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soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「砂漠でサーモン・フィッシング」発想は面白いし、想像すると楽しい

2012-12-16 19:36:00 | ミニシアター系映画
映画「砂漠でサーモン・フィッシング」★★★
ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント
クリスティン・スコット・トーマス出演

ラッセ・ハルストレム監督、
108分、2012年12月8日より全国にて公開
2012,イギリス,ギャガ
(原題/原作:SALMON FISHING IN TH YEMEN )





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第70回ゴールデン・グローブ賞の
最優秀作品賞・ミュージカル/コメディ部門で
ノミネートされていて、さらに主演の二人は
主演男優賞、女優賞の候補にもなった、
発表は2013年1月13日



「乾いた大地と抜けるような青空
渓谷の様な地形の場所に
大量の水が流れ込んでくる、
そしてそこにサーモンが泳ぐ・・・、
劇場で予告編を観たが
自分が想像する方がイメージが広がる、
さて出来はどんなかと、劇場へ」



中東の関係を気にする英国政府は
何か中東との関係で
プラスとなるニュースは無いかと
大勢のスタッフに検索を促すが
どれもキナ臭い情報ばかり
政策の失点を取り戻そうと
あるトンデモナイ計画に白羽の矢が当たる。


イエメンの富豪シャイフ・ムハンマドの
「砂漠の国・イエメンに川を流し、
鮭釣りができるようにして欲しい」という計画だ。



プロジェクトの責任者には
英国立水産研究所の
フレッド(ユアン・マクレガー)が
適任と選出されるが
彼は水産学者として成功し
研究所でいかにも学者然として
仕事を楽しみつつ、
趣味の魚釣りに夢中の日々、
けれど結婚生活は暗雲も。


気乗りはしないが
様々な要因からあれよあれよと巻き込まれ
シャイフ・ムハンマドの代理人である
ハリエット(エミリー・ブラント)とイエメンへ、
大富豪の後ろ盾で、とてつもない予算が付いて
夢が実現へと希望が生まれ
主人公のこの夢のような計画に
いつしかのめり込んでいく。



夢みたいなことをやってみたい、
誰もがバカバカしいと思う様なことを
自分だけが価値を知っていると納得して
夢中になってみたい

誰だってそんなことをふと思うことはある
でもやはり実現することは
夢のまた夢。


この映画を見ていると感じる、
人生何が起こるか分からない

去年の自分は今年の今の自分を知らない
当り前だけど
来年起こる事も全然分からない
それをワクワクと楽しめるかどうかは
本人次第
この映画みたいに
自分の力を尽くせる何かが待っている
そう思うとそう遠くない未来に期待したくなる。



でもそのための準備をしないといけないけれどね。
映画を見ながらそんなことを
あれこれ考えた。

★100点満点で75点


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映画「007 スカイフォール」これぞ映画!誇り高きスパイ達よ!

2012-12-11 21:46:34 | インポート
映画「007 スカイフォール」★★★★☆大満足
ダニエル・クレイグ、ナオミ・ハリス、
ベレニス・マーロウ、ハビエル・バルデム、
レイフ・ファインズ、アルバート・フィニー出演

サム・メンデス監督、
116分、2012年12月1日より全国にて公開
2009,韓国,エスピーオー
(原題/原作:SKYFALL )





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全世界で大ヒット中のこの作品、
日本でも初登場首位発進、
翌週は2位と後退したが
30億円あたりまで行けそうな勢いのようだ。



「007シリーズ50周年の記念作品、
第23作目となる今回はラストに
驚きが用意されている、
タイトルの前からノンストップのアクション
格調高く風格さえ感じる
見事な傑作が出来上がった、
劇場で見なくては意味が無い!」



タイトル前のお約束
冒頭のイスタンブールを
駆け抜ける派手なチェイス・シーンに始まり
何者かに盗まれた各地に散らばるエージェントの
リストファイルを探すという使命に
上海やマカオ、ロンドンと行動し
各地の雰囲気を楽しませてもくれる。



今回は「M」への復讐というテーマも見え隠れし
スパイに命を懸けるエージェントである007と
かつては“飛びきり”と評されていた
元エージェントが切り捨てられた恨みを暴露し
ボンドの忠誠心にも注目、

このスピード感のなか
しっかりとテーマを持たせ
それらも丁寧に描くあたりは
007シリーズの風格さえ感じられ
映画好きで良かったと感じる瞬間が堪らない。


『ノーカントリー』のハビエル・バルデムが
これがまたねちっこい悪役で登場
凄腕の強敵と言う感じじゃなく
とにかくどこか壊れている感じがうまく出ていて
それが怖さをリアルに感じさせる、
こんな人に恨まれたら
もうお終いだと本気で思ってしまう、
その標的は「M」であり
始めて彼女が脆く守られるべきものと思わされた。



「身内がいないからスパイに適してるのよ」
そんなMの言葉を無言で受け止めるボンド、
幼くして孤児となった彼は
今回の最終決着の地を
自らの生まれ育ったスカイフォールに決め
ラストは壮絶な戦いが待っている。

ボンドがスパイとして再生し
自らの道を決めた、その覚悟を感じるし、
衰え始めた肉体
世代交代を知りつつも
まだまだ頑張る人間ジェームス・ボンド
その心意気にこっちも胸を熱くする。



よくもまあ、ここまで考えられるものだ、
そしてそれを映像として実現させてしまう力、

今回はimaxシアターで見たが
この大迫力シーンの数々を見るにふさわしい劇場だ、
レンタルなんて待ってたら勿体ない
是非、劇場へ!

そしてラストは涙。

★100点満点で90点


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サム・メンデス監督
アメリカン・ビューティー American Beauty (1999)
ロード・トゥ・パーディション Road to Perdition (2002)
ジャーヘッド Jarhead (2005)
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで Revolutionary Road (2008)
お家をさがそう Away We Go (2009)
007 スカイフォール Skyfall (2012)

soramove
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映画「昼間から呑む」映画って感じじゃない

2012-12-09 23:06:05 | 韓国映画・アジア映画
映画「昼間から呑む」★★☆WOWOWで鑑賞
ソン・サムドン、キム・ガンヒ、
イ・ラニ、シン・ウンソブ出演

ノ・ヨンソク監督、
116分、2011年5月4日より全国にて公開
2009,韓国,エスピーオー
(原題/原作:DayTimeDrinking )





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この映画は名古屋では
韓国映画を何本かまとめて紹介した特集で
限定公開されていた。
レンタルで見つけたので
1週間レンタルになったら借りようかと思ってたら
WOWOWで放送されたのでラッキー。

予算100万円程で作られた映画、
それを承知で見ると良いかもしれない。


男4人が酒を飲んでいる、
失恋したヒョクチンを慰めようと
旅行へ行く計画が持ち上がる
皆で集まったときなんかに
「行けたらいいね」ってノリだったのに
いつもそれで立ち消えになるから
明日行こうと盛り上がる。

翌日ヒョクチンだけが集合場所に来た
そして彼は間違った宿に泊まり
そこで知り合ったカップルと
別の場所でも偶然会って
一緒に飲むことになるが
翌日目が覚めると身ぐるみ剥がれて
道路に放り出されていた。

そんな粗筋はあるが
手持ちのビデオカメラで撮影いしたような
まるで友人の取ったビデオを見てる感覚
だからこれを斬新といえば言えなくもないが
安っぽいとも言える
これをTV画面で見てると
さらに映画って感じはしない


これを新しいというのかどうか
予算が予算だけにこうなった
それが本当の所だろうな、
116分はダラダラと過ぎていく
でも見れてしまうけどね。
WOWOWで無料で見れて良かった。

★100点満点で55点


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映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」ハリーよ、何でこんな映画選ぶかね

2012-12-07 00:09:33 | ミニシアター系映画
映画「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」★★
ダニエル・ラドクリフ、キアラン・ハインズ、
ジャネット・マクティア出演

ジェームズ・ワトキンス監督、
95分、2012年12月1日より全国にて公開
2012,イギリス、カナダ、スウェーデン,ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:THE WOMAN IN BLACK)





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公開1週目に見たが客席はガラガラ、
大人になったハリーには
ハリポタファンも関心がないのか?



「予告編は薄暗い館の窓から
外を見る主人公とその傍らに
チラッと浮かぶ亡霊の顔、
なにか怖い事が起こりそうな予感がし、
前売券を買って楽しみにしていた」



ハリーは今度は弁護士役で
しかも妻を亡くして小さな息子の父親、
こんなにガラッと変わった役を
彼はどうして選んだろうか、
もっとふさわしい青年の役があっただろうに。
それがこの映画を見ている間中
そんな事が何度も浮かんだ。



この世のどん詰まりのような土地、
霧がかかり幻想的な雰囲気、
そして訪れた館は
灯りの射す場所以外の暗闇には
何か潜んでいるように感じる
言葉づかいに立ち居振る舞い
どれも自分には貴族的な印象で
昔のイギリス人って堅苦しく生活してたんだなぁ、
そんなふうに感じるシーンが多々あった。



怖そうな舞台は揃っていたが
内容的にはお寒いものだった、

「何か居る?」
「どうなってるんだ?」
そう思わせつつ
何かが見えたり、見えなかったりで
もったいつけるように
盛り上げるのが正統派かと思うが
この映画
見せるし、効果音は頻繁に
鳴り響いてただのオバケ屋敷と化していた。


ハリーも見せ場ナシ。

残念な作品だったな、
100円レンタルなら元は取れるかな。

★100点満点で60点


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映画「人生の特等席」タイトルが立派すぎる、もっとしみじみした映画

2012-12-05 00:09:03 | ミニシアター系映画
映画「人生の特等席」★★★★
クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、
ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン、
ロバート・パトリック、マシュー・リラード出演

ロバート・ロレンツ 監督、
111分、2012年11月23日より全国にて公開
2012,アメリカ,ワーナー・ブラザーズ
(原題/原作:TROUBLE WITH THE CURVE)





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初登場5位スタート、2週目は
9位に後退、特にCMもTVで見られないし
このまま息切れしてしまうのか。



「クリント・イーストウッドが俳優として
これが最後の作品と公言しているらしい、
そう思いながら見ると、
なんだか顔の皺ひとつひとつも
生きざまというか美しくさえ感じる、
名作とまで行かなかったのが惜しい」



大リーグの伝説的スカウトとして
活躍してきたガス(クリント・イーストウッド)は
体の衰えを感じながらも
スカウトの仕事に現在も没頭している。
毎日の生活の全てが
まるのまんま野球そのものだからだ。


こんなふうに生きていけたら良いだろうな、
好きな事を仕事にするのは
良し悪し
色んな意見があるだろうが
少なくとも精神的には良いに違いない、
それに野球人生を始める若い選手の
未来を発掘する仕事なんて最高だ。



娘が6歳の時に妻を亡くし、
娘とどう接したらいいか自分なりの
方法で対処してきたが
娘は父親は子育てを放棄したと感じていた、
埋まらない溝が横たわり
二人はすれ違ったままかと思えたが
娘は自分の現在の仕事より
父との関係修復に時間を割いて
一緒に居る事で関係を構築する事が出来る。


出来過ぎの感じもあるが
これは現代のおとぎ話として見れば
こうあるべきとひとつの道を示している

なかなか分かっていても出来ないのだ、
唯一の親子関係であっても
現在の自分の場所が出来ていれば尚更。


もう一度何が一番大切か
考えてみようかと
この映画は言っている
そして自分はどうしたらいいのかと。


★100点満点で80点


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