ひよりの音楽自己満足

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11.12.9 人間椅子

2011-12-12 00:01:21 | ライブレポ HR/HM
◇ 2011.12.9 千葉LOOK
<冬来たりなば春遠からじ ~人間椅子ワンマンツアー2011年師走~ 初日>
 2011年、前半は創作活動に専念ということでライブがなかったんですけど、8月にニューアルバム「此岸礼賛」が発表され、札幌から博多までのレコ発全国ツアーを敢行。どこも大盛況でSoldoutになった会場も。<人間椅子>人気高まってます。さらにこのツアー中に早くも12月の東名阪ツアーが発表になってめっちゃ楽しみにしてました。8月のレコ発ツアーでは当然ニューアルバムの曲中心のセットでしたが、次のツアーでは旧曲もたっぷりやってくれるだろうと。11月のFCライブでのレア曲もおそらくセット入りするだろうし、おりしも人間椅子の原点であるオリジナルBLACK SABBATH再結成というニュースもあって、ひょっとすると何かカヴァーをやってくれるのでは?とちょっぴり期待して。

 さて当日。先日観た某プログレバンドのライブがあまりにも凄くてずっと余韻が残っていて、なかなか頭が椅子モードに切り変わらなくて。平日で会場が千葉ということもあり、行くのやめようかとも思ったんですけど、やはり一期一会、観ないと損すると思い、仕事を終えてすぐに千葉に向かって。着いたのは開演5分前でした。ひょっとしたらSoldoutで入れなかったらどうしようかと心配してたんですけど、それほどでもなく、ギューギュー詰めでもなく、95%というかほぼ満員って感じでしたね。このハコはステージが低いから後ろではまったくステージが見えないんですね。なのでいつも後ろでモニターTVを見ながら楽しむのですが、今日はモニターが消えてるし。まあ音が聴けてライブならではの一体感が楽しめればいいやと開き直って。見渡すと自分のようなおっさんはあまり見当たらず20-30代中心だったような?男女は半々くらいかも。

 19時5分頃、フロアーが暗くなって♪チリ~ンって音が。SEで「此岸御詠歌」がながれて。これいいですねぇ。次のアルバムには絶対に収録して欲しいっす。そしてメンバーの皆さんが登場!大拍手大歓声で迎えられます。
 はじまった1曲目は「阿呆陀羅経」。ミドルテンポのヘヴィなギターリフからミドルテンポのヨコノリリズムでノブさんヴォーカルで和嶋さんのコーラスが。そして鈴木さんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビはノブさんメインで研ちゃんがコーラスを。ちょっとヴォーカルが聴き取り辛いかな。ステージは和嶋さんと研ちゃんの顔しか見えないっす。モニターTV消えてるからどんな衣装かどんなギターかもわかんないっす。間奏では和嶋さんが手を上げてからアグレッシブなギターソロへ。終盤では研ちゃんと和嶋さんはユニゾンリフからステージ中央で寄り添ってリフを。
 続いて2曲目はFCライブでもやった「終わらない演奏会」。研ちゃんヴォーカルのアップテンポのめっちゃノリノリの明るく楽しい曲。ドライブ感いっぱいで爽やかでかっくいいっす。間奏ではワウを効かせたギターソロが。ドラムも叩きまくってます。

 「ありがとう!」「千葉の皆さんこんばんは!人間椅子でぇす!」って研ちゃん、大拍手!「今日は師走の寒いなか来てくださってありがとうございます」って大拍手!「ほとんどのひとは仕事を抜けて駆けつけてくれたんでしょう」って。でも和嶋さん「けっこうニートのひともいるんじゃない?」って爆笑!「「見掛けニートでも働いてるんですよ」って研ちゃんフォローして。「上司に“今日は人間椅子のライブがあるんで早引けします”とかいって」と研ちゃん。「“人間椅子ってお芝居?”って言われるんじゃない」って和嶋さん、爆笑!一段落したところで研ちゃんが「どうぞ」って和嶋さんにMCを譲って。「今年最後のツアー」って和嶋さんはここでツアータイトルの“冬来たりなば春遠からじ”の説明を。ちなみに自分は全く見えなかったんですけど、バスドラのヘッドにこのタイトルが書いてあるそうで「なんかドラマーが知的に見える」って和嶋さん。ノブさんとイメージが違うって爆笑!このタイトルはイギリスの詩人が書いた詩を引用されたそうです。震災で沈んだ気持ちの1年でしたが、春は必ず来る、という気持ちを込めて付けたそうで。「春が来るかどうかは自分次第」「自分が変わらなければ冬のまま、自分が変わればきっと素晴らしい春が来る」「自分が変わらなければ」って大拍手!客席から「先生ありがとう!」って声が。「とんでもございません」って和嶋さん。「一緒に新しい春を迎えましょう」って。

 3曲目は「春の匂いは涅槃の薫り」。アルペジオのゆったりとした幻想的なギターリフからはじまって、そしてミドルテンポのパワフルでダイナミックなリフにのって和嶋さんの伸びやかなヴォーカルが。ドラム叩きまくりで、ストロボライトがスリリング感を煽って。その後、ゆったりとしたギターリフから歌い上げてコーラスもはいってドラマティックに盛り上がって。中盤では一旦止まったあと、幻想的なアルペジオリフがゆったりとながれ、お経のようなコーラスがはいって神秘的な世界に。終盤ではパワフルなサビから盛り上がるも、一旦止まって、最初のアルペジオリフがながれ、そしてパワフルなベース&ドラムがはいってダイナミックになり、ドラマティックなギターソロが。研ちゃんと和嶋さんはステージ中央で寄り添って。
 続いて4曲目は「青い衝動」。これ久々かも。ベースのヘヴィなリフからアップテンポではじまって、ゴリゴリのパワーメタル風のリフから研ちゃんのパワフルなヴォーカルが。間奏ではワウを効かせたアグレッシブなギターソロが。和嶋さんハネてます。

 「ありがとう!」って研ちゃん。今日はレア曲いっぱいで「歌詞思い出すの精一杯」「頭パンクしそう」って爆笑!「今日来てくれたお客さんは東京にも来てくれると思うので、今日は東京とはちがう感じでやっていきます」って和嶋さん。今日と19日渋谷ではセットリストが多少替わるようですね。やっぱ来てよかったっす。ここで先月のFCライブが大盛況だったお話とそこでやったレア曲にやってみたら受けた曲もあったということで。次の曲は「名探偵登場」ですが、ノブさんが書いたセットリストには「“名探偵現る”になってた」って爆笑!「確かに歌詞はそうだけど、タイトルは違う」って和嶋さん。

 「やって宜しいでしょうか?」って和嶋さん。もちろんお客さんは「Yeah!」って。さらに「現れていいでしょうか?」って煽って。「英語で言おうと思ったけど出てこない」って爆笑!
 5曲目は「名探偵登場」。アップテンポのヘヴィなギターリフからはじまって、和嶋さんヴォーカルでポップでコミカルなノリノリの曲。間奏では和嶋さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。和嶋さんハネてノリノリっす。
 続いてハイハットのカウントからはじまった6曲目は「泣げば山がらもっこ来る」。ミドルテンポのめっちゃパワフルなリフからズンズンとはじまって鈴木さんの方言いっぱいの力強いヴォーカルが。サビではドコドコドラムをバックにリフに合わせて「Hey!」ってお客さん手を挙げて。間奏ではワウを効かせたアグレッシブなギターソロが。和嶋さんネックを高く上げて、そしてアンプの前へいってちょいフィードバックを。その後テンポアップして疾走モードでめっちゃ盛り上がって。

 「ちょっと風邪ひいてるからそのあたりのひと、危険ですよ」って研ちゃん前列のお客さんたちに。「いますごいイヤな顔された」って爆笑!「もうちょっとで和嶋くん、誕生日ですね」って研ちゃん。客席から「おねでとう!」って声と拍手が。「ありがとう」って和嶋さん。もうすぐ46歳だそうで。「びっくりしますね、46歳ってすごいおっさんかと思ったけど」って和嶋さん。「見かけはおっさんそのものですよ」って研ちゃんツっこんで爆笑!「もはや初老に差し掛かかろうかと」って。でも「もう東京に出てきてからのほうが長いよね」って研ちゃんと感慨深そうに。和嶋さんは学生のとき“仏教青年会”というサークルに所属していたそうで。「でも部室ではSoft MachineやBancoとかプログレを聴いてた」って。で、卒業後に同窓会の案内ハガキが届いてたそうですが「煩悩の世界にいるので」って欠席されてたそうで。でも今年は「“仏教青年会”の50周年でもあり、自分も仏教の歌詞をいくつも書いてきたので、出てもいいかなと思って」出席されたそうです。まずは浅草のお寺で50人以上の僧侶の皆さんがあつまって震災供養のお経をあげたそうで。壮観だったそうです。「それは宗派を超えて?」って研ちゃん。「いや、曹洞宗です」って和嶋さん。誰も褒めてくれない、無報酬で一心不乱に震災で被害に遭われた方々にお経をあげるすがたに感動されたそうで。「ボクに振らないでください」って研ちゃん、爆笑!たしかに見た目は僧侶すがたですが「ギャンブルのことしか考えてません」って爆笑!「ありがたい経験しました」って和嶋さん。

 7曲目は「今昔聖」。ユニバイブ効果のちょっとゆがんだ感じのギターリフからはじまって、ミドルテンポでヘヴィでダークなぶっといリフがはいって和嶋さんの力強いヴォーカルが。中盤では壮大でメロウな感じでドラマティックに。その後ズンズンズンズン♪進め~進め~!って。和嶋さんは研ちゃんのほうへ。でアップテンポのドンドコリズムの躍動感溢れるリフからアグレッシブな津軽三味線風ギターソロが。そして研ちゃんと和嶋さんは中央で寄り添ってヘヴィリフを
 続いて8曲目は「東洋の魔女」。FCライブでもやってくれました。ミドルテンポのヘヴィなギターリフから研ちゃんのヴォーカルがはいって、サビではゆったりと不気味に。そしてアップテンポになって伸びやかなヴォーカルが。その後ミドルテンポでカウベルリズムのファンキーな感じになり、ヘヴィなギターリフからアップテンポになって和嶋さんはステージ中央でアグレッシブなギターソロを。そして研ちゃんと寄り添って。

 「ありがとう!」って研ちゃん。「そろそろ暖まってきましたね」「楽屋では寒い寒い、手がかじかんでうごかねー、とか言ってて」って。で、チューニングのため沈黙になりますが「何してるかというと、休憩してるんです」って爆笑!「チューニング合ってるのにチューニングしてるふりして」って研ちゃん、爆笑!「次なに話そうか考えてる」って和嶋さん。「オレなんにも考えてない」って研ちゃん、爆笑!さらに「あ、ほんとに狂った」って研ちゃん、大爆笑!

 「久しくやってない曲、大好きなんだけど」「ここらで1回やって、次やるのは10年後」って研ちゃん。はじまった9曲目はなんと「踊る一寸法師」。「おぉ~!」ってどよめきが。超久々です。ヘヴィでダークなリフか響き、研ちゃんの不気味でおどろおどろしいヴォーカルがゆったりと。そして狂気の笑いと咆哮のようなシャウトが。その後テンポアップしてパワフルなヴォーカルが。間奏ではエモーショナルなギターソロが。レッドライトのもと、研ちゃんがヘドバンしながら狂人のように踊り狂って。なんか怖いっす。その後ベースのズンズンリフが響き、ブルーライトのなか、ギターがネックを上げてハンバリングを。そして研ちゃんの狂気が笑いを、和嶋さんがその声をギターで弾いて掛け合いのように。徐々に盛り上がっていって、ダイナミックなリフからアップテンポのパワフルなリフが。終盤ではミドルテンポでヘヴィでダークなリフが。客席から「ありがとう!」って声が。ほんと嬉しかったっす。しかもものすごい迫力でしたね。圧倒されちゃいました。

 続いて10曲目は「菊人形の呪い」。FCライブでもやってくれました。ミドルテンポのダークなギターリフからはじまって、サビではスローモードで和嶋さんが歌い上げて。そして和嶋さんと研ちゃんがステージ中央で背中合わせでパワフルでヘヴィなリフを。ここでふとお客さんのスキマからノブさんのお顔がチラッと見えたんですけど、いつものグラサンしてなくてビックリ!激しすぎて飛んじゃったのかな?その後バンドリフとギターフィルの掛け合いからアップテンポになってヘヴィでリズミカルに。終盤ではゆったりとスローモードでギターがメロウなフレーズを奏で、そしてテクニカルなギターソロへ。トリルもキメて、ラストはベースをバックにギターのアルペリフが幽玄にしっとりとながれて。

 「レアな曲続きましたが、ついてこれてますか?」って和嶋さん。「アルバム20枚持ってないとわからないでしょ」って。ここでノブさん「激しく叩きすぎてグラサンが飛んじゃった」って。踊る一寸法師の途中だったそうです。確かに凄かったもんね。ちなみにノブさんはメガネがないとほとんど見えないそうで「スティックの先がやっと」なんだそうで。「グラサンなしのオレが見れるのもレア」って。
 「休憩時間ありがとう」って研ちゃん、爆笑!そして「人伝てに聞いたんですけど<BLACK
SABBATH>が再結成するって」って研ちゃん、どよめきと拍手が。「来日したら全日程観に行く」って。「人間椅子の日程が決まってても行くでしょ」って和嶋さん。研ちゃんニコニコです。もっとも日本公演は難しいような気もしますが・・・

 そしてはじまった11曲目はもちろん「サバス・スラッシュ・サバス」。ハイスピードスラッシュモードで研ちゃんのパワフルなヴォーカルが。サビでは♪BLACK SABBTH!って大合唱!中盤ではシャッフルモードになってサバスメンバーの名前を連呼。お客さんも大合唱です。間奏では和嶋さん、ステージ中央で真正面を見ながらギターを見ずにアイオミ風ソロを。そのあとの間奏でもアグレッシブなギターソロを。
 そして再び♪BLACK SABBTH!って大合唱のあとはじまった12曲目はなんとBLACK SABBATHの「Into The Void」。和嶋さんのぶっとくヘヴィでダークなリフがミドルテンポで響き、研ちゃんのOZZY風ヴォーカルがはいって。ドゥーミーでめちゃめちゃかっくいいっす!中盤ではアップテンポでノリノリになるも再びミドルテンポになってヘヴィでぶっといリフが。終盤ではエモーショナルなギターソロが。研ちゃんと和嶋さんは寄り添って。

 「ありがとう!」って研ちゃん。ここで少し給水汗拭きタイムで沈黙です。研ちゃん一旦楽屋へ。「よくおじさんたちがライブハウス借り切ってDEEP PURPLEとかRainbowとかのコピーバンドやってるでしょ?あんな感じ」「非常に楽しい」って和嶋さん。大好きなサバスの曲を演奏するのは本当に楽しそうです。ここでノブさんが「こんなに寒いなか集まってくれてありがとうございます」って大拍手です。「オレも人間椅子でサバスの曲を何曲もやらせてもらって」ってノブさん。すると研ちゃんが「まだまだですよ」って。「遠慮してわかりやすい曲を選曲してる」って。さらに「次やるときはSnow Blindを」「いつやるかわかりませんが」って大拍手です。ここでノブさん「サバスくるなら前座どうかな?」って。客席から「おぉ~!」ってどよめきと拍手が。でも研ちゃん「絶対やりたくない」って。「神聖なるステージを汚したくない」と。和嶋さんも「オレもやめたほうがいいと思う」って。「アプローチしようかと思ったのに」ってノブさん。ちょっとガッカリですけど、やはりお二人にとってBLACK SABBATHは“神”なのでしょうねぇ。

 「今日もオレが歌っていいですか!」「気を取り直して歌っていいですか!」「じゃあノリノリで!」ってはじまったノブさんヴォーカルの13曲目は「道程」。ギターのロックンロール調のリフからアップテンポでノリノリではじまって、ノブさんの力強いヴォーカルがはいって。研ちゃんと和嶋さんが寄り添ってリフを。間奏では「ギター、ワジマシンジ!」ってノブさんが叫んでギターソロ。和嶋さんはギターを頭の後ろで弾いて、そして戻して弾きまくって。その後、和嶋さんと研ちゃんは背中合わせでリフを。ここはステージ狭いからダッグウォークは無理っすね。「サンキュー!」ってノブさん。

 続いて14曲目は「転落の楽典」。ヘヴィなザクザクリフからアップテンポではじまるパワーメタル的なめっちゃ楽しい曲。研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいってサビではお客さんも手を挙げて大合唱!和嶋さんもハネまくってみんなノリノリっす。中盤ではドコドコバスドラとヘヴィなベースリフからワウを効かせたアグレッシブなギターソロが。そして終盤サビでめっちゃ盛り上がって、研ちゃんと和嶋さんが寄り添って、そして研ちゃんヘドバンしまくって。

 さらに続いてまずはスライドギターソロ。ステージはグリーンライトに照らされて。そして一節弾いてネックを振って♪ジャン!ってドラムとベースが合わせて。はじまった15曲目は「愚者の楽園」。和嶋さんヴォーカルのシャッフルリズムのヨコノリの楽しい曲。間奏では和嶋さんノリノリでスライドギターソロが。終盤では静かになって幻想的な雰囲気になり、和嶋さんのゆったりとしたヴォーカルがながれ、そして再びアップテンポのノリノリシャッフルになってサビへ。でも高いところは和嶋さんキツそうです。

 続いての本編最後となる15曲目はおなじみ「針の山」。もうめっちゃノリノリでフロアー揺れてます。ギターソロのあと、リフに合わせてHey!って和嶋さんもお客さんもジャンプして、そして研ちゃんと和嶋さんが寄り添ってリフを。ラストは「ありがとう!」って研ちゃん。♪ジャーン!って弾きまくり叩きまくりで、和嶋さんは歯で弾いたり、頭の後ろで弾いたりして盛大にFin。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ドモ!」って和嶋さん。メンバーの皆さんは手を振りながら楽屋へ。フロアーはもちろんアンコールを求めるコールと手拍子が鳴り響いてます。

 しばらくするとメンバーの皆さんが登場!研ちゃんは白い着物で、ノブさんと和嶋さんは"阿修羅“Tシャツすがたで登場です。「それは前の売れ残りですか?」って研ちゃん。「いやいや追加注文ですよ」って和嶋さん。「物販も絶好調で、皆さんありがとうございます」って。ちなみに物販では”阿修羅Tシャツ“だけで、このツアーのTシャツはないみたいですね。ここでちょっと和嶋さんと研ちゃんがジャムって。曲名が思い出せないっす。和嶋さん「ライブ後半になると、大音量で高い音の音程がわからなくなる」って。
 そしてはじまったアンコール最初となる16曲目は「恐怖!!ふじつぼ人間」。ミドルテンポのヘヴィなリフからはじまって研ちゃんのパワフルなヴォーカルが。和嶋さんハネまくってノリノリです。間奏ではワウを効かせたアグレッシブなギターソロが。そして・・・ご当地やその日にちなんだセリフ楽しみにしてるんでけど今回もナシでした。「ありがと!」って研ちゃん。

 続いて17曲目は「幸福のねじ」。アップテンポのギターリフがはじまっただけで大歓声でもうめっちゃ盛り上がり!フロアーが揺れてもうお祭り騒ぎ!フロアー一体になってリフにあわせてHey!って。和嶋さんと研ちゃんは背中合わせで。中盤アップテンポになって超ノリノリでそのままワウを効かせたギターソロへ。その後ミドルテンポになって研ちゃんのねばっこい歌が。ラストは♪ジャーン!で弾きまくり叩きまくりで、研ちゃんと和嶋さんはステージ中央で寄り添って。
 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとう!」って研ちゃん。「ベース、鈴木研一!OZZYめざしてます!」って和嶋さん。「おじーさん、和嶋慎治!」って研ちゃん。「アニキ、ナカジマ・ノブ!」って和嶋さん。メンバーの皆さんは拍手歓声のなか手を振りながら楽屋へ。

 フロアーはもちろんアンコールを求めるコールと手拍子が鳴り響いてます。そしてほどなくメンバーの皆さんがステージに戻ってきて大拍手大歓声で迎えられます。ノブさんはマッチョポーズをキメて。和嶋さんには「おじーさん!」って声が。「青森だったら“和嶋のじーさま”だね」って研ちゃん。「説教くさくなってジジー化してる」って和嶋さんご自分を。「鈴木くんは?」って和嶋さん。「ボクは永遠の高校生です」って研ちゃん、爆笑!「シミは出来てるけど、シワはできてない」って研ちゃん。「太ったってだけですが」って爆笑!

 「12月はクリスマスシーズン、街は華やかです」「でもどうしても街と一体化できません」って和嶋さん。「ビックリするエンディングです」ってはじまったオーラス18曲目はなんと「相剋の家」。まさかこの曲がエンディングとは超ビックリ!大好きな曲なのでめっちゃ嬉しいっす!パワフルなタムドラムからはじまって、ベースソロが。和嶋さんはネックを上げてハンマリング。そして♪ウェ~エオ!って大合唱。和嶋さんの力強いヴォーカルがはいって、そしてアップテンポになってノリノリモードに。その後再びミドルテンポのヴァースへ。研ちゃんジャンプをキメて。そしてアップテンポのノリノリモードになったあと、ミドルテンポでドラマティックに雄大な感じに。そのままエモーショナルなギターソロへ。ラストはパワフルなタムドラムとミドルテンポのダークリフから♪ウェ~エオ!ってFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございました!」って和嶋さん。「こんな感じでライブ終わっても、いいね」って。そして「ベース、鈴木研一、頑張りました!」って和嶋さん。「ギターヒーロー、和嶋慎治!」ってノブさん。さらに「そしてオレ!」って。「ナカジマ・ノブです!」「ほんとは上品なヤツです」って和嶋さん。メンバーの皆さんは前列のお客さんたちとハイタッチして、大拍手大歓声のなか手を振りながら楽屋へ。するとすぐにフロアーが明るくなってライブ終了。時計を見ると21時17分で2時間強のアツく最高に楽しいライブでした。自分はすぐに駅へダッシュです。

 11月のFCライブと曲がかぶることは想定してましたけど、それ以上にレアな曲もあって超ビックリ!FCライブ観てない方々にはレア曲ばかりの新鮮なライブになることでしょう。おそらく公演ごとに数曲は替えて演奏されると思います。なんといってもハイライトはダークでドゥーミーな「踊る一寸法師」と「菊人形の呪い」とサバス曲でしょうね。人間椅子の“真髄”、人間椅子の“原点”を楽しませていただきました。それとこのハコは狭いので、フロアー一体となってめっちゃ盛り上がった最高に楽しいライブでした。このあと人間椅子は西へ向かい、14日の名古屋、15日の大阪とまわっ帰京され、19日にはツアーファイナル東京渋谷です。19日もすっごい楽しみ♪