soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

「エコール」少女たちが無垢だという幻想

2006-12-28 13:45:39 | ミニシアター系映画
「エコール」★★☆


久々につまらない映画を見ましたね。

6歳くらいから12歳位までの少女達が、
森の中、高い壁に取り囲まれた館で暮らしている。

寄宿舎のようだけど、自分の意志では
外に出られないようだ。

まだ子供の体に白いぴったりとしたタイツの
ようなものを着けて、
先生にバレエのレッスンを受ける少女たち。

色々な規則があり
そのなかで少女たちはあまり元気に飛び回るような
事は無く、静かに暮らしている。

こういうのって、耽美的とか幻想的とか
いうのだろうが、
ドキュメンタリータッチの粗い映像と、
ほとんど音楽もなく、シーンとしたなかで、
演技とも言えない動作で少女たちの行動を
目で追っていると、
いつしか夢の世界へ。

ロリコン的な夢の世界じゃなく
眠りのほうの夢の世界へ。

このあと少女たちはどうなるのだろう?
そのことくらいが気になると言えば気になるくらい。

三分の一くらい眠っていたので、
この映画は・・・なんて語る資格もないが、
こんなの見た後は、もう一回
「007」でも見てスカッとしたくなる。

銀座あたりの単館系芸術的な映画が好きな人なら、
真実を隠して無理にでも
「見所がある」なんて言いそうな映画。

好きな人はソフトも手にいれるだろうな、
生憎、興味はもう少し分かりやすいものなので、
この映画はススメられない。

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ただし、もちろんこのアート系の映画が好きな人には
直球ストレートの映画のはず。
自分の好きな映画を見つけたいなら、
時間とお金を使って自分の目で見てみるしかない。

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