムと綺麗なピアノリフをバックにギターソロが。そしてピアノとヴァイオリンのパワフルなリフからヴァイオリンの艶やかな音色がながれて。中盤ではピアノリフとベースの力強いラインをバックにギターの伸びやかなフレーズがながれ、ヴァイオリンとハモって。そしてスリリングなユニゾンリフからダイナミックに盛り上がって。終盤ではベースのテクニカルなリフからヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせ、ユニゾンのスリリングなリフやダイナミックでリズミカルなリフで盛り上がって、ラストはゆったりと雄大に。
「ありがとうございます」って大山さん。「エレアス、曲が長いんで疲労が」って爆笑!ここであらためて来年1/8にシルエレで行われる、平田さんと田辺さんが参加されている、川崎さん率いるプログレバンド<FLAT122>のライブ告知が。大山さん、アコアスの筒井さんが川崎さんの別ユニット<KTG>(別名カオリ・ツツイ・グループという噂も?)に参加されていることもあって「FLAT122とAsturiasで1:2のトレード」って。でも平田さんがイマイチ意味がわからなかったようで。「うちのエースピッチャー筒井さんと、野手2人のトレード」って大山さん。平田さんは意味がわかったようですがさほど反応がなく「ここは怒るとこですよ」って大山さん、爆笑!でも「これからもFLAT122と仲良くやっていきたい」って大拍手!そしてここでビッグニュース!早くもエレアスの次のライブ告知が。来年3/31に吉祥寺スターパインズカフェでワンマンだそうです。「えっ、ホント?マジ?」って平田さん。「えっ、平田さん、大丈夫?来れる?」って大山さん、爆笑!
本編最後となる10曲目は「Castle in the Mist」。ゆったりとしたピアノリフからヴァイオリンのリズミカルなリフがながれ、パワフルなリズムをバックにヴァイオリンが伸びやかな音色を響かせて。そしてピアノリフをバックにギターのリズミカルなリフ、ヴァイオリンのリズミカルなリフからギターがエモーショナルなフレーズを奏で、ヴァイオリンも加わって伸びやかに。その後ピアノの透明感のあるリズミカルなリフからパワフルなドラムとともにヴァイオリンがパワフルなリフ、そしてしっとりとした音色を響かせて。中盤ではしっとりとしたピアノソロがながれ、ベースの奥深いラインがピアノリフとともに響き、ヴァイオリンが哀愁ただようフレーズを奏でて。そしてパワフルなドラムをバックにギターがエモーショナルなソロをドラマティックに。場内はミラーボールが幻想的に回ってます。その後一旦とまってピアノの透明感のあるリズミカルなリフからパワフルなドラムとともにヴァイオリンがパワフルなリフ、そして伸びやかな音色を響かせ、ギターがエモーショナルなフレーズを奏でて。終盤ではヴァイオリンのリズミカルなリフからダイナミックに盛り上がって劇的なエンディングを迎えます。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。場内はもちろんアンコールを求める手拍子が鳴り響いて。するとほどなくメンバーの皆さんがステージ戻ってきて、大拍手大歓声で迎えられます。
「どうもありがとうございます」って大山さん。今回のライブでは新曲を披露する予定だったそうですが、残念ながら間に合わなかったそうで、次回3月のライブでは披露されるようで。アンコール曲は「大体予想がつくと思いますが」って。「本編に入れられないんですよね、曲調が明るすぎて」って爆笑!
アンコール最初となる11曲目は「Distance」。ピアノのテクニカルなリフからアップテンポでリズミカルにはじまって、ギターのヘヴィリフとともにダイナミックなバンドリフが。そしてヴァイオリンの瑞々しく力強いリフが躍動感たっぷりにながれ、キーボードのリズミカルなリフをバックにギターの伸びやかな音色が響いて。その後ヴァイオリンのゆったりと美しいフレーズがながれ、ベースとユニゾンで奏で、ギターがフィルを入れて、そしてギターとヴァイオリンが美しいハーモニーを奏でて盛り上がって。終盤ではキーボードのテクニカルなリフからギターの伸びやかなフレーズがながれ、一旦止まったあと、ヴァイオリンの力強くも艶やかなリフからダイナミックなバンドリフはいって、そしてゆったりとFin。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして拍手に応えて。そして「ありがとうございます」「引き下がろうかと思いましたけど、勢いがいいんでもう1曲やっちゃいます」って大拍手大歓声!「これからもエレアス、アクティブにやっていきたいと思います」「3月にスターパインズで逢いましょう」って大拍手!「もう曲がないので、最初の曲をもう1回お聴きください」って大山さん。
オーラス12曲目はもう1度「The Lancer」。ピアノのしっとりとしたリフからミドルテンポでギターとヴァイオリンの伸びやかな音色が響いて。そしてパワフルなドラムがはいってキーボードのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの伸びやかで爽やかなフレーズがながれ、ギターのヘヴィサウンドの伸びやかなフレーズも。中盤ではヴァイオリンとギターのユニゾンからピアノのリズミカルなリフにのってヴァイオリンの哀愁ただようフレーズがながれ、ダイナミックなバンドリフからギターのテクニカルなソロ、続いてキーボードのテクニカルなソロへ。終盤ではダイナミックなリフからギターとヴァイオリンが力強い音色を響かせ、一旦止まったあと、ピアノリフをバックにヴァイオリンのしっとりとした音色が響いて。
曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんは深くお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。するとすぐに客席が明るくなってライブ終了。時計を見ると20時40分過ぎ。ちょうど1時間の第2部で、トータル1時間50分のとっても素晴らしいライブでした。
とってもドラマティックでテクニカルで、しかも美しく力強く迫力もあって、音響バランスも文句ナシの素晴らしいライブでした。今回特に大山さんのベースが良く響いて聴こえました。いいグルーブでしたし。それに川越さんもいつもよりアグレッシブだったような。かっこよかったっす。もちろんギターもヴァイオリンもドラムスも素敵でした。それと大山さんと平田さんのやりとりのMCもめっちゃ面白かったし、最高に楽しめました。次は2月のアコアス、3月のエレアス、どちらもとっても楽しみです。