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「(500)日のサマー」運命の出会いを信じますか

2010-01-16 17:59:51 | ミニシアター系映画
「(500)日のサマー」★★★★★オススメ
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル主演
マーク・ウェブ監督、96分 、 2010年1月9日公開、2009年、アメリカ
(原題:(500)DAYS OF SUMMER)



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「運命の恋を信じる男トム(ジョセフ・ゴードン=レビット)と
信じない女サマー(ズーイー・デシャネル)が出会い、
恋愛ゴッコを始めるが二人の関係に固執する男と
自由でいたい女の溝はなかなか埋まらない、
時間軸がバラバラでごちゃごちゃしつつも
面白い映画に仕上がっている」



トムは運命の出会いと信じながらも
サマーの気持ちを尊重して恋人と友達の間あたりを
ウロウロ、そして時々出会ってからのこれまでを
振り返る。

その彼の思い出と現実とが順番バラバラで描かれ
出会って50日目から254日目に飛んだり
その都度常に幸せでもなく、
落ち込んだり、満ち足りた気持ちだったり、
最初は戸惑うがすごく面白い作りで、
笑っては、ちょっとしんみりしたり、
彼の500日の結末までを見届けることになる。



一見気弱そうに見える主役のジョセフ・ゴードン=レビットは
この役にピッタリ、
希望に舞い上がったり、
ちょっとしたことで落ち込んだり
特別じゃないフツーのどこにでも居るような
親近感を感じるからだろう
常に淋しいような切ない気分にさせられた。

「運命を信じるか」

たぶん、運命の出会いってあるだろうと思いつつも
ドラマチックな展開は小説や映画の中だけと
醒めた見方の部分もある、

そのあたりの実感を主人公と同時に味わうことになるが
ラストに僅かな希望を見せてくれて
悪くなかったな、
というかかなり好きな映画だった。

「もし、あの時」
そんな偶然で人は出会ったり
すれ違ったりする、
運命があるなら必然的に出会えるのだろうが
それを信じきれない懐疑的な部分もある。

これは恋愛に限らず、
人の出会いはホント不思議な「何か」をはらんでいる、
時に感謝し驚き、自分の心を豊かにもしてくれる。
主人公が会社を辞めて自分の好きな道を歩こうとしたのも
サマーとの運命がそうさせたのかも、
きっとそんなふうに自分たちは出会ったり別れたりを
繰り返していくのかもしれない。


すごく好きな映画に出会った。

★100点満点で90点



soramove
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グリーティングカード会社で働く主人公はコピーを書くけれど
出てきたものはどれもイマヒトツな感じだった。


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