映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」★★★★
ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、
マシュー・グード、マーク・ストロング、
チャールズ・ダンス出演
モルテン・ティルドゥム 監督、
115分、2015年3月13日公開
2014,アメリカ、イギリス,ギャガ
(原題/原作:THE IMITATION GAME)
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★第87回アカデミー賞®[脚色賞]受賞!
[作品賞][監督賞][主演男優賞]
[助演女優賞][美術賞][編集賞] [作曲賞]ノミネート
「TVシリーズ『シャーロック』の
天才探偵役でブレイクした
ベネディクト・カンバーバッチが、
新たな“天才“役に挑み、
トロント映画祭で観客賞に輝いた注目作。
彼が演じるのは第二次世界大戦中、
ドイツ軍の暗号を解読する
極秘任務に携わった数学者アラン・チューリング。
とある理由から長らく不当な扱いをされた
実在の人物の苦悩と偉業を描く。」
ぴあ映画生活 HPより
1939年、ドイツと開戦した英国は
ドイツ軍のエニグマ暗号を解読するために
チェス・チャンピオンをリーダーとし、
数学者数名を集めた。
ただでさえ難解なうえに
毎日キーを変えるため
解読は不可能と言われたが
リーダーの人的な解読方法に反対し
アラン・チューリングは
機械には機械で対抗しようと
暗号解読機の設計を始める。
大変な作業を要するため
それまで孤独な作業をしていたアランは
メンバーと和解し
全員で機械を作り始めるが
解読の速度が極端に遅く
それでは毎日のキー変更に追いつかない。
天才ひとりのひらめきは
もちろん必要不可欠
だけど多くの助けがなければ
実現出来ないものも多い。
暗号解読は机上で行われるが
解読できないことで
戦場では同胞が戦死していくという
現実に焦りが募っていくが
あせっても解読が早くなるわけではない。
主人公の苦悩は
それだけでなく、彼の性向も
描かれる、
同性愛はそれだけで投獄される時代、
彼は追い詰められていくが
あるヒントから解読のスピードは
画期的に増して
とうとう解読に成功する。
とてもスリリングで
そして人間の極限状態が
ヒリヒリとこちらに伝わる、
学問を突き詰め
それを現実の暗号解読という
人の命を左右する課題に立ち向かう。
自分の力が貢献出来るのは
きっと喜びだ、
才能ある人はその責任も負う
なんか、スパイダーマンの理念が
ここにも。
解読できたのに
それを味方にも言えないジレンマ
解読したことがドイツに知られたら
また根本から変えられてしまうからだ。
長く秘密にされていた事実は
70年代まで公表されなかった、
彼らの研究の元となったものが
現代のコンピュータに繋がっている。
戦争はもう起こしてはならない、
けれど人類としては
戦争によって画期的な新技術が
生まれたことも事実、
平和な時代こそ
もっと緩やかに
生活を変えるというより
豊かにする技術だけ進歩して欲しいものだ。
映画は濃密な時間を描き
あと少しで何らかの光が見えそうで
その光にしっかり手を伸ばしながらも
なかなかつかめないもどかしさ、
彼らの様な事じゃなくても
誰でも普段感じる事だ、
手が届くといいが、
いつもうまくいくわけじゃない事も
現実として良く分かっている。
それでも諦めなかった人だけが
何らかの光に
手が届くのかもしれない。
映画としても緊張感があって
最後まで引き込まれた、面白かった。
★100点満点で80点★
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soramove
ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、
マシュー・グード、マーク・ストロング、
チャールズ・ダンス出演
モルテン・ティルドゥム 監督、
115分、2015年3月13日公開
2014,アメリカ、イギリス,ギャガ
(原題/原作:THE IMITATION GAME)
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★第87回アカデミー賞®[脚色賞]受賞!
[作品賞][監督賞][主演男優賞]
[助演女優賞][美術賞][編集賞] [作曲賞]ノミネート
「TVシリーズ『シャーロック』の
天才探偵役でブレイクした
ベネディクト・カンバーバッチが、
新たな“天才“役に挑み、
トロント映画祭で観客賞に輝いた注目作。
彼が演じるのは第二次世界大戦中、
ドイツ軍の暗号を解読する
極秘任務に携わった数学者アラン・チューリング。
とある理由から長らく不当な扱いをされた
実在の人物の苦悩と偉業を描く。」
ぴあ映画生活 HPより
1939年、ドイツと開戦した英国は
ドイツ軍のエニグマ暗号を解読するために
チェス・チャンピオンをリーダーとし、
数学者数名を集めた。
ただでさえ難解なうえに
毎日キーを変えるため
解読は不可能と言われたが
リーダーの人的な解読方法に反対し
アラン・チューリングは
機械には機械で対抗しようと
暗号解読機の設計を始める。
大変な作業を要するため
それまで孤独な作業をしていたアランは
メンバーと和解し
全員で機械を作り始めるが
解読の速度が極端に遅く
それでは毎日のキー変更に追いつかない。
天才ひとりのひらめきは
もちろん必要不可欠
だけど多くの助けがなければ
実現出来ないものも多い。
暗号解読は机上で行われるが
解読できないことで
戦場では同胞が戦死していくという
現実に焦りが募っていくが
あせっても解読が早くなるわけではない。
主人公の苦悩は
それだけでなく、彼の性向も
描かれる、
同性愛はそれだけで投獄される時代、
彼は追い詰められていくが
あるヒントから解読のスピードは
画期的に増して
とうとう解読に成功する。
とてもスリリングで
そして人間の極限状態が
ヒリヒリとこちらに伝わる、
学問を突き詰め
それを現実の暗号解読という
人の命を左右する課題に立ち向かう。
自分の力が貢献出来るのは
きっと喜びだ、
才能ある人はその責任も負う
なんか、スパイダーマンの理念が
ここにも。
解読できたのに
それを味方にも言えないジレンマ
解読したことがドイツに知られたら
また根本から変えられてしまうからだ。
長く秘密にされていた事実は
70年代まで公表されなかった、
彼らの研究の元となったものが
現代のコンピュータに繋がっている。
戦争はもう起こしてはならない、
けれど人類としては
戦争によって画期的な新技術が
生まれたことも事実、
平和な時代こそ
もっと緩やかに
生活を変えるというより
豊かにする技術だけ進歩して欲しいものだ。
映画は濃密な時間を描き
あと少しで何らかの光が見えそうで
その光にしっかり手を伸ばしながらも
なかなかつかめないもどかしさ、
彼らの様な事じゃなくても
誰でも普段感じる事だ、
手が届くといいが、
いつもうまくいくわけじゃない事も
現実として良く分かっている。
それでも諦めなかった人だけが
何らかの光に
手が届くのかもしれない。
映画としても緊張感があって
最後まで引き込まれた、面白かった。
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