社会科学上の不満

政治・経済上の不満のハケ口(左翼出入り禁止)
外交と防衛、歴史と現状についての不満のハケ口。(観念論の方は出入り禁止)

社会主義の安全基準

2012-12-24 07:57:57 | 外交と防衛

 「トムクス7」と言う旧ソ連の都市をご存知であろうか?何か記号みたいな名称である。そうソ連解体まで地図に無い「都市」の一つであった。旧ソ連の原子力研究の総本山の都市である。現在は通常の名称を頂いているようだが。この都市は旧ソ連最高の原子力の技術がある。原発もある。ソ連崩壊後、初めて日本のTVがこの都市に入ったドキュメント番組があった。外国のメデイアとしては初めてであった。

 旧ソ連最新で最高の技術陣に抱えられた原発の内部は炉心から水蒸気が幾筋も漏れ出しているショッキングな映像だった。驚いたTVクルーに、「このくらい日常的だ、日本の原発も同様だろう」と研究員の一人が発言した。驚きであった。日本では即操業停止だ。この安全性への感覚の違いに驚くと共に、旧社会党のいい加減さに腹が立った覚えがある。「なぜ原発反対なのですか?」の記者の質問に「ソ連技術でない、米国の技術だからだ」と答えた党首がいたからだ。

 旧ソ連や旧東側の技術や倫理が西側欧米諸国に大きく劣ることは公然の事実であった。1990年代東ドイツの技術が共産圏で最高といわれていた。その東ドイツのカメラを入手した。日本の1970年代初期のカメラより、総ての面で劣っていた。重い、ブレる、大きいと。

 そして、その他の情報も多くが隠蔽されたようだ。驚くのが北極海に核のゴミ捨て場があるようだ。殆どそのまま入り江の奥に棄て立ち入り禁止にしている。噂ではチェリノブイリの事故の数ヵ月後、燃料棒運搬船が荷崩れを起こし大量の燃料棒が外気に触れた事故があったとされる。ロシアが沈黙を守る以上調べようがないが。さらにパキスタンの山岳地帯ではプルトニュウムのペレットが密売されたとか直前で旧GRUと旧KGBの部隊に回収されたとの話まである。この時約1個中隊規模同士の戦闘があったため隠蔽のしようがなくなったようだが。

 この様に社会主義や共産主義国家は隠蔽がお得意だ。民主党政権にもその片鱗をみることが出来た。意図的や無知・懈怠等よる隠蔽だ。隠蔽方法もお粗末で直に露見するものも多い。民衆の革命を恐れているくせに、民衆をねじ伏せようとする。中国を見れば良くわかる。

 

 

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