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読書と旅行と柴犬のブログ
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「南極料理人」西村君、ハラ減ったよ!

2009-08-24 00:09:08 | 邦画
「南極料理人」★★★☆
堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補主演
沖田修一監督、125分、2009年



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「海上保安庁の料理担当である西村は、
南極ドームふじ基地に派遣される。
食べることくらいしか楽しみのない観測隊員のため、
毎日毎日食事を作り続ける、
料理を作り、食べるシーンが全編の半分くらいの
まさに南極ドーム食堂ここに開店」



零下50度の地では
ペンギンやアザラシも生息していない、
ウィルスもいないから
風邪を引かない、
ないないづくしの男所帯で500日あまり、
こういうところだと観測等の
その分野に優れていることより、
協調性や人柄が結構優先されそうだ。


彼らの主な業務は「氷床深層掘削計画」、
深く氷の大地を掘削し、30万年前の氷を取り出し
そこから気象変化等を調べるというもの、
「そんなことが出来るんだぁ、へぇー」くらいの
リラックスした気分で映画を見つめる、
真面目な日常もどこか滑稽に感じる。


ほんの少しの仕事の場面以外は
ほとんど料理を作ってるか、
皆で食べてるかって映画、
それほどツバを飲みこんですぐにも
何かを食べたくなるような、スゴク美味そうなものというより、
日常的に普通に食べるものが多く、
当然だよなと思いつつ、1年以上の食材を調達し
そこでやりくりするのはやはり大変そうだ。


脚本が俳優にマッチしていて、
笑わせどころも、大笑いというわけなじゃい、
ちょっと可笑しいあたりで止めているのが功を奏していて、
その連続で結構笑わせてもらった、
もうね、こんな人里離れたところでは
笑いと食事くらいしか、孤独や人間関係とか
良くさせてくれないだろうな。

「帰国まであと450日」とか毎日その残りが
ホワイトボードに書かれていて、
そのうち暴風で基地が飛ばされるとか
何か大変なことが起こるのかと思っていたが、
結局たいしたことは起こらなかった、
でもそんなものだろう、そんなものだよ日常って。

場所が違えど、自分たちは結局同じようなことを
しているのだろう、
どこか制約があって窮屈なら、別の何かを探すだろうし、
諦めることも知っている、
でもやはりちょっと足りないものを深夜でも
買いに行ける現状をありがたいことだと
思うべきなのだろう、
ラスト近く「オーロラが出てるよ」って言ってたが、
オーロラとか降るほどの星とか
せめてペンギンが出てこない分、
そのくらいは見せて欲しかったな。



韓国映画で「南極日記」←過去日記へジャンプ!
というのがあったが
あちらはシリアスで寒く怖い映画だった、
こんなホノボノ系の映画もたまにはいい、
楽しめました、
暑い今だから劇場で見るといい。

★100点満点で75点


soramove
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堺雅人はちょっと情けなさそうなところが、今回も良かった。
不思議な雰囲気を持った人だ。

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