代理人

数回、現場で議論させて頂いた現場代理人からメールが届いた。最初に●○工の施工無事４月●日終わりました

まだ、全てが完成した工事ではありませんが、一番の難所が終わりました。自分も1週間前に現場を直接見せて頂き、工夫と苦労の跡がしみじみと伝わってきて現場で感動していました

現場の完成時の形状は同じでも、できるまでのプロセスが当初の設計とは全く違って、何度も仮設計画が工法変更になり、発注者から提案された工法は全て地盤条件が悪くて施工できなかった現場でした

現場代理人は、現場を見て、地下水、斜面等を見て、経験で現場を察知して、思考錯誤して、発注者の提案を試しても全てダメ、そして、最後は自分が実施できると思われる工法で意思を通して施工を完了させました。経済的には発注者がどれだけ認めてくれるかわからない部分もあります・・・・

でも、工事を終わらせるためには・・・。どうすればできるのか？　ただ、一点だけを見て施工を進めていました。これまで見てきた現場でも上位に位置する思いを感じた現場でした

こんな現場を持つと24時間ずっと現場のことを考えていると思います。現場には周りに住家もあり地域住民対応もありました。それを乗り越えて、ここまでこぎつけた現場

メールの最後の方の文章には
「みんなが考え、みんなが心配し、みんなが協力した現場も完成が近づきつつあります」と仲間を思う気持ちが記載されていました。本当に思いが凄い・・・・

自分はこの現場で、凄腕の現場代理人に出えたことは一番の収穫でした。土木屋凄いぜ。この工事が来年度の優良工事にエントリーできることを楽しみに、現場の完成を待ちたいと思います

土木屋さん最高ぜよ！

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