
きのうの続きです。
ホワイト・ナンシー White Nancy のそばでお昼休み。
あがってきたのとは反対側の なだらかな斜面を通って丘をおります。
次の展望スポットへ。

展望スポットからの素晴らしい眺めは 私のコンパクトカメラではとても再現できません。
古い小さな町、レイノー Rainow をみおろします。

私がお見せしたいのは以下のようなもの。
1;スタイル stile 。

塀や垣根に設けられていて人は踏み越えていけるけど、家畜は通れないようになってる仕掛けです。
実にさまざまなタイプがあります。これはけっこう複雑な作り。
日本語訳は「踏み越し段」。
段じゃないのもスタイルといいます。
素朴なスイング・ドアをひとりずつ通るタイプもよく見ます。
平べったい石にそって抜けるのがこれ

2;キャトル・グリッド cattle grid 。

トラクターやトラックが通過できる 幅広いゲートの地面にある、家畜の逃亡防止設備。
人や(たぶん)犬は通れますが、牛(キャトル)に限らず、ひずめのある動物(牛、馬、羊、豚・・・)はこの鉄棒の上を歩いてこえられません。
人も ハイヒールや下駄で歩くのはちょっと無理かも。
農場の動物がこれを超えて外に出るのはトラックに載せられて場におくられるか 市場に出荷される時だけ・・・
3;ドライ・ストーン・ウォール dry stone wall の穴。

イギリス北部特有のドライ・ストーン・ウォールには、ところどころウサギなどの小動物を通す穴が下にあいています。
これがないとウサギは地面に穴をほって無理に通るので、石塀が崩れちゃうんですね。
だいぶ丘を下ったところのちょっとした林を抜ける途中、両側に積んだ石の続く小道を通りました。

ガイドブックによると、工場の廃墟らしいです。
あまりの崩れ方に驚く。閉鎖してから何十年もたってるみたいですね。
土をかぶって草や木まで!はえてます。
自然と完全に一体化してる。
この林を抜けきったところは賑やかな道路です。
道路を歩く途中かわいらしい古いコテージをいくつも見ました。以下、明日。

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