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映画「ゼロ・ダーク・サーティ 」出色の出来。それでもまだ、よく分からない

2013-03-06 23:01:46 | ミニシアター系映画
映画「ゼロ・ダーク・サーティ 」★★★★
ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク
ジョエル・エドガートン、ジェニファー・イーリー
マーク・ストロング、カイル・チャンドラー
エドガー・ラミレス出演

キャスリン・ビグロー監督、
131分、2013年2月15日より全国公開
2012,アメリカ,ギャガ
(原題/原作:ZERO DARK THIRTY )





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「アカデミー賞に5部門でノミネートされたが
主要賞は逃した、この作品、
作品賞の『アルゴ』とどこが違うのか?
作りはほぼ同じだけれど
この映画の後味の悪さが
『アルゴ』のエンタメ性の高さが大きく違う、
やはりアカデミーはエンタメ要素が勝るのか」



2001年9月11日からその日まで
当初は熱いまなざしに包まれ
次第に熱狂は
オサマ・ビンラディンを探すことから
もっと冷静に「テロ」とどう向き合うかに
移っていったように思う、
これはまさに自分達も
同じ時の経過を経験している。



2011年5月2日オサマ・ビンラディン暗殺。
その経過は詳しく語られず
暗殺という結末で
あっという間に蓋をされた印象があった。


あれほどの事件は、
たったひとりで行われたわけではない
だから10年経過する中で
対抗する対象が
あいまいになっていたことは確かだ、
だからあの日
その事実が世界を駆け巡ったが
自分達にとっては
半ば既に終わった事件だった。



主人公はCIA情報分析官のマヤ(ジェシカ・チャステイン)、
僅かな情報をつなぎ合わせて
オサマ・ビンラディンの居場所を
狭めていく、
彼女の狂気ともとれる熱意は
周囲も黙らせる程の迫力があった、
そんなふうに自分を懸けられる
仕事を見つけることの幸せと
不幸を画面から感じ取る。



襲撃作戦は緊迫感に溢れて
見ていてドキドキした、
息が詰まるってこういうことだ、
めったにない体験
映画に触れられる幸せ。



そして彼女は基地で袋に入った
ターゲットを見つめる
一瞬だけ
そして目をそらす
勝利の無い結末
虚しくてやりきれない
本当はこんなことじゃなかったのだ
でもこの結末が無ければ終われない。



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