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「TAJOMARU」小栗旬のアップ結構多いです

2009-10-01 00:09:38 | 邦画
「TAJOMARU」★★★
小栗旬、柴本幸、田中圭、やべきょうすけ、池内博之主演
中野裕之監督、131分、2009年、2009-09-12公開



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「名家の次男に生まれた主人公が、兄や親友、
愛した女から裏切られた後、
失意の中偶然出会った盗賊の多襄丸を殺害し、
彼の名前を引き継ぎ再び彼らと対決する。」



たぶん小栗旬ありきで始まった企画じゃないかな、
だから舞台のような画面、
ひとりひとりがセリフのタイミングを持って
ほぼアップの連続

ストーリーは短絡すぎて様式的、
こちらもリアルさよりも決めのセリフのオンパレード。

戦いのシーンも兜とか付けていながら
20人くらいの軍勢ってのも、
完全に様式としての戦いという感じ、
映画としての広がりは感じられない。


でも意外と良かったというのが
素直な感想

主人公が「そんな不条理な!」と
正義のない裁きの場で言い放つと、
ショーケン演じる将軍が
「正しいことから、良いことが生まれるとは限らないのだ」と、
なんだか含蓄のある言葉だ。


こういうセリフが生きてくるのは
運命に翻弄される主人公と
何でも思いのままになる将軍との対比があるからで、
その決めの一言は
ただ画面を見ていたただの観客である自分にも
ストレートに響いた。

だから何だというのでなく、
色々言い訳するけど、厳然とそういうことってあるのだと、
なんだかこの堅苦しい決まりごとの多い
映画が現実世界とシンクロしたりと
面白い時間を過ごした。

見終えて思う、
監督はこの映画で何を示したかったのか、
そして何故、今この映画だったのか、
そういった何かは明確には伝わらなかったか。

期待しないで見るとまあまあイケます。

★100点満点で65点


soramove
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やべきょうすけは良い役をもらってたね。

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