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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

メキシコ旅行記2015/10/5~12 ⑬メリダ

2016-04-18 01:09:44 | 2015メキシコ旅行記
メキシコ旅行記2015/10/5~12 ⑬メリダ
メリダ ウシュマル遺跡からカバー遺跡、そしてランチ



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ウシュマル遺跡の観光を終え
ツアーバスに乗り込み
次はカバー遺跡へ

こちらは規模はウシュマル遺跡と比べると
ずっと小さいが
かつてはこのような住居や
神殿がこのあたりに
無数に点在していたのかと思うと
かつて栄えたものが
今は全く無くなっていて
その痕跡を1000年も後になって
日本人が、のこのこと
はるばる見に来ているという事実も
なんだか可笑しい。



この遺跡で有名なのは、
雨の神チャックの顔を現した
石細工に覆われた巨大な壁面が
残されていることだ。



コズ・ポープと呼ばれる
夥しい雨の神チャックが
壁となって
神殿を支えていると言う
面白い造りは
何を意味してるのかは分からないが
神様の扱いって
様々だ、当時の人達が
優劣というか何か順位をつけて
それぞれの崇め方ってのが
あったのかもしれない。

良い天気、スゴク暑い。



さて次はランチだ。

こういうツアーで使われるように
到着して中に入ると
バイキング方式で
色んな食べものが並んでいる。
メインをひとつ選んで
あとは食べ放題というシステム。

ところで、この4日間で
メキシコ料理のモーレと言われる
カカオに唐辛子、シナモン、
クローブなどのスパイス、トマト、
玉ねぎ、パン、ナッツ、バナナ、
レーズンなど20種類以上の材料を
加えたチョコレートソースがあって、
それが様々な料理の上にかかってたり
料理の横に乗っているが
自分にはそれが苦手で、
全然ダメだった、ということが分かった。




この店でもサラダや
味の無いピラフみたいなものに
必死で潮コショウかけて食べてた。
日本で食べたメキシコ料理は
大丈夫だったのになー。

食後、メリダの街に戻り
やっとホテルにチェックインした。

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映画「血も涙もなく」今では名声を確立した俳優たちの熱は感じる

2016-04-15 01:09:48 | 韓国映画・アジア映画
映画「血も涙もなく」★★★☆DVD鑑賞
チョン・ドヨン、イ・ヘヨン、チョン・ジェヨン、
リュ・スンボム、シン・グ 出演

リュ・スンワン 監督、
116分、2002年3月1日韓国公開
2002、韓国
(原題/原作:피도 눈물도 없이 / No Blood No Tears)



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「カンヌ国際映画祭(07)で韓国人女優初となる
主演女優賞を獲得したチョン・ドヨンをはじめ、
話題作が相次ぐチョン・ジェヨン、
韓国ドラマでお馴染みのイ・ヘヨンら、
実力派俳優を起用したスリリング・アクション。
韓国版『バウンド』とも言えるシナリオの面白さ、
アクションの痛快さは超一級。
最後まで目が離せない展開にハラハラ、ドキドキ。」

AMAZON HPより


チョン・ドヨン、チョン・ジェヨンが出演と
それだけでしっかりした作品と思うが
映画が始まって、しばらく
何がどう展開していくのか
もうひとつ分からない、

「何だ、これ」
そんなふうに思っていると
やっとひとつのストーリーが見えてきた。


チョン・ドヨンは多くのシーンで
サングラスをかけていて
演技っていう演技も見せない、
そこへいくとチョン・ジェヨンは
今では心優しい印象があるが
この映画では破天荒な男を
熱演していて、彼にとっては
美味しい役だったかも。



リュ・スンボムも出てくるが
パッとしない感じ

製作年を確かめると2002年ということで
なんとなく分かる
彼女、彼らが今のような
確かな名声を得る前の映画なのだ。



そう思って見ると
なんかギラギラしたものが
強く迫って来る気がする。
何か傷跡を残そうとするみたいに。


緊迫感のあるアクションシーンというより
ちょっと間延びした感じ、
それでも熱量は伝わって来る。


なので今では名声を確立した
俳優の駆け出しの頃の
ちょっと恥ずかしい映画なのかも、
ラストは哀しくて、可笑しくて
この映画が目指そうとしたものが見えた。


でもまあ、劇場で見るほどの出来ではないな
日本でのDVDレンタルも2007年ということで
出演者たちが有名になった頃
やっとDVDとなったようだ。

自分のように韓国映画が好きなら
チェックして、この映画自体と言うより
この映画の出演者の現在と
比較して見るもの面白い見方だ。


★100点満点で75点

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祝!本屋大賞受賞 書籍「羊と鋼の森)/宮下 奈都 著」何をするかは、生き方そのもの

2016-04-14 07:30:50 | 読書の時間
書籍「羊と鋼の森)/宮下 奈都 著」★★★★★オススメ
宮下 奈都  著 ,
文藝春秋 (2015/9/11)
243ページ、1.620円

☆本屋大賞を受賞ということで、再掲載☆

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羊と鋼の森 [ 宮下奈都 ]

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価格:1,620円(税込、送料込)

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「ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、
音で表せるようになればいい。
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として
成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、
祝福に満ちた長編小説。」

(Bookデータ HPより)


「才能があるから生きていくんじゃない。
そんなもの、あったって、なくたって、
生きていくんだ。
あるのかないのかわからない、
そんなものにふりまわされるのはごめんだ。
もっと確かなものを、
この手で探り当てていくしかない。(本文より)」


とてもいい気分だ、
素晴らしい本と出合った。
この幸せな時間にホント感謝したい。



誰もが自分の「天職」について
考えることはある、

自分にピッタリで
自分を生かし、そのことで
社会に貢献出来るような
自分にとって定められたような仕事が。


今、関わっている仕事が
ホントに天職なのか
それは実は自分でも分からない。
それでもその時間を自分なりに
有効に生かしていると
確信出来る瞬間があるなら
それは近い存在なのかもしれない。


主人公は運命のような瞬間を体験し
その瞬間が彼の人生の道を
決めた事も実感している、

そして調律師という仕事に
真摯に向き合うが
自分が描く理想と
自分の力量の差に落ち込んだりもする。


そういう光景は
本人はキツイと思うが
読んでいるこちら側は
かつてそういう瞬間があったと
彼を応援したくなる

自分の仕事に満足出来る瞬間なんで
そうそう訪れてはくれない事も
分かっているからだ。


ピアノの調律という仕事は
比べれば裏方で
その仕事が多くの人に評価されることはない
それでもピアノを弾く人が
自分に合った調律がされている事を
分かってくれればそれでいい。


ただ、合っているとか合っていないとか
もっと軽やかにとか
もっと深い音を強調してとか
表現の仕方は色々あっても
感じ方は個々で違っていて
決められた「ただひとつの音」
なんてものは存在しないから
彼の仕事は到達点が見えない。


自分はピアノも弾かないから
本を読んでいてそういうことは
感覚としてしか
想像も出来ないが
その想像の世界を
すっきりとこちらに見せてくれる
この小説の語りや
展開は素晴らしいと感じた。



本を読むと、全く違う場所に
連れて行ってくれる、

それが安定した世界だと
こちらはどっぷり浸かって
想像の世界に足を踏み入れる事が出来る。


読み終えて、ため息をつく、
この素晴らしい世界から
また現実の世界へと
戻る瞬間だ。

とても面白かったので
この作家の本をいくつか読んでみようか。


★100点満点で100点

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書籍「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん/友井羊 著」タイトルで全部言ってる

2016-04-13 01:09:12 | 読書の時間
書籍「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん/友井羊都 著」★★★
宮下 奈都  著 ,
宝島社 (2016/2/4)
312ページ、702円

<リンク:
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「「思わずスープが食べたくなる」と評判の
スープ・ミステリー、第2弾です!
東京のとある場所で、
早朝のわずかな時間に、
ひっそりと営業しているスープ屋しずく。
シェフ・麻野が毎朝
日替わりのスープを提供している。
常連客である雑誌編集者の理恵は、
新婚の上司・布美子の夫・克夫から
布美子の様子がおかしいと相談を受けて、
麻野に相談すると、鮮やかな推理を繰り広げ――!
ほか、理恵の初恋の人との再会や
狩猟体験、スープが食べられなくなった
引きこもりの少年など、
癒やされて元気が出る、全4話。。」

(Bookデータ HPより)

スープミステリーって、何だ?
ホント意味不明だ。



このミス大賞のシリーズ2作目、
1作目はたぶん素晴らしいのだろうな、
この作品はどこか焦点が合わない
ぼんやりとした作品

ミステリーのキレも無いしね。


たしかに慌ただしい日常の
朝食とか僅かの時間
体を温めてくれて
一日の始まりを思いつつ
ゆっくりスープを飲むのは
体にも心にも良さそうだ。

ちょっとした謎みたいなものを
カウンターの奥から
この店のオーナーシェフが
僅かな手がかりから
サッと解決するんだけど、
これって小説と割り切って考えても
出来過ぎな感じしかしない。


なるほど・・・・とか
納得感はナイナ。



それこそ、軽い朝のスープのような
お手軽小説、
この前作がミステリー大賞というから
なんだか
俄かには信じられないが
読んでみても良いかな。


少し前に読んだ「マカン・マラン」の方が
同じように料理を重要なテーマにしながらの
小説としても、断然面白かった。
書籍「マカン・マラン - 二十三時の夜食カフェ/古内 一絵 著」ありそうで、無さそうなカフェ
2016年02月27日



★100点満点で75
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メキシコ旅行記2015/10/5~12 ⑫ウシュマルとカバー遺跡見物

2016-04-11 01:09:48 | 2015メキシコ旅行記
メキシコ旅行記2015/10/5~12 ⑫ウシュマルとカバー遺跡見物
ペリカントラベル手配の現地ツアー



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@昨年10月のメキシコ横断旅行記ゆっくり更新中@

少し前までは
事前に予約するのは
航空券と最初のホテルくらいだった。
ここ数年で旅のスタイルが変わった、
事前に殆んどを予約して
現地調達ということが
ほとんどなくなった。

以前のように時間を気にしないで
気軽に旅立つという旅行から
最近のように1週間以内くらいで
決めた日程で動くというスタイルへの変化で
考えて見れば
出発前に決めたコースを
現地でなぞってるだけなのかも。



とはいえ、短い日程なので
ツアーの利用は効率が良い。


本日の「ウシュマルとカバー遺跡見物」ツアーは
英語の混載ツアー
なので
説明は詳しくは分からないので
最初から放棄して
トランスポート代わりと考えて乗り込んだ。

メリダ市内からさらに内陸方向へ
1時間あまり
細い一本道に入ると
「ウシュマル遺跡」に到着した。
すでに10時過ぎ、太陽は高く
物凄く暑い。




最初に目の前にドーン!と
登場するのは「魔法使いのピラミッド」と
呼ばれている、高さ38メートルの
巨大な建造物で小さな石組みで
中央には上まで続く階段がある

以前は登れたようだが
現在は見るだけ。


青い空にそびえるように立っていて
その場を圧倒している。
きれいに修復され
内部にはいくつか部屋もあるそうだ。


伝説で、小人が一夜にして
作り上げたと言うところから
名付けられたが、
8世紀から11世紀の300年間で
現在の形に出来たとされている。


日本は大化の改新後の
奈良時代や平安時代に相当、
そうやって比べて見ると
こういう建造物はスゴイが
文化的には日本の方が
進んでいたようだ。




遺跡の間を進んでいくと
サッカー場のような施設に出る、
まるい円形のゴールに
ボールを入れて競技をしたようで
言い伝えによると
勝者が自分達の命を
喜んで神に捧げたようで、
説明を聞いていても
自分なら試合には勝ちたくても
勝ったら死んでしまうわけで
頑張れない競技だったような
不思議な感覚だった



ガイドさんはこの近くの村の出身で
この遺跡を案内出来ることは
自分の喜びだと言い、
ここでは部族間の争いで
奴隷を生贄にするような事は無かった、
その意味でチェチェンイツァーとは
違うのだと力説していた。


この遺跡の方が素晴らしいと
何度も言っていたのが
印象的だった。


奥の大きな建造物の上から
遠くまでが見渡せる、
密林の遺跡にふさわしい景色、
とにかく暑いが
そんなことを一瞬忘れさせる
1000年くらい変わらない景色だ。



1時間程の解説を聞いたあとは
自由散策の時間、
歩き回るというより
日陰を探しては
時々写真というローテーション。




この旅行を計画するまでは
名前もよく知らなかった遺跡だが、
かなりの規模と遺跡の内容で
来て良かったと実感した。


この後は近くの小規模な
カバー神殿へ
ツアーバスに乗り込んだ。
クーラーガンガンで気持ち良い。

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