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映画「僕たちは世界を変えることができない。」でも主人公たちは確実に変わった

2011-10-14 07:10:37 | 邦画
「僕たちは世界を変えることができない。」★★★☆
向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨、
黒川芽似、江口のりこ、黄川田将也、
リリー・フランキー、阿部 寛主演

深作健太 監督
126分、2011年9月23日公開
2011,日本,東映
(原作:原題:僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a school in Cambodia. )






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「郵便局で見つけた1枚のポスターが
主人公達の生活を変えた
何か物足りないと感じていた大学生が
カンボジアに学校を建てる活動を始める、
150万円の資金と情熱があれば
世界はちょっとだけ変わるのだ・・・と思う」



何故カンボジアなんだ、
日本にだって援助が必要な場所はたくさんある、
学校ひとつ建てただけでは
何も変わらないだろう。


ケチをつければ色々言える
でも何もしない人には
意見する資格はない
黙って何もしない自分の生活を続ければいい、

この映画はそんな生活から
一歩だけ踏み出した実話がベースとなっている。


ボランティアをする!という
目的ありきというより
「何かないかな」と思っていた時
偶然選んだのがボランティア活動だったという
随分消極的なところから始まったから
見ていてどこかもどかしい、
そんなことで学校が建つんかい、
でもこんなきっかけでもいいんだという気になってくる。



カンボジアの歴史を知り
他者と関わることは
結構ハードな部分もあるんだと分かってくると
主人公達の責任とか自覚が
それ以前とは随分と変わってくる、
まさに知ろうとするちょっとした積極性が
それまでの考え方を変えるんだなと
実感するシーンだ。


学校をひとつ建てたくらいで何が変わるか


そうだきっとほとんど何も変わらない
でも「何もしないより良い」
そのくらいの気持ちで良いんじゃないかと思う、
無関心だったり
何もしないよりはずっと良いと。



主人公のグダグダのスピーチや
常に迷いながら試行錯誤の上
やっと少し動き出すような
大丈夫かよと何度も主人公達を心配したが
こんなものなんだろうなとも感じた、
そんな筋道だった効率的な活動を思い描きながら
自分達の出来るやり方でやる
そんなことなんだろう。


学校が建ち開校式を迎えるクライマックス
子供たちの笑顔
抜ける様な青空
何かが確実に変わった瞬間だった。



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深作健太 監督作品
身も心も(1995年、助監督)
おもちゃ(1999年、助監督)
川の流れのように(1999年、助監督)
バトル・ロワイアル(2000年、脚本・プロデュース)
バトル・ロワイアル 【特別篇】(2001年、脚本・プロデュース)
バトル・ロワイアルII 【鎮魂歌】(2003年、監督・脚本・プロデュース)
同じ月を見ている(2005年、監督)
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ(2006年、監督)
XX(エクスクロス) 魔境伝説(2007年、監督)
斬〜KILL〜「こども侍」(2008年、監督)
クロネズミ(2009年、監督)
完全なる飼育 メイド、for you(2010年、監督)
僕たちは世界を変えることができない。But,We wanna build a school in Cambodia.(2011年、監督)
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