ひよりの音楽自己満足

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11.12.17 竹田和夫さん

2011-12-20 06:21:12 | ライブレポ ROCK
◇ 2011.12.17 横浜関内STORMY MONDAY
<Kaz Takeda Japan Tour 2011 ~Rockin’ On The Winterland!~>
 16歳でデビューし、1969年に<ブルーズ・クリエイション>を結成して日本ハードロックの礎を築いたスーパーギタリスト<竹田和夫さん>。72年からは<クリエイション>として活動し、70年代のプロレスファンなら誰でも知っているあの<ザ・ファンクス>のテーマ「スピニング・トゥ・ホールド」を、そして当時の刑事ドラマの主題歌「ロンリーハート」をヒットさせ大活躍されました。その後はソロで活動され、97年からはアメリカLAに移住。現在はブルーズをベースとしたJAZZを主体に活動されています。
2008年には4月に<クリエイション>の再結成ライブを。さらに6月には最初で最後の<ブルーズ・クリエイション>の1日限りの再結成ライブを。めっちゃヘヴィなギターサウンドをたっぷり聴かせてくれました。さらにその年11月に再び来日されて3週間にわたるJAPAN TOURを敢行。もちろん横浜関内に観にいきましてかっちょいいライブを楽しませていただきました。その後も竹田さんはJAPAN TOURで何度かいらしてましたが、どうもスケジュールが合わなくて観にいけなかったんですよね。そして今年2011年は12月にJAPAN TOURを行われると知って、できれば観に行きたいなって思っていました。
 今回のメンバーは、竹田さんの他、ドラマー<相良宗男さん>、ベース<栃原優二さん>で、ゲストヴォーカルで<マット小西さん>が。さらにはスペシャルゲストもいらっしゃるそうで。

 さて当日。良くも悪くも仕事がヒマになってしまったので、夕方定時で会社を出て横浜関内へ。開演予定は19時ですが、20分以上早く着いたのでドリンクとフードを注文してライブ前に腹ごしらえを。開演時間が近くなるともう満員です。予約しといてよかった。客層は40~50代中心かな。やや男性が多い感じです。ステージは向かって左にトラ目の綺麗なサンバーストのレスポールタイプのボディのギターが。中央には1タム1バスのドラムセット、左にはクリーム色のJAZZベースが用意されています。

 19時をちょっと過ぎたころ、メンバーの皆さんがステージに登場し、大拍手で迎えられます。竹田さんはそれまで羽織っていた皮ジャンを脱いで、赤のチェックのシャツにジーンズ、ハンチングにグラサンというスタイルで。かっくいいっす。
チューニングや指ならしのあと、竹田さんのカウントから1曲目がはじまります。ミドルテンポのスイングリズムでギターのリズミカルに跳ねるような軽やかなリフがながれ、そして竹田さんのややハスキーでパワフルなヴォーカルがはいって。間奏ではカッティングからエモーショナルなソロが。続いて力強いベースソロ、パワフルなドラムソロと続きます。途中、ベースの接触が悪くなったようで音が不安定に。するとお店の方がすぐに予備のシールドを準備して即チェンジ。終盤は明るく楽しいギターリフからパワフルなヴォーカルがはいって。「Thank you!」って竹田さん。

 続いて2曲目へ。ギターのテクニカルなリフから、ベースもテクニカルなリフを。そしてパワフルなドラムがはいって、ギターとベースがパワフルなリフを鳴らし、竹田さんの力強いヴォーカルがはいって。明るい雰囲気のブルーズって感じでしょうか。中盤ではまず軽やかでテクニカルなギターソロが。途中からヘヴィサウンドになってアグレッシブに。ソロが終わると拍手です。続いて力強くかっくいいチョッパーベースソロ、パワフルなドラムソロが。そしてギターとベースが向き合っての掛け合いソロも。ソロが終わるとおのおのに拍手が。終盤ではギターの軽快なカッティングリフからヨコノリの明るく楽しい感じになり、パワフルなヴォーカルがはいって。ラストはちょこっとギターソロが。

 「こんばんは!」って竹田さん。「冬の東京、寒いですね」って。そして「そろそろあったまってきたかな?優二!どう?」って竹田さん、栃原さんに振って「まだ」って。
 「もう1曲あったまっていこうかな。KANSAS Cityのジャンプナンバーで」って竹田さん。はじまった3曲目は、テクニカルなギターリフ、竹田さんのヴォイスリフからハイテンポのJAZZリズムがはいって、ギターが軽快でテクニカルなフレーズを。そしてベースのテクニカルなソロ、ドラムのパワフルなソロと続いて。その後ギターのテクニカルなテーマリフに戻って、早弾きソロも。

 「ありがとう、Thank you!」って竹田さん。「ここでゲストヴォーカル、マット小西に手伝ってもらいましょう。」「大きな拍手を、マット小西!」って竹田さんが小西さんを迎えて大拍手です。
 「古い曲、何曲かやってみたいと思います」って竹田さん。4曲目は、ミドルテンポのゆったりした感じからはじまって、ギターが哀愁ただようリフを奏で、力強くもしっとりとしたヴォーカルがはいって。ヘヴィブルーズって感じでしょうか。サビでは小西さん、そして栃原さんもコーラスを。
 続いて5曲目、ギターのテクニカルでメロウなリフからミドルテンポではじまって、パワフルなドラムがはいって。一旦止まったあと、ギターがメロウなアルペリフを奏で、そして竹田さんの力強いヴォーカルがはいって、サビでは3人でコーラスを。間奏ではギターのエモーショナルなソロが。その後ヴァースに戻って、サビのあと再びエモーショナルなギターソロが。ラストは3人でコーラスを。

 「ありがとう!もう1度拍手を!マット小西!」って大拍手です。小西さんは一旦ステージ袖へ。そしてメロウなギターソロが。6曲目は「Misty」っておっしゃったかな?しっとりとしたギターリフがゆったりとながれ、ギターの甘いトーンがムーディにながれて。ドラムはブラシでいい感じのリズムを。まずはギターのエモーショナルなソロがゆったりとムードたっぷりに。ソロが終わると拍手です。続いてベースの味わい深いソロが。終盤ではギターのムーディなメロディがしっとりとながれ、そしてテクニカルなソロへ。ラストはしっとりとFin。

 「ありがとう。今日は2回ステージなんで、次の曲で休んでまた出てきます」って竹田さん。そしてはじまった第1部最後となる7曲目はなんとオールドプロレスファンなら誰でも知っているあの曲「Spinning Toe-Hold」。ここでいきなり予告ナシにくるとは思わなかったので超ビックリ!ギターのヘヴィでテクニカルなリフからはじまって、ベースもユニゾンで。ドラムもパワフルに叩きまくって。めっちゃかっくいいっす。まずはベースのチョッパーソロ。凄い迫力です。続いてギターのテクニカルなソロが。中盤ではギターとベースのヘヴィリフからテクニカルなリフ、そしてベースのパワフルなチョッパーソロへ。終盤ではギターの軽快なカッティングリフからテクニカルなテーマリフに戻って。
 曲が終わると大拍手大歓声!「じゃあちょっと休んでまた出てきます」って竹田さん。メンバーの皆さんは拍手のなか、楽器を置いて外へ。時計を見ると19時50分過ぎ。約45分の第1部でした。ここでしばし休憩です。休憩中、メンバーの皆さんは外で打合せのあと、客席で親しいお客さまたちと談笑されてました。竹田さんはイケメンのおにーさんとギター談義を少々。どなたなのかな?

 20時10分過ぎ、竹田さんがステージに登場し、チューニングと指慣らしを。相良さんと栃原さんはステージ袖に待機です。「飲み物の注文等、宜しいですか?」って竹田さん。「飲めや歌えで楽しく行きましょう」って。この頃には客席はもう超満員!
 そして「アンプのテストも兼ねてなんか1曲やりましょうかね」って竹田さん、おもむろにギターを弾きはじめて、竹田さんのみの演奏で第2部がはじまります。ゆったりとしたギターリフがながれ、メロウに歌いはじめて。しっとりと甘い感じのギターの音色、いいですねぇ。間奏のギターソロではしっとりとはじまって、徐々にテクニカルになって盛り上がって。

 「ありがとうございます」って竹田さん。そして「相良宗男!栃原優二!」ってメンバーお2人を呼んで、ここからバンド編成に戻って9曲目がはじまります。アップテンポのリズミカルなギターリフからはじまってベースも加わってユニゾンで。そしてリズミカルなベースリフにのってギターが伸びやかな音色を響かせ、スイングリズムになって。その後ギターとベースがテクニカルなリフを。そしてスイングリズムでギターの軽やかなソロ、ベースの短いソロが。終盤でも軽快でテクニカルなギターソロが。

 「ありがとうございます。Thank you!」って竹田さん。そして栃原さんと「キーはD」って確認しあってからはじまった10曲目は「Dream I Dream Of You」。ギターのメロウなリフがゆったりとながれ、ミドルテンポでパワフルなドラムがはいって、竹田さんのゆったりとシブいヴォーカルが。ほのぼのとした曲調、いいですねぇ。サビではメロウに歌い上げて、エモーショナルなギターソロへ。

 「ありがとうございます」って竹田さん。「何曲かブルーズやりましょう。ジョニー!いいですか?」って、客席で待機していたイケメンギタリスト<ジョニーさん>が一旦外にでてブルーのギターを持ってステージに登場!「大きな拍手を!」って竹田さん、大拍手大歓声です。ジョニーさん、ブルーのリッケンバッカーのようなボディタイプのギターを抱えて。「何のブルーズをやるかな・・・港町ブルーズとかね」って爆笑!「アメリカだと寺内さんとかウケるんだよね」ってちょこっとそれっぽいフレーズを弾いて。

 「ジョニー!これからの日本のギター界をしょって立つ」「重い十字架を背負って」「ギター重いよね」って竹田さん、爆笑!ツインギターではじまった11曲目は「リトル・ジュニア・パーカー」っておっしゃったかな?竹田さんのカウントからミドルテンポでギターのメロウなリフがゆったりとながれ、竹田さんがテクニカルなソロをちょこっと。そして竹田さんの力強いヴォーカルがはいって、合いの手のようにジョニーさんが絶妙なフィルを入れて。間奏では「ジョニー!」って竹田さんが紹介。ジョニーさんがブルージーかつテクニカルなギターソロを。ソロが終わると拍手です。続いては竹田さんのギターソロが。序盤はしっとりとはじまって徐々にテクニカルに盛り上がって。続いて再びジョニーさんのギターソロへ。パワフルにテクニカルに盛り上げて、チョーキングをかっこよくキメて大拍手!「ジョニー!」って竹田さん、さらに大拍手大歓声です。終盤ではヴァースに戻って竹田さんのパワフルなヴォーカルと、ジョニーさんの絶妙なギターフィルが。

 続いて12曲目、竹田さんがリズミカルなギターリフを弾き、ドラムがハイハットでアップテンポのリズムを刻み、ベースがパワフルなリフを、ギターが軽快なカッティングリフを。そして竹田さんのめっちゃパワフルなヴォーカルがはいって。すっげーかっくいいっす。間奏まずはジョニーさんのパワフルでテクニカルなギターソロが。続いて竹田さんのギターソロ。序盤は伸びやかに響かせ、徐々にアグレッシブに盛り上げ、ソロが終わると大拍手!その後一旦静かになってベースソロ。テクニカルにはじまって、チョッパーのパワフルなソロへ。ソロが終わると大拍手!続いてはパワフルな叩きまくりのドラムソロが。終盤ではアップテンポの軽快なカッティングリフから竹田さんとジョニーさんが向き合って掛け合いのアツいソロバトルを。その後ヴァースに戻って竹田さんのめっちゃパワフルなヴォーカルがはいって、ラストはギターとベースのユニゾンリフが。「One more time for ジョニー!」って竹田さん、大拍手大歓声です。ここでジョニーさんはギターを置いてステージ袖へ。

 「マット小西!」って竹田さん、小西さんを呼んで。そしてはじまった13曲目は大ヒット曲「ロンリー・ハート」。ミドルテンポでさわやかなギターリフがながれて、ソフトなヴォーカルがはいってほのぼのしたポップな曲調に。それが徐々に盛り上がっていきます。サビは3人でコーラスを。ヴァースの途中ではギターがチャイナ風のギターフィルを入れて。終盤ではギターのヘヴィリフがはいってパワフルに盛り上がって、ラストはギターがハンマリングをかっこよくキメて。

 本編最後となる14曲目は「Tobacco Road」。ギターのブギー調のリフからミドルテンポではじまって、軽やかなJAZZ風ギターソロが。そして力強くもゆったりとしたヴォーカルがはいって、カッティングのギターソロが。竹田さんは弾きながらリフを歌って、そしてヴァースに戻ってゆったりとしたヴォーカルがながれて。その後一転パワフルなドラムからアップテンポのヘヴィなギターリフがはいってかっくいいハードロックモードになって盛り上がって。パワフルなシャウトヴォーカルやギターとベースのスリリングなユニゾンリフも。中盤ではベースのパワフルなチョッパーソロが。ソロが終わると拍手です。続いてドラムの叩きまくりソロ。序盤はタムを中心に力強く叩き、次はスネアのリムショット中心に。いい音響かせてます。ソロが終わると「相良宗男、オンドラムス!」「栃原優二、オンベース!」って竹田さん、大拍手大歓声!その後ヘヴィリフからパワフルなシャウトヴォーカルがはいって盛り上がって、ギターとベースがユニゾンリフをキメて♪ジャーン!って。「ありがとうございました!」って竹田さん。ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!メンバーの皆さんはお辞儀をして楽器を置いて大拍手のなか外へ。もちろんお客さんはアンコールを求める手拍子を。すると程なくメンバーの皆さんはステージに戻って大拍手大歓声で迎えられます。
 そして竹田さん・相良さん・栃原さんにゲストの小西さん・ジョニーさんがはいってフルメンバーではじまったアンコール最初となる15曲目、ギターのリズミカルなブギー調リフからミドルテンポではじまって、手拍子を促して。そしてパワフルなヴォーカルがはいってノリノリでサビはみんなで歌って。ブレイクリフをキメたあと、まずは竹田さんのテクニカルなギターソロが。続いてジョニーさんの力強くエモーショナルなギターソロが。その後ヴァースに戻って、そして「ジョニー!one more time!」って竹田さん、ジョニーさんと向き合ってアツいソロバトルを。そして♪ジャーンって。「どうもありがとうございました!Good night!」って竹田さん。ラストは弾きまくり叩きまくりで盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとう!Thank you!」って竹田さん。大拍手は鳴り止まず、そのまま再アンコールへ。「最後、みんなで歌えるのがいいね」って。
 はじまったオーラス16曲目は「Stand By Me」。ミドルテンポのギターリフからはじまって、力強いヴォーカルがはいってメロウなヴァースを歌い、サビはみんなで力いっぱい大合唱!2ヴァースではヴォーカルの合間にジョニーさんがギターフィルを入れて。サビのあとは竹田さんのエモーショナルなギターソロが。その後の3ヴァースでは竹田さんが日本語で力強く歌って、サビは大合唱で盛り上がって。「どうもありがとうございます!もう一度大きな拍手を!ジョニー!相良宗男!栃原優二!」って竹田さん、メンバーの皆さんを紹介して「寒いですからお気をつけてお帰りください。またお逢いしましょう!」って挨拶を。大拍手です。ラストは♪ジャーン!って弾きまくり叩きまくりで盛大なフィナーレ。

 曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます!Thank you!」って竹田さん。これにてライブ終了です。時計を見ると21時20分過ぎ。約70分の第2部でした。合計2時間の素敵なライブでした。
 3年ぶりに観た竹田さんのライブ、めっちゃかっこよかったっす。なによりもギターすっごいいい音響かせてましたね。軽やかにメロウに、そしてヘヴィにアグレッシブにとトーンを使い分けて。ギターが“歌って”ましたね。凄いっす。そしてややハスキーなヴォーカルもシブくてかっくいいっす。テクニカルビンビン響くベースも、パワフルなドラムもいい味出しててよかったっす。さらにスペシャルゲストのジョニーさんのギターもすっごいい音しててかっこよかった。これまでジョニーさんのことを全く知らなかったもので、これからちょっと注目していきたいっす。竹田さん、23日には原宿でライブで、クリスマスイヴは日本で過ごされるそうで。またいつか機会があれば竹田さんのライブ観に行きたいっす。
 そうそう、1つだけ。ひとりで変に騒ぐKY客がウザかった。それだけが残念。

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1 コメント

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音楽同好会(名前検討中 クリエイションを語る会 (謎の三文字☆村石太&ヒロスケ)
2012-06-20 21:03:20
クリエイション ロンリーハートで プログ検索中です。この歌 若い頃 好きでした。最高
昔の歌は 煙草の歌詞が 出てくるのも 多いかナァ?なんとなく 煙草を 覚える人もいるのかなぁ?今 動画で ロンリーハートを 聴いています。もっとテンポ アップテンポだった記憶でした。こないだ?初めて この歌 カラオケで 歌いました。時どき 鼻歌で ワンフレーズだけ 口づさんでいたことは あるけれど。
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