soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「バンテージポイント」小粒ながら引き締まった良作・オススメ!

2008-03-24 10:45:18 | 大作映画ハリウッド系
「バンテージポイント」★★★★☆!オススメ
デニス・クエイド、マシュー・フォックス主演
ピート・トラヴィス監督、2008年、アメリカ、90分。


スペインで挨拶をしようとするアメリカ大統領が
何物かに狙撃された、
テロの脅威に逃げ惑う人々の混乱に
追い打ちをかけるように爆発が起きる。

そこに登場する数人の
同じ場所に居合わせた人の
それぞれの時間を巻き戻して
爆発までの行動を追って行くと、
見えなかったものが見えて来る。

シンプルだけど、うまい脚本だ。


無駄な説明一切抜きで
時々の新しい驚きとともに
事件の展開をその事件のすぐそばで
体験することができる。

そのためかカメラは人間の動きに合わせるかのように、
小刻みに揺れ、ブレるが
それも緊張感を盛り上げる効果となっている。

裏切りや思いもかけない展開に
目が離せない、
張り詰めた緊張のままラストまで
突っ走る爽快感。

なぜこんなことをしたのか、
その点にもう少し思い入れを感じることが出来たら、
文句なしだった。

アメリカのTVドラマ「LOST」でなじみの
マシュー・フォックスは、
映画では初めて見た気がするが、
いい人であろうとするドラマの先入観が
この映画では裏切られるところは、面白かった。

最初から暗殺する、もしくは拉致するとかの
目的でなら、こういうことは
本当に起きるのじゃないかと思えた。

世に悪意は存在する、
そしてそれを実現するために
大きなお金が投じられていることも
なんとなく分かっている、
もしも本当にこんな事件が起きたら、
「ああ、またか」と
思うのだろうな、そんなふうに感覚が
慣らされることこそ、怖いことだと思う。

無駄な部分もなく、
ラストまで突っ走る小気味よさ、
久々に前のめりな気分でラストまで見た作品、
もちろん、教訓というべきものは
それほど無いから、見終わったら
面白かったという感想以外残らないけどね。

★100点満点で90点★

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どうしても事件を起こさなければならない、
止むに止まれない心情がこちらに伝わったら、
満点の出来となっただろう。オススメです。

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ゴールデン・トライアングル滞在中

2008-03-20 20:39:20 | 旅のつれづれ
ラオス、タイ、ミャンマー国境一望の場所



ラオスから飛行機でチェンマイ
そしてバスを乗り継いで6時間余り、
今回の第二の目的地に来ています。

以前は麻薬の栽培地帯として
悪名をとどろかせていたこの地帯も
メコン川に張り付いたような
ただののんびりした田舎町。

観光地化が進んでいます。

慌しく何かをするというより、今回泊まっているホテルの
ベランダから三角地帯が一望できるので
音楽を聞いたり、コーヒーを飲んだり
本を読んだりしながら
夕暮れを待って、川面の色の変化なんかに
意味はないのに、何か意味を見つけるような
見つけないような
そんな旅のひと時です。

中国人の団体が静かだったレストランで
何かの団結のように嬌声をあげています、
かつて高度成長期の日本の団体が
そうだったように、大型バス
団体で群れる、我がもの顔で
ほかへの配慮ナシです。

でもかつて日本人がそうだったならば
なんだか憎めません、
団体行動って安心だからね。

「麻薬博物館」なるものが近くにあり、
お茶を飲みにでたついでに立ち寄った、
かつては厳しい労働の間の民衆の
ささやかな娯楽のひとつだったようだ、
人間は何かを見つけてしまうと
それを最悪もしくは最良に進化?さえずには
いられないようだ。

今では観光客と写真を撮って
わずかなお金を得ている山岳民族の格好をした
一群れの女性たちの姿がなんだか侘しい。

バンコクから一気にラオスの北、
ルアンパバーンへ、
そしてチェンマイ→チェンライ→チェンセ-ンそして
ゴールデントライアングルへ

慌しい移動のあと、ゆっくりとしています。

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旅の間も一杯づつ入れられるドリップコーヒーを
持参しています、こんなの発明したのはたぶん日本人なんだろ-な。

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チェンマイのナイトバザール

2008-03-19 17:49:44 | 旅のつれづれ
ラオスの古都ルアンパバーンからチェンマイへ



ルアンパバーンはラオスの北に位置し、
そこからタイのチェンマイへ、
40分くらいのフライトの間に
ランチボックスを配るから
全部終わる前に着陸してしまうんじゃないかと。

100人乗りの飛行機はほぼ埋まっていて、
似たようなこと考える人も結構いるんだなと
妙に感心しながら慌しくも短いフライト終了。

チェンマイはこれで二度目、
ナイトバザールをひととおり見終えて
簡単にご飯を済ませてホテルへ。

翌日の6時間近いバスの旅に備えた。



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ラオスから入るとタイの人がなんかせわしなく感じる。

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壮観!100人以上の僧侶の托鉢風景;ルアンパバーン

2008-03-17 20:09:56 | 旅のつれづれ
朝6時ころ小さな未舗装道路のあちこちに
米やバナナなどを携えた人々が沿道に座る、
しばらくするとオレンジの袈裟の少年僧達が
一列に並んで、沿道の人たちから
日々の糧をいただくこの儀式を
30分くらい見続けた。

食べ物への祈りや
施すことができるありがたさや
さまざまな事柄に感謝し、祈っているようだ。

観光客のお目当てがこの行列なので
カメラを無遠慮に向ける、
申し訳ないなと思いつつ
自分も写真を撮る。

そのとき白人の女性が写真を撮るために
列を横切った、
してはいけないとガイドブックにも
書いてあるだろうに、いい写真を撮りたいがため
本末転倒なことだ。

自分も含めて観光客は
日常と違うものを求めて旅をしている、
そして些細な事柄が
実はそこに住んでいる人たちの感情を
揺らしてるのだろうな。

できるだけそのまま
この闖入者を許して欲しいな、
それはわがままなことだけど
自分達も最低限のマナーは身に着けるようにするから。

朝食後にすごいスコール、
一瞬で通りの向こう側がしぶきに隠れてしまう、
バルコニーで入れたばかりのコーヒーを
飲みながらボーっと見つめる時間も
なかなかいいものだ。

(写真は日本アセアンセンターのHpから)

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メコン川沿いにレストランがあり、感じはいいが
肝心の川は茶色に濁っている

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ラオス料理とメコン川

2008-03-16 12:19:51 | 旅のつれづれ
メコン川沿いにレストランが並んでいて
感じの良さそうなところに入る。

メコン川の魚をすり身にしてココナッツミルクを
あえてバナナの葉で蒸した
モックパーフォークという料理を注文、
甘辛のタレにつけて食べる、
甘いとか辛いとかそういう強烈なものはなく
微妙な味、
まずくはないけど、それほど美味しいものでもない。

次はあひる料理を注文するつもり、
こちらはチキンにしても
放し飼いで身が引き締まっているそうだ。

川海苔の揚げた料理もあるそうで
試してみようと思う。

こちらはとにかく暑く、
どこかへ積極的に行くのがためらわれる。
部屋の天井のゆっくり回るファンが
気持ちいい。

メコンをボートに乗って
川の風に吹かれるのも気持ち良さそうだ。


soramove
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以前、ラオスの首都ヴィエンチャンへ行ったが、ただの小さな町だった、
こちらルアンパバーンは小さいながらもまさに観光地
コンパクトにすべてがひと通り揃っている。

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