書籍「水田マリのわだかまり/宮崎誉子 (著)」★★★
単行本: 158ページ
出版社: 新潮社 (2018/2/27)
<リンク:
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「水田マリ16歳。正直に言うと、
高校中退ってこと、かなりわだかまってます。
高校を3日でやめて働き始めた16歳のマリ。
殺伐とした洗剤工場の閉塞感の中で、
ストレスがほこりのように積もっていく。
だけど、ウップンと不満は、
生きるのに欠かせないガソリンだ
。低賃金労働の現場といじめ、
外国人労働者、毒親、
そして介護の問題を独特の文体で
リアルに描く平成のプロレタリア作家待望の新作。」
(出版社HPより)
この本は朝日新聞で紹介されていて、
気になったのでネットで購入し読んだ。
16歳の女子の考えや行動が
分からない年代に自分がなってしまったのか、
主人公の言葉や行動は
どれも自分には響くものは無かった、
「ああ、こんなふうに考えるのか」と
思った程度。
どうも最近気分にピタッと来る作品に
めぐり合えていない、
もっと新しい作品を読むべきなのだ、きっと。
指を挟んだら千切れる・・・だとか、
シンナーの様な強烈な匂いが
充満したセクションや
重機が走る危ない工場の敷地内
そんな場所で働く16歳をもって
現代のプロレタリア文学等々
そんなコピーを付けてしまうのかもしれないが、
そんなキーワードから連想される
搾取だとか、権利がないがしろにされるといった
かつてのプロレタリア文学とは
明らかに隔たりがあるので
なんとも居心地が悪い感じがする。
というより
主人公はかなりハードな仕事も
考えようによっては
楽しめるような雰囲気もあるし
せっかくの小説を
おかしなレッテルで一括りにするのは
返ってこの小説に先入観を与えるようで
もったいないなあと感じた。
今なら職業は選び放題、
かつての閉そく感は無い、
ただだからこそ、選べない現実もある、
主人公はプジティブに考え
行動して軽快ささえ見せてくれる。
ワリとさらっと読めたが
自分には深い部分で何か言いたかったのか
良くわからなかった。
表面的には今どきの女の子と読めた。
★オススメ度★
リアルな感じがしなかったというのが
本音、著者の他の作品も
それ程読みたいとは思わない。
読み物として面白いが
そこに何かあるかというと
良くわからなかった。
★100点満点で65点★
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単行本: 158ページ
出版社: 新潮社 (2018/2/27)
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水田マリのわだかまり[本/雑誌] / 宮崎誉子/著 |
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「水田マリ16歳。正直に言うと、
高校中退ってこと、かなりわだかまってます。
高校を3日でやめて働き始めた16歳のマリ。
殺伐とした洗剤工場の閉塞感の中で、
ストレスがほこりのように積もっていく。
だけど、ウップンと不満は、
生きるのに欠かせないガソリンだ
。低賃金労働の現場といじめ、
外国人労働者、毒親、
そして介護の問題を独特の文体で
リアルに描く平成のプロレタリア作家待望の新作。」
(出版社HPより)
この本は朝日新聞で紹介されていて、
気になったのでネットで購入し読んだ。
16歳の女子の考えや行動が
分からない年代に自分がなってしまったのか、
主人公の言葉や行動は
どれも自分には響くものは無かった、
「ああ、こんなふうに考えるのか」と
思った程度。
どうも最近気分にピタッと来る作品に
めぐり合えていない、
もっと新しい作品を読むべきなのだ、きっと。
指を挟んだら千切れる・・・だとか、
シンナーの様な強烈な匂いが
充満したセクションや
重機が走る危ない工場の敷地内
そんな場所で働く16歳をもって
現代のプロレタリア文学等々
そんなコピーを付けてしまうのかもしれないが、
そんなキーワードから連想される
搾取だとか、権利がないがしろにされるといった
かつてのプロレタリア文学とは
明らかに隔たりがあるので
なんとも居心地が悪い感じがする。
というより
主人公はかなりハードな仕事も
考えようによっては
楽しめるような雰囲気もあるし
せっかくの小説を
おかしなレッテルで一括りにするのは
返ってこの小説に先入観を与えるようで
もったいないなあと感じた。
今なら職業は選び放題、
かつての閉そく感は無い、
ただだからこそ、選べない現実もある、
主人公はプジティブに考え
行動して軽快ささえ見せてくれる。
ワリとさらっと読めたが
自分には深い部分で何か言いたかったのか
良くわからなかった。
表面的には今どきの女の子と読めた。
★オススメ度★
リアルな感じがしなかったというのが
本音、著者の他の作品も
それ程読みたいとは思わない。
読み物として面白いが
そこに何かあるかというと
良くわからなかった。
★100点満点で65点★
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