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読書と旅行と柴犬のブログ
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映画「あなたへ」旅に出る訳は人それぞれ

2012-08-29 10:45:59 | 邦画
「あなたへ」★★★☆
高倉健、ビートたけし、田中裕子、佐藤浩市、
草なぎ剛、余貴美子、綾瀬はるか、
浅野忠信、三浦貴大、大滝秀治、
長塚京三、原田美枝子出演

降旗康男監督、
111分、2012年8月25日公開
2011,日本,東宝
(原題/原作:あなたへ )






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高倉健主演、通算205本目の作品


「健さんの姿をスクリーンで見ながら
何故かクリント・イーストウッド監督と重なった、
あとどのくらい・・・
不謹慎かもしれないが
ただスクリーン越しの関係に過ぎないのに
その人を気遣うような気分、
『単騎、千里を走る。』では舞台挨拶で
遠くから健さんの姿を劇場で見たが
これが205本目という
その姿を見に行く作品」



15年連れ添った妻が他界し
故郷の海に散骨して欲しいという
彼女の希望を叶えるため
高山から改造のにわかキャンピングカーで
長崎の海まで行くというロードムービー。


各地でビートたけし、草なぎ剛、佐藤浩市らと出会い、
目的の九州の小さな漁港の町では
余貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、大滝秀治らに
出会って妻の希望を叶えるのだが、
まさに高倉健主演映画
健さん以外誰も前に出てこない。



亡き妻が何故故郷の海に
遺骨を撒いて欲しいのか
その明確な理由は明かされない
健さんは「分かった気がする」というが
それがこちらには伝わらなかったな、
でもその理由は結局どうでも良い気もする

終の棲家
人生のしまい方

人生の向かう先に必ずあるもの、
避けては通れない
自分にとっての節目節目で
自ら考えて行動し
その行く末がどうであろうと
自分達はそれを受け入れなければならない。



妻が日常を離れて
外の世界を見せようと
健さんを連れ出したのかもしれない
一旦外へ出てみれば
また新たな出会いや
人の心にふれることもある。



優しさに満ちた作品で
おとぎ話のようでもある
目新しさはどこにもないが

健さんはイカを手洗いしたり
車の中で寝たりと
微笑ましい挑戦を見せてくれる
それだけでいいんだと感じる。


主人公は戻った場所で
あれから何をするんだろう、
それは自分達のこれからを
自分なりに考えることでもある。



次はいつ劇場で会えるんだろうか

★100点満点で75点


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