社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

戦うための「法律」

2012-12-14 00:01:13 | 外交と防衛

 R.O.E.(交戦規定)の改訂を。現場の自衛官が強く望んでいることだ。現行のR.O.E.(交戦規定)は、正当防衛は認められているが、当事者だけである。どういうことかと言うと隣にいる僚機や僚艦が攻撃されても反撃できないのである。ドグファイトが中心の朝鮮戦争時代に作られそのまま改訂されずにきた。現在のミサイル戦は考慮されていない。「そんなバカな」と思われるが残念ながらそのままである。当時は左翼政党が強く、マスコミも左翼の言うことは記事にするが、政府側の発表には冷ややかだった時代だ。「どの国が攻めてくるというのか」と言うオバチャン左翼の言い分が強い時代だった。その時代に北朝鮮の拉致が行われていたのだから、このオバサン左翼たちの罪は重い。旧社会党や共産党の方々はこの件に口をつぐんでいる。卑怯だ!

 左翼の連中は警察官や自衛隊員の命などどうでも良いと考えている方が多いようだ。佐々淳行氏が著書で、ご子息が小学生の頃、担任の教諭が「お父さんが自衛隊か警察の人は手を上げて」と教室で言い、児童が手を上げると「この人たちのお父さんは悪い人です」と言い放ったそうだ。佐々敦行氏はこの教諭と対決したそうだが、九州の田舎にいた私もこのフレーズに記憶がある、たまたま私のクラスに該当者はいなかったが。1970年前後、警察官や自衛隊が置かれた社会情勢が解る。

 この時代から戦闘の形態は大きく変わっているが、未だにR.O.E.(交戦規定)はそのままである。マスコミなどの左翼勢力は未だに自衛隊は「悪」と言う縛りから開放されていない。この状況を改善できる方に国会に行って欲しい。防衛とは戦うことが必要な場合も多々ある、その法整備が遅れている。より危険ではないか?超法規的処理ばかりになる。

 現場の苦労が理解できる方に国会に行って欲しい。しかし「現場が」と言ってそこの社長や取締役の声を聞くだけの小泉政権の竹中前大臣のような方はご辞退願いたい。本当に現場が解っていない。

コメント
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