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映画「水曜日のエミリア」それでも明日へと続いていく

2011-10-12 07:08:47 | ミニシアター系映画
「水曜日のエミリア」★★★
ナタリー・ポートマン、スコット・コーエン、
チャーリー・ターハン、ローレン・アンブローズ、
リサ・クドロー主演

ドン・ルース 監督
102分、2011年7月2日公開
2009,アメリカ,日活
(原作:原題:LOVE AND OTHER IMPOSSIBLE PURSUITS






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「文句なしの主演女優賞作品とは
全く違う傾向の映画、
それでもナタリー・ポートマン自身の
プロデュースなのだから
彼女は自分が創るなら
こんな映画が創りたかったのだろう、
ジミなミニシアター向けの映画」



弁護士の研修中に出会った
年上の上司と不倫の末、
結婚し子供が出来たが
その子は突然死してしまい
その喪失と
前妻の子供との
慣れないコミュニケーションに疲れ
手にしたものを全て失ってしまう。


何にでも完璧であろうと
自分はもちろん
他人にも厳しい彼女は
いろんなことを頭では理解しつつも
不用意な言葉で
両親や友人を傷つけ
そのことでまた自分自身をも
傷つけてしまうような日々。


生きにくいだろうなぁと
息が詰まりそうな彼女の生活を見ながらも
そうすることでしか自分でいられない
やっかいな部分を誰もが持っていることも
分かるからなおさら

見てるだけで
息苦しく
小さな肩のをすくめるように歩く
後ろ姿がなんとも可哀想だ。


過去の自分の過失に心を痛め
そのことで苗に進めない主人公を
じっと見つめる、
多かれ少なかれ
そんな出来事を誰もが引きずっている。

しかし地味な映画だ
色々な要素は色を添えるにしろ
終始悲劇めいた顔で過ごす主人公に
いい加減にしろ!と言いたくもなる。


誰だってほとんどのことは
自分で解決するしかない、
投げ出さず
振り向かず、
よりよい解決策を求めて
自分で前を向くしか。



映画のラストもどこか他力本願で
このささやかなハッピーエンドで
果たして主人公はこのあと
うまくやっていけるのだろうかと疑問。


とことん役になりきり
他人を演じることも
そしてこの映画のような
ずっと身近な役柄も
バランスよく出来るのは
すでに彼女が大スターで
役柄を選べるからだろう、
次はもっと驚かせてほしい。


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★100点満点で70点★


soramove
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ナタリー・ポートマン出演作品
1994年 レオン (Leon)
1995年 ヒート (Heat)
1995年 ビューティフル・ガールズ (Beautiful Girls)
1996年 マーズ・アタック! (Mars Attacks!)
1996年 世界中がアイ・ラヴ・ユー (Everyone Says I Love You)
1999年 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・ナメス (Star Wars Episode Ⅰ: The Phantom Menace)
1999年 ここよりどこかで (Anywhere But Here)
2000年 あなたのために (Where the Heart Is)
2001年 ズーランダー (Zoolander)
2002年 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (Star Wars Episode Ⅱ: Attack of the Clones)
2003年 コールドマウンテン (Cold Mountain)
2004年 終わりで始まりの4日間 (Garden State)
2004年 クローサー (Closer)
2005年 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (Star Wars Episode Ⅲ: Revenge of the Sith)
2005年 フリー・ゾーン ~明日が見える場所~ (Free Zone)
2005年 Vフォー・ヴェンデッタ (V for Vendetta)
2006年 パリ、ジュテーム (Paris, je t'aime)
2007年 マイ・ブルーベリー・ナイツ (My Blueberry Nights)
2007年 ダージリン急行 (The Darjeeling Limited)
2007年 ホテル・シュバリエ (Hotel Chevalier)
2007年 マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋 (Mr. Magorium's Wonder Emporium)
2008年 ブーリン家の姉妹 (The Other Boleyn Girl)
2009年 ニューヨーク、アイ ラブ ユー (New York, I Love You)
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