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映画「ミレニアム2 火と戯れる女」孤独な魂がひときわ輝く!

2010-10-21 19:09:01 | ミニシアター系映画
「ミレニアム2 火と戯れる女」★★★★面白い!
ノオミ・ラパス、ミカエル・ニクヴィスト出演
ダニエル・アルフレッドソン監督、130分、2009年、2010年9月11日全国順次公開、2009,スウェーデン、デンマーク、ドイツ,ギャガ
(原題:Millenium 2: The Girl Who Played with Fire )



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「前作はハリウッド映画とはちょっと違う
陰鬱な雰囲気に満ちた傑作だった、
2枚綴りの前売り券を買って楽しみにしていた作品、
極上のミステリー小説を読む感覚で、
次はどうなるんだと展開を見守った。」



字幕の配慮がなかなか良いなと感じた、
なにせ多くの登場人物が次から次へと出てくるから、
字幕で簡単にキャプションを入れてくれるので
区別もつくし分かりやすかった、
会話のみの字幕だったらきっと、
この人は誰だ?と混乱しただろう。

このあたりはミステリー小説と同様で
小説ならカバー折り返しの「主要人物一覧」で
確認出来るけど、映画じゃそうはいかないからね。

背中にドラゴンのタトゥーを入れたリスベットの
孤独な魂が痛々しかったが、
彼女の強さは美しかった

どんなに酷い仕打ちを受けようと
決して彼女の魂は輝きを失わない。

派手なカーチェイスや爆発もなく、
ほとんどアナログ的な
保管されたファイルの資料を手掛かりに
推理と行動で真実に近づいていく、
会話もそう多くは無い、
その分、視線やアップの表情が
もっと色々語っているように感じた。



ここにはトム・クルーズのような
何でもこなせるスーパーヒーローは居ない、
みな傷つき体当たりで
信念のまま突き進んでいく、
この無分別な感じが胸を熱くさせるのだろう、
もしかしたら主人公自身が死んじゃうんじゃないかと
思わせるほどの
生身のぶつかり合いに
ラストのクレジットでは思わず息を吐いた。



3部を続けて見ることも出来たが
2本見たら5時間くらいになるので
次は近いうちに見に行こう、
残念なのは原作者がすでに亡くなっているので
これ以上の続編は見られないことだ。

★100点満点で80点


soramove
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