三ツ谷洋子のスポーツ21・ブログ

Jリーグ開幕前から理事として17年間かかわったスポーツビジネスコンサルタントの三ッ谷洋子が日々の話題を取り上げます。

「Jリーグ・トップマネジメントセミナー プログラム1」 その①

2008年03月05日 | 2008年
昨日のつづきです。

講演のトップバッターは、プロ野球ドラフト会議の名司会者として知られた
伊東一雄氏(大リーグ・コメンテイター)でした。
昔のコネでお願いすると「お役に立てるなら」と快諾してくれました。

テーマは「経営から見た日米野球比較論」
こんなメモが残っています。

*大リーグの各球団の経費のうち、人件費が占める割合は、
強い球団では約4割5分、弱い球団で2割5分程度。

*大リーグで人気のあるトロント・ブルージェイズの92年度の入場者数は1日5万人、
シーズン最終日には延べ400万人を突破。

*シカゴ・ホワイトソックスのグッズ売上は26球団中18位だったが、
一昨年にロゴを変えてから人気が急上昇し1位となった。

*ファンサービスは、各球団ともワンシーズンで20日ほど実施。
 具体的には―。
  ・子どもだけを対象に「ボール・ナイト」「キャップ・デー」
   「ヘルメットデー」を設けて、プレゼント配布。
  ・有名選手がシーズンチケット購入者に直接電話して御礼を述べたり、
   チケット購入を依頼。
  ・公式戦最終日に「ラッキカード」を配布。
   1位にはヨットや海外旅行などの豪華景品を用意。

このように、Jリーグや各Jクラブの経営のヒントになるアイディアや事例が
いくつもちりばめらているものでした。

(明日へつづく)

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 「今、ハンドボールの世界では何が起こっているのか」
  ◇ゲストスピーカー 市原則之氏
   (日本ハンドボール協会副会長)
  ◇会場:アーリーズテラス                  
  ◇日時:2008年3月11日(火)12:00~14:00          
   ※オブザーバーでのご参加も可能です。 
             
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株式会社スポーツ21エンタープライズ】 
  代表取締役 三ッ谷洋子
  スポーツビジネスコンサルタント
  スポーツビジネスプロデューサー
  地域づくりアドバイザー
  http://www.sports-21.com
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