イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

古い建物がよく残るヒルゲートエリアのかくれた名所、美術ファン必見(ストックポート)

2015年06月06日 17時51分07秒 | ストックポートとその周辺
今まで何回かご紹介した、古い建物がよく残る景観保存地域、ヒルゲートどおり。

おなじ道の名前が数百メートルごとに、ハイヤーヒルゲートHigher HillgateミドルヒルゲートMiddle HillgateロウアーヒルゲートLower Hillgateと変わります。

ヒルゲートも終わりのほう、ロウアーヒルゲートの左側に、知る人ぞ知る名所があります。

クロウサー ストリート Crouther Street

イギリスでは知らない人はいない画家、L.S.ロウリー L.S. Lowry。
戦前戦後のイギリス北西部のすすけた街並みにマッチ棒のような人物をちりばめた陰気な絵でしられます。



かれのよく知られた油絵、A Street in Stockport(1930年)に描かれてるのは、この石段。
絵に描かれた、85年前とほぼ同じ!

ほんとにそうでしょうか。

左側、ものすごくぼろっちい!

作品は市立美術館、ストックポートアートギャラリー Stockport Art Gallery の所蔵です。

現在、観光案内所 Stockport Tourist Information 併設の博物館、ストックポートストーリーStockport Story に貸し出し中です。

観光案内所はマーケットプレイス Market Place(通りの名前)の、一般公開している中世の商館、ステアケースハウスStaircase Houseの一階にあります。

アートギャラリーの人によれば、絵葉書を買ってからわざわざここに来て写真を撮っていく人がたくさんいるらしいです。

ロウリーの代表作のひとつには、ストックポートヴァイアダクトStockport Viaduct(鉄道橋)の連作があります。

ストックポートといえば、ストックポートヴァイアダクト。世界で2番目に大きいレンガ建築です。


ロウリーは、当時あった工場や汽車の煙と共にタウンセンター側からのごみごみした景観を描いています。

偶然バスでとおりかかった最近見つけた、住宅街からの見晴らしのいいヴァイアダクトビュースポット!

バスを降りて写真を撮りました。

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コメント (4)
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