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「ダーウィンアワード」情けない死亡原因第1位

2007-12-20 20:19:43 | ミニシアター系映画
「ダーウィンアワード」★★★
レイフ・ファインズ、ウィノナ・ライダー主演
フィン・タイラー監督、アメリカ、2006年、96分



人の才能は色々あるもので、
身体能力に優れた人の素晴らしさは
スポーツ欄で知ることができる、
とても間ねできそうにない記録や技を
ただ見るだけしか能がないのだが。

この映画の主人公は
警察でプロファイラーとして
僅かな証拠から人の行動を推察し、
事件解決に役立てていた。

その彼がある事件で失職し、
つぎに自分の力が示せるのは
保険調査員だと、自ら売り込む。

わずかな痕跡も見逃さず、
人のウソも見抜き
かなりこの仕事にも向いてそうだ。

彼のように人並みはずれた能力が
明らかで、自分でもそれを認識しているのは
実は僅かじゃないだろうか。

皆、自分の特性が何かで分かり、
この仕事が向いていると
幼いころから分かるのもなんだかつまらないな。

それが分からないから
いつまでも迷っているあたりが
人間のかわいい所かもしれないしね。


自分を一番生かせる天職があるとして
それを知りたいと、紆余曲折を経て
知るならいいけど、始めから分かっていたら
人は努力ってしなくなるだろう、
だって何もしなくてもぴったりの
職業があるのだからね。

それでも映画の主人公は
実に楽しそうに自分の個性を生かして
仕事に頑張るのだけど、
ちょっと抜けているところもあって、
それがあるからこの映画が
残酷な運命というより、
なんとかなるだろうなと安心させてくれるのだ。

タイトルに引かれて見たけれど、
登場人物が生き生きとしていて
またそのあたりで映画とは関係無いことを
あれこれ考えていた。

★100点満点で70点
特にはススメませんが★

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この映画に相当興味を持っているという人は
ピタッとはまるかもしれないが、
ただなんとなく見た人は、展開に戸惑うだろうな。

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