躁鬱おばさんのプチ田舎暮らし

何かにつけうつつつと落ち込んでしまうわたしが、プチ田舎に引っ越すと・・・

お利口みのちゃん

2008-10-07 15:09:58 | Weblog
2日程前のこと、
ベンチに横たわっているみのちゃんが顔を出していた。
何日か前に側に置いてあげたリンゴの食べ残しは、干からびて皮だけになっていた。
急いで新しいリンゴのスライスを側に置いてあげた。
それから、ふと思いついてアケビの甘い中身(普通私たちが食べるところ)の方が好きかもと、
ベンチが汚れないように分厚いアケビの皮にのせて、これも側に置いてみた。
さあ、どちらが好き?
ひえ~!みのちゃんは自然派だった!(当り前)
リンゴでもアケビの甘い中身でもなく、アケビの皮に食らいついていた。
よほど美味しかったのか、見たことないほど洋服(殻)から体の大部分を出していた。

それがこの写真。
黒くて細長いのが裸んぼのみのちゃん。
左端が頭です。
かわいいでしょ!!(?)
良く見えない?
ちょっとカメラマンの腕の調子が悪かったかな。
小さないくつものお手て(いや「あんよ」か)が、アケビの皮をしっかりはさんでいるの。
かわいい~。

その後のこと、
私が部屋の中にいると、ウッドデッキでスズメバチの大きな羽音がした。
とても大きなスズメバチがガラス戸に勢い良く何度もぶつかって来た。
恐ろしい!凶悪そうな奴。
そのうちいなくなったので、ウッドデッキに出て、急いでベンチのみのちゃんを見に行った。
洋服の入り口がぽっかり空いたまま、覗いてもみのちゃんの頭が見えない!
こんなことは初めてだ。
スズメバチに食べられたと思った。
あの凶悪な奴に。
以前、スズメバチがアシナガ蜂の巣を襲っているのや、
脱皮したばかりのカブト虫を襲っているのを見たことがあるのだ。

私が大騒ぎするので、
とうちゃんがやってきて懐中電灯でみのちゃんの洋服の小さな入り口を照らして覗き込んで確かめてくれた。
すると、ずっと奥の方にみのちゃんが~・・・ほっ!

エラ~イ!
スズメバチの羽音を聞いて急遽奥深くひっこんでいたってわけだ。
あまりに急だったので入り口を閉じる余裕がなかったのね。
だからできるだけ奥にひっこんだのね。
私たちにびっくりしてひっこむことはあるけど、
こんなに深くひっこんだのは初めて。
なんておりこうさんなんでしょ!
誰に教わったわけでもないのに。

アケビの皮でお腹いっぱいになったみのちゃんは、
洋服の入り口を閉じて、
ベンチにひっついて、また横たわったまま。
雨に濡れてもそのまま。
吐いた糸でベンチにしっかりくっついているから、
雨宿りできる場所には動かして上げられなかった。

雨に濡れたので今もふやけたままベンチの上なのです。