soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

そして漂う旅行カバン、ソロモン諸島を旅する

2008-09-17 00:09:46 | 2008年旅行ソロモン諸島国


首都ホニアラで乗せた
機内預けの荷物が2週間遅れで
宅配便でウチにやって来た。


ブリズベンの空港で同じ飛行機に乗っていた
人達の荷物が全部なくなり、
自分のカバンが出て来ないと
空港の係官にその旨告げると
逆に向こうから「どうして?」と聞かれた。

どうしてったって、こっちに分かるわけない、
二時間近く足止めされ、
職業や最終学歴、家族構成、
ソロモンで何をしたのか、
はたまたパスポートを見て
入出国のスタンプが100以上あるのを
「これは仕事か」と聞くので、
「全部、個人的な旅行だ」というと、
もっていた小さなカバンの中身までをつぶさに
検査する始末。

しまいにはあまりに頭にきて
「困ってるのはこっちの方だ、
自分の荷物は空港で預けたのだから
どうして出て来ないかなんて
分かるわけない」と、日本語で声を荒げたら、
今度はまあまあという態度に。

これを英語で言えたらカッコイイのにね。

日本に戻って再度説明をして
帰りの飛行機はもちろん、その日や翌日も
荷物がなくなった最悪の状況を考え、
あれこれ思った。

もし出て来なかったら・‥、
服や細々とした旅行道具は仕方ないとしても、
カメラのメディアはわざわざカバンに入れたので、
その最後に入れた状況まで目に浮かんで来て、
痛いなーと。

帰国して3日目に
航空会社から「荷物がみつかりました」と連絡が入り、
受け取りの手続きを指示された、
荷物はなんと
パプア・ニューギニアを旅しているらしい。


思わず「すごい!」と言った、
無くなるのは困るけど、
自分ではまだ行っていない場所を
自分の荷物が、空港だけとは言え
旅してるのは、なんだか嬉しかった。


佐川さんが運んで来てくれた荷物を開けると、
少し遠ざかっていた旅の感触が
一瞬戻って来た、
迷いに迷ったTシャツも日本で見ると
ちょっと違うかな。

帰国してからも楽しませてもらった旅行を
終えて、もう3週間になり、
旅の写真を整理し、
今度はソロモンの友人へ送る写真の整理を始めた。


soramove
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