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映画「リアル・スティール」父よ、あなたにここに居て欲しい

2011-12-14 00:09:03 | 大作映画ハリウッド系
「リアル・スティール」★★★★
ヒュー・ジャックマン、エヴァンジェリン・リリー、
ダコタ・ゴヨ出演

ショーン・レヴィ 監督、
128分、 2011年12月9日公開
2011,アメリカ,ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
(原題:REAL STEEL )







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12/9(金)公開で興行成績は初登場3位
10億を超えるあたり。
映画の出来が良いので多くの人にみてもらいたい。



「2020年、リング上で人々を熱狂させるのは
遠隔操作された格闘技ロボットだった、
だからこれはある意味SFなんだけど
面白いことにそんなこと全く感じることなく
映画の中に入り込んでた、
こういうのこそ素晴らしい技なんだけど
こうして感想をかこうとして
やっと気がついたくらいだ、
それはホント凄いことだ」



元ボクサーのチャーリー(ヒュー・ジャックマン)は、
ロボットにその地位を追われ
ならばと彼自身もロボットを操作して戦うが
生身の戦いは熟知していても
マシンの操作には弱く
失意のどん底をはいつくばっている、
そんな時離婚後別々に暮らしていた
11歳の息子がマックス(ダコタ・ゴヨ)が現れる。


久し振りに出会った親子は
ぎこちなく触れ合う、
そしてその溝は埋まらないかに思えたが
アトムというロボットが二人を結びつけることになる、

男の子が欲しがるものが全部揃った
まさにディズニー印の映画、
最強の敵とのリング上での闘いは
ロボットを通してかつてのプロボクサーが
リングの周囲を拳を振りながら舞い
その力強い姿を誇らしい視線で見上げるマックス
歓声にかきけされてお互いの言葉は届かない。



言葉なんかいらない
その視線の先の確かな輝きを見るだけで
子供はそれで嬉しいんだ、
先日、自分は父を亡くした
だから近くに居なくても
その存在だけでも感じられるなら
それで幸せだと心の底から感じている、
もうここに居ない父を
これからも時々どこかに探すのだろうか。



涙が止まらなかった。


映画には色んな楽しみ方がある
そのストーリーに感動し楽しむのが
正しいのかもしれないが
今回はこの映画は「泣く」為に見た
父の不在を実感し始めた自分の気持ちと
不在だった父の存在を確かめる映画の主人公
そんなふうに奇跡的に現実と
リンクすることもあるのだ
そして映画館の暗闇の中で泣いた。
そんな映画体験もある
映画が側にあって良かった



そして映画の出来も素晴らしく
映像技術は全く違和感ない
ホントにそこにあるように躍動するロボット
そしてそこに生きる意味を見つける親子
厳しい現実を垣間見せながらも
希望をしっかり示してくれた。



★100点満点で80点


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ヒュー・ジャックマン作品
2000年 X-MEN (X-Men)
2001年 ソードフィッシュ (Swordfish)
2001年 ニューヨークの恋人 (Kate and Leopold)
2001年 恋する遺伝子 (Someone Like You)
2003年 X-MEN2 (X2)
2004年 ヴァン・ヘルシング (Van Helsing)
2006年 タロットカード殺人事件 (Scoop)
2006年 X-MEN ファイナルディシジョン (X-Men: The Last Stand)
2006年 プレステージ (The Prestige)
2006年 ファウンテン 永遠につづく愛 (The Fountain)
2006年 マウス・タウン ロディとリタの大冒険 (Flushed Away) *声優
2006年 ハッピー フィート (Happy Feet) *声優
2008年 彼が二度愛したS (Australia)
2008年 ウルヴァリン:X-MEN ZERO (X-Men Origins: Wolverine)
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