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読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「ウエイトレス~おいしい人生のつくりかた~」接客は料理の味も変える

2007-12-02 21:02:31 | ミニシアター系映画
「ウエイトレス~おいしい人生のつくりかた~」★★★
ケリー・ラッセル 、 ネイサン・フィリオン 、 シェリル・ハインズ出演
エイドリアン・シェリー 監督、2006年、アメリカ、108分



パイ作りは天才的だけど
子供みたいなダメダメ旦那に
未来も奪われてお先真っ暗な毎日。

逃げ出そうと決意した時、
妊娠していることが分かる。

果たして彼女は自分の思い描く未来を
手にすることは出来るのか。

ラストは容易に想像できる
映画として見るのだから、きっと彼女は
明るい未来を手にするだろうと思いつつ
見てるのだけど、なんかもどかしい。

早く別れてしまえばいいのにと
そんなことばかり考える、
消極的で自分の意見を言えない態度に
こんあことじゃあ、幸せはつかめないよと。

でも実際どうだろう、
今手にしているものが、
100%の幸せと言い切れる人は少ない、
結局諦めてるのか、
それとも自分で自分の未来を狭めているのか

色々考えられるけれど、
人間そんなに色々間単に割り切って
生きていくことは実際は難しいのだ。

彼女は楽しい時、苦しい時
折々にその気持ちを現したパイを作る、
それはアメリカの人には見慣れているものだろうけど
パイ生地の上にどっさりとチョコレートや
フルーツが乗せられていくのは
それだけでお腹一杯。

もっと繊細なものならいいけど、
あれが普通のパイというなら
一切れの半分くらいで充分だな。

さすがなんでも大迫力のアメリカ、
あんなに食わないと満足できないとしたら
彼らの望む幸せも自分達の考えるものより
もっと満腹感がないといけないのかも。

そしてラスト近く、
やはり思ったような展開、
このあたりをどう見せてくれるかで
映画の価値が決まる。

それでどうだったかというと、
「こんなもんか」という感じだった
悪くないけど、絶賛もできないフツーの出来でした。

それでもなんとなく幸せな気分にしてくれる映画、
映画の魔法はここにも。

★100点満点で60点くらい★

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新しい何かを始めるときは、やはり色々と考えてしまう、
他人事だから簡単に言うけれど、自分のこととなると
やはりそう簡単にはいかないのだろうな

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