soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

映画「ホースメン」チャン・ツィイー、ガンバレ!

2010-08-08 00:09:46 | ミニシアター系映画
「ホースメン」★★★wowow鑑賞
デニス・クエイド、チャン・ツィイー、ルー・ティラー・プッチ出演
ジョナス・アカーランド監督、90分 、2009年10月24日公開、2008,アメリカ,カルチュア・パブリッシャーズ
(原題:THE HORSEMEN)




                    →  ★映画のブログ★
                     どんなブログが人気なのか知りたい




「主人公エイダン・ブレスリン(デニス・クエイド)は
聖書のヨハネの黙示録の四騎士を連想させる
連続殺人事件の捜査にはまり込む。
妻の死後、2人の息子との間の溝が広がるばかり、
ある日、「私が殺した」と犯人が自首してくる」



チャン・ツィイーの新境地ということで
劇場で見るつもりが、あっという間に
公開が終了したので
今回wowowで録画して見た。

「初恋のきた道」から遠く離れてしまった感のある
彼女の活躍はこれからさらに厳しくなるだろうなと
そんなことを考えさせられた、
ハリウッド映画出演といっても
もっと良い役を選んでいかないとと。

その点、「インセプション」の渡辺謙さんはかなり良い線。

さて映画ですが
まだ警察が事件の核心に少しも触れないうちに
殺された女性の養女(チャン・ツィイー)が
「私が殺した」と告白する、
確かにここまでは驚いたし、
そういう展開なんだと興味も持った。

捕まった彼女は少しずつ事件について話すが、
まだまだ殺人は続くと告げる、
刑務所の檻から見せる顔も相変わらず美しいチャン・ツィイー、
この檻の中から捜査を導き
時にかく乱させるやり方は
ハンニバル・レクター博士を想わせるが
ここには狂気が無いのが致命的。


彼女は8歳の時に養子に貰われ、
それから10年間に渡って性的虐待を受けてきたというのが
事件の核心のひとつなんだけど、
そうなると普通の殺人事件
動機もはっきりしている、
やはり人間の心の奥に潜む
訳の分からない狂気に踏み込んでもらわないと
もう観客側は驚けない。



残忍な殺人、何かを示唆するメッセージ、
思わせぶりに作ってるけど
犯人の設定が甘すぎで
映画としては劇場で見るほどでもないかな。

ただしチャン・ツィイーファンとしては
これからも彼女の作品を見続けたい、
コン・リーとかぶる部分が多いが
彼女の新しい魅力を見せてくれる作品を
きっとそのうち劇場で見ることになるだろう、
それまでは駄作でもなんでも
とりあえずは見守りたいね。



★100点満点で55点


soramove
★この記事が参考になったらココもクリック!よろしく(1日1回有効)←ランキング上昇ボタン

「初恋のきた道」は何度見たか分からない、
今では冒頭のシーンだけで泣ける。

★人気映画ランキングはこちら、どんなブログが一番読まれているか


最新の画像もっと見る