この映画を見て泣け！これぞ香港映画

「香港国際警察」★★★★★満点
ジャッキー・チェン、ダニエル・ウー、ニコラス・ツェー主演

99年公開の「ジェネックス・コップ」は
ジャッキーが製作し、
生きのいい新人を多く登場させ
その後の香港映画を
引っ張る俳優を輩出した。

失意のジャッキーを励ます
ニコラス・ツェー。

ジャッキーに銃を突きつける
ダニエル・ウー。


ビルから垂直にマウンテンバイクで降りる
テレンス・イン。
皆、「ジェネックス・コップ」に出演した。

今度はジャッキー主演の映画に
彼らが出演し、成長ぶりを先輩に報告し、
先輩は自分のすべてを見せて
「ここまで来いよ！」と言っているようだ。

2階建てバスがアーケードを壊しながら
暴走するシーン、普通ならワクワクするシーンなのに
何故か泣けてくる。
ジャッキーとカンフーでほぼ対等に
若いアンディ・オンが戦うシーンも
頑張ってる！とかでなく、
熱い熱いカンフーへの
思いが伝わりこれも涙。

見終わって気が抜けた。
満足、満足の傑作！
ハリウッドで活躍し、どうなるんだろう？と心配していたが
ジャッキーは健在なり。

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文句無い傑作だけど、名作ではない。
いつものジャッキー映画でしかないが、それが最高なのだ。
映画館で見ないと興奮は伝わらない。
映画館へ行け！

＠＠ブルース・リーの呪縛＠＠
ジャッキーがハリウッドで成功を収め、
世界中でその名前が知られようと
急逝したブルース・リーの名声には届かない。
きっとジャッキーは、その手の届かない星を
いつもいつも感じながらいるのだろう。

どんなに高く飛ぼうと、
どんなに素晴らしいカンフーシーンを見せようと、
その星は遙か向こうにある。
ジャッキーは生きてそれに挑み続けている。
生きることで、後輩に夢を与えることもできるし、
新たな成功も得ることができる。
もしかすると続けることは今では過酷なことかもしれない。
でも彼は走り続けることで挑戦し続けてくれている。