ひよりの音楽自己満足

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14.8.17 KENSO(後半)

2014-08-20 21:33:56 | ライブレポ プログレ2014-2016
◇ 2014.8.17 川崎CLUB CITTA
<新作リリース記念、そして結成40周年記念ライブ>
◆後半◆
 19時ころ、スクリーンが上がって、メンバーの皆さんがステージに登場して大拍手で迎えられます。さらにゲストの半田美和子さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。黒のノースリーブのスレンダーなドレスを纏った美女。しばし見とれてしまいました。
 薄暗いブルー&パープルライトのなか、ピアノの音色がゆったりと響き、半田さんのしっとりとした美しいヴォーカルがはいって。後半最初となる8曲目は「氷島」。ピアノリフがリズミカルになり、ヴォーカルものびやかに力強く、さらにシンバルロールからヴォーカルがハイトーンで歌い上げて。もう鳥肌モノです。凄すぎ!その後ピアノのリズミカルなリフからヴォーカルがスキャットでのびやかに歌い、マレットでのタムドラムとキーボードのリズミカルなリフからのびやかに力強く、さらにハイトーンで歌い上げて。終盤ではギターとピアノがしっとりとほのぼのメロディを奏で、ヴォーカルがリズミカルに歌い、タムドラムとキーボードリフからヴォーカルが力強くのびやかに歌い上げて。

 続いて9曲目は「新宿厚生年金に空」。薄暗いブルーライトのなか、ミドルテンポのピアノリフとメロトロンサウンドが響き、ヴォーカルが澄んだ美しいスキャットをのびやかに力強く。そしてピアノリフからギターがのびやかに哀愁メロディを奏で、キーボードのリズミカルなリフからブレイクが。その後ギターのヘヴィリフとオルガンリフからアップテンポのノリノリモードになってリズミカルなリフが。中盤ではミドルテンポのパワフルなドラムからピアノの綺麗なリフとメロトロンサウンドが響き、ヴォーカルが美しいハイトーンのスキャットを。その後オルガンリフからアップテンポのリズミカルなリフがはいって、シンセのお琴サウンドのリフとベースのパワフルなリフが響いて。ここでギターがトラブったようで、志村さんが来て調整を。そしてダイナミックなリフからピアノのしっとりとしたリフにのってベースのエモーショナルなソロが。終盤ではキーボードとギターのユニゾンリフからアップテンポのノリノリモードになって、ダイナミックなブレイクからミドルテンポに戻ってピアノの綺麗なリフがゆったりとたおやかにながれ、ベースがエモーショナルに味わい深く奏で、そしてヴォーカルのスキャットがのびやかに、さらにハイトーンで美しく、ゆったりと。

 「ありがとうございます」って。ここでしばしギターのトラブルチェックです。沈黙が続くなか、客席から「小口さ~ん!」って声が上がって、大拍手!「小口、しゃべってよ」って清水先生。でも「風邪ひいてて声が出ない」って小口さん。再び沈黙。光田さんが心配そうに機材チェックを見守って。そのうちに「原因がわかりました」って清水先生。どうやらヴォリュームペダルに問題があったようで、外したみたいです。「人生いろいろあります」「ここに立てただけでも幸せです」って。そして「半田さん、すみません」「もしかしたらもう1回やるかも」って清水先生。

 12弦のアコギを抱える清水先生。10曲目は「A SONG OF HOPE」。アコギのゆったりとしたリフからピアノリフもはいって、そこに美しいヴォーカルがしっとりと。シンセがのびやかにほのぼのメロディを奏で、ギターとピアノがユニゾンで奏で、ヴォーカルがハイトーンで歌い上げて。そしてアップテンポのタムドラムがはいって、シンセがのびやかに奏で、ヴォーカルがリズミカルに歌い、光田さんがコーラスを入れて。その後ダイナミックなリフからリズミカルなリフがスリリングに展開し、ヴォーカルがリズミカルなスキャットを。中盤ではアップテンポのノリノリのファンキーなリズムにのってヴォーカルがリズミカルにスキャットを。光田さんのコーラスもはいって明るく楽しく爽やかな感じに。そして躍動感たっぷりのリズミカルなリフからキーボードとギターのリフの掛け合いが。終盤ではピアノのパワフルなリフからオルガンがのびやかに奏で、一旦止まってからキーボードとヴォーカルがしっとりとゆったりと。そして半田さんはミュートするように手で口を覆って歌い、ラストは明るいレッドライトのなか、ピアノのアップテンポのリフとギターののびやかなフレーズにのって力強いハイトーンスキャットを。

 曲が終わると大拍手大歓声!清水先生と半田さんが握手。「半田美和子さんです!」って大拍手大歓声!「今のお気持ちは?」って清水先生。残念ながらお返事は聞き取れなかったっす。「オンヴォーカル、半田美和子!」って大拍手大歓声!ここで半田さんはステージを降りて楽屋へ。さらに小口さんと小森さんと三枝さんも一旦ステージを降りて、ステージは清水先生と光田さんのみ。
 暗いステージのなか、お二人がスポットで照らされ、清水先生はイスに座ってブルーLPを抱えて。「ヴォリュームペダルなしで」って、はじまった11曲目は「江天暮雪」。ピアノとギターがクラシカルにメヌエットのように気持ちよくたおやかに奏でて。曲が終わるとお二人が握手して大拍手!

 小口さん・小森さん・三枝さんがステージに戻って。「このメンバーで5年ぶりのライブ」「僕自身は楽しくやらせていただいてます。ありがとうございました」って大拍手!さらにスタッフの皆さんに感謝のお言葉を、そしてお客さんに「こんなに多く来てくださって嬉しいです。これからも宜しくお願いします」って大拍手!さらに「全ライブDVD計画も実現するようにがんばります」って大拍手!

 「ロックンロール行きます!」って清水先生、大拍手大歓声!ギターのヘヴィリフからZEP風にはじまった12曲目は「精武門」。ミドルテンポのパワフルなドラムにのってギターとシンセがゆったりとのびやかに奏で、ブレイクからスリリングなリフが。そしてダイナミックなリフからヘヴィダークリフがはいって、ギターとシンセのリズミカルなリフ、オルガンのパワフルなリフが。中盤ではレッドライトのなか、アップテンポのノリノリモードでギターのヘヴィリフがはいって、ドライブ感たっぷりにシンセがのびやかに爽やかに奏で、そのまま小口さんのテクニカルなシンセソロへ。その後ツインキーボードのユニゾンのシンセリフが。終盤ではミドルテンポでピアノとギターのリズミカルなリフから、ギターのヘヴィリフがはいって、ラストはダイナミックなブレイクをキメて。

 続いて13曲目は「麻酔part2」。SEでシーケンスのリズミカルなリフがながれ、光田さんのリズミカルなキーボードリフがはいってダイナミックなリフが。そしてリズミカルなリフからシンセとギターがのびやかに爽やかに奏で、キーボードのリズミカルなリフがスリリングに。その後ブルー&グリーンライトのなか、ギターがゆったりとメロウに奏で、ダイナミックなブレイクからレッドライトのなか、キーボードのリズミカルなリフがスリリングに、オルガンとギターがのびやかに奏でて。中盤ではシンセがほのぼのメロディを奏で、リスミカルなリフからダイナミックなリフと叩きまくりドラムが。その後一旦止まって、キーボードの綺麗なリフが響きシンセとベースがのびやかに力強く響いて。終盤では光田さんのテクニカルなソロ、小口さんのテクニカルなソロ、ベースのテクニカルなソロと続いてダイナミックなブレイクと叩きまくりドラムが。ラストはアップテンポのテクニカルなユニゾンリフから、ギターとキーボードがのびやかに。

 本編最後となる14曲目は「空に光る」。リズミカルでテクニカルなリフからはじまって、シンセとギターがのびやかに爽やかに奏で、ブレイクからしっとりと。そしてシンセのテクニカルなリフ、ギターのリズミカルなリフからドラムが叩きまくって、ヘヴィリフからブレイクをキメて。その後ピアノのパワフルなリフ、ギターのヘヴィリフからシンセがのびやかにリズミカルに奏で、ダイナミックなリフが。中盤ではピアノの綺麗なリフからギターがのびやかに奏で、テクニカルなユニゾンからダイナミックリフと叩きまくりドラムが。そしてリズミカルなリフからギターのテクニカルなソロが。その後、静かになってピアノの綺麗なリフからギターがのびやかに奏で、そこからテクニカルにユニゾンをキメて。終盤ではシンセとギターがのびやかに爽やかに奏で、テクニカルなユニゾンもはいって盛り上がって、そこからギターの弾きまくりのアグレッシブなソロが。ラストはアップテンポの疾走モードでリズミカルなリフがスリリングに展開し、盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとうございました!KENSOでした!」って清水先生。早口でメンバー紹介をして、大拍手大歓声のなか、メンバーの皆さんは楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子となって大きく鳴り響いて。手拍子のテンポが速くて途中でついていけなくなりそうに。

 しばらくするとメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。清水先生はブルーLPを抱えて、ここでエソプトロンを発表された時の批判意見を思い出されたようで、ちょとグチられて。そして光田さんに促されて「ヴォーカル、半田美和子!」って呼び、半田さんが再び登場して大拍手で迎えられて。
 「ちょっと予定を変えて」ってはじまったアンコール最初となる15曲目は再び「新宿厚生年金に空」。ギタートラブルのリベンジです。ブルーライトのなか、パワフルなドラムからメロトロンサウンドがゆったりと響き、ピアノの綺麗なリフがゆったりとながれ、ヴォーカルがゆったりとたおやかに美しく歌い、ギターがメロウにしっとりと奏で、キーボードとギターがユニゾンでブレイクをキメて。そしてミドルテンポでギターのリズミカルなリフ、キーボードとオルガンのおっかけリフからアップテンポになってリズミカルに。その後、一旦止まってからトイピアノ風サウンドのリズミカルなリフからギターとオルガンのリズミカルなリフがはいって。中盤ではミドルテンポでメロトロンサウンドが響くなか、ギターが哀愁たっぷりにメロウに奏で、ヴォーカルがハイトーンスキャットを美しくのびやかに。その後、オルガンのリズミカルなリフからシンセがのびやかにスペーシーに奏で、お琴風サウンドのシンセのリズミカルなリフからオルガンリフ・ギターリフがアップテンポのノリノリモードで。終盤では静かになるも、再びリズミカルなリフからアップテンポのノリノリモードで。そしてブレイクからミドルテンポになって、シンセがしっとりと奏で、ピアノの綺麗なリフがたおやかにながれ、ベースのハイポジションでのソロが。ラストがヴォーカルがのびやかで美しいスキャットをゆったりとゆっくりと

 続いて16曲目は「Echi dal Foro Romano」。シンセが響くなか、光田さんのピアノの綺麗なリフがしっとりとながれ、ブルー&グリーンライトのなか、ハープシコード風サウンドのリズミカルなリフがゆったりと。そしてヴォーカルのスキャットがのびやかにながれ、キーボードとユニゾンで、さらにハイトーンで力強く美しく。その後オルガンのリズミカルなリフがはいって、半田さんが手拍子を促して、リズミカルなリフにのってヴォーカルがスキャットを。中盤ではベースのテクニカルなフィルからシンセがゆったりと奏で、ミドルテンポでヴォーカルがのびやかで美しいスキャットをハイトーンで。そしてダイナミックなリフからアップテンポになってオルガンのテクニカルなリフから半田さんが再び手拍子を促してリズミカルなスキャットがはいって、ダイナミックなリフからテクニカルなユニゾンと叩きまくりドラムが。半田さん、めっちゃノリノリで満面の笑みで超楽しそう♪終盤ではキーボードがのびやかに奏で、ヴォーカルがハイトーンスクリーミングを。鳥肌モノです。そしてダイナミックなリフが劇的にながれ、のびやかなスキャットとともにゆったりとのびやかに。

 曲が終わると大拍手大歓声!一部スタンディングオベーションも。「オンヴォーカル、半田美和子!」って大拍手大歓声!さらにメンバー紹介をしておのおのに大拍手!メンバーの皆さんは大拍手大歓声のなか、ステージを降りて楽屋へ。大拍手はアンコールを求める手拍子になって鳴り響いて。
 ほどなく清水先生が可愛い柄のシャツを着て登場して大拍手&爆笑!清水先生は先ごろ、フィンランドのバンドのレコーディングに参加されたそうで(ほぼノーギャラとか)で、なにかステージ映えするかっこいいTシャツがないかとお願いしたところ、そのシャツが送られてきたとか。フィンランドのホッケーチームのシャツだそうで、胸にチームロゴの鳥の絵が描かれていて。ちなみに今日のライブでそのアルバムを先行発売する予定だったそうですが、結局間に合わなかったそうで。

 「もう1曲やります」って清水先生。「ZEPにちなんで」ってメンバーの皆さんを1人づつ呼んで。「ZEP度ゼロ、光田健一!」「このひとがいないと始まらない、素晴らしい才能の持ち主」って大拍手!「ZEP度濃い、三枝俊治!」って大拍手!「ZEPを歌っていた、小口健一!」って大拍手!「私にとってのジョン・ボーナム、小森啓資!」って大拍手!

 オーラス17曲目は「月の位相Ⅰ」。パワフルなドラムからアップテンポでリズミカルなリフがはいって、光田さんのテクニカルなキーボードフィルからギターとキーボードがユニゾンでのびやかに奏で、ダイナミックなブレイクと叩きまくりドラムが。そしてミドルテンポでシンセの綺麗なリフがながれ、アップテンポになってパワフルなベースにのってリズミカルなリフが。中盤では一旦止まってから、ギターがメロウに奏で、ピアノのしっとりとしたリフからギターのエモーショナルなソロが。そしてパワフルなドラムからダイナミックなリフがはいって、アップテンポのノリノリモードで光田さんのテクニカルなシンセソロが。ここで清水先生が「Black Dog」のリフを。そして小口さんのテクニカルなオルガンソロへ。終盤ではダイナミックなリフからアップテンポのリズミカルなリフがはいって、そこから叩きまくりのアツく激しいドラムソロが。大拍手大歓声!その後アップテンポのリズミカルなリフからブレイクをキメて、ミドルテンポでギターがのびやかに奏で、「キーボード、小口健一!ベース、三枝俊治!ドラムス、小森啓資!キーボード、光田健一!ギター、清水義央!KENSOでした!」って清水先生、大拍手大歓声!ラストは弾きまくり叩きまくりで、清水先生がジャンプして盛大にFin。

 曲が終わるとお客さん総立ちで大拍手大歓声!清水先生は小森さんと握手!「嬉しいよ、ボクは!」って大拍手!ここで半田さんも呼ばれてステージへ。「メンバーから一言づつ」って、皆さんそれぞれに御礼を述べられて。そして清水先生がここで半田さんに感謝状を贈られて大拍手!ここで清水先生、本日封印していた毒舌をポロッと。海外の某バンドのことを言ったようですが、はっきりとは聞き取れなかったもので、ここでは書かないでおきます。メンバーの皆さんは大拍手大歓声のなか、ステージを降りて。これにてライブ終了です。時計をみると20時25分。途中20分くらいのスライドショーもありましたが、3時間弱のとっても素敵なライブでした。
 なによりもまずは半田さんの繊細で美しく、しかも力強い歌声に感動!特におもわずこちらがのけぞってしまうくらいの超強力なハイトーンには圧倒されちゃいました。これほどの音圧の女性ヴォーカルの歌声は聴いたことないかも。クラシックフィールドの方とあって、ちょっとお堅いイメージをしていましたが、アンコールではめっちゃノリノリで笑顔で本当に楽しんでおられるようで、嬉しくなっちゃいました。次回ライブもできたらお願いしたいっす。もちろんKENSO自体の演奏もたっぷり楽しめました。特にベースが印象に残っています。ただバランス的にドラムのバスドラ以外の音をもうちょっと大きくしてほしかったかも。時々聴き取り辛い場面があったもので。もっとも他ではそういう意見はないようなので、自分の耳が悪いのかもしれませんが。機材トラブルはライブにはつきものですから、仕方ないっすね。まあせめてMCでつないでほしかったかも。そうそう、光田さんが凄く気を遣われていましたね。進行など清水先生をサポートされていて、ほとんど影のバンマスでしたね。次回ライブはいつになるのかわかりませんが、楽しみにしています。そしてこれからどんどんニューアルバム「内ナル声ニ回帰セヨ」を聴きこんでいきたいと思いますし、半田さんも注目していきたいと思います。