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さらば「SW3・シスの復讐」

2005-10-08 00:23:24 | 大作映画ハリウッド系
「スターウォーズ・エピソード3・シスの復讐」★★★★★満点

この映画館の最終上映を見に
劇場へ。
次に大画面で見られるのは
いつだろうか。

同じような思いの人だなと
なんとなく他の人をチェックする。

冒頭のファンファーレに
お約束のように少し驚き
画面奥へと流れていく英文字を
ただ見つめる。

静かに気持ちが高揚してくる。
6回目だ。

故郷でやんちゃしていたアナキンが
次第に自分の力に目覚め
そしてコントロールできなくなり
ダークサイドに堕ちて行く。

人間の心そのものだ。
時に人は毎日行う事柄について
つい手を抜いたり、
その準備をおろそかにしてしまう。

当初の感謝の気持ちさえ
薄れていることもはっきりと悟っている。

しかし毎日の同じ繰り返しと
思えるものの中にも
出来たら日々、何らかの向上をしていきたいと願う。

アナキンの体が焼けてしまい
オビワンの
「選ばれた者だったのに!」という
悲痛な声が耳にこだまする。

人はたぶんそれぞれが
選ばれた特別な存在だ。

そして自分の位置を見つけて暮らしている。
居心地が悪いのなら
頑張って替えればいい、
それでもだめなら移動すればいい。

たやすい方に流れることなく、
絶えず「今の自分でいいのか」と問いかけたい。
でも誰も答えてはくれない。

自己実現はすごく難しい。

映画は新しい体を持って
生まれ変わったダースベイダーを
登場させることで
これまでと訣別する姿を示すが
人はそうはいかない。

きっと自分の持っているものが
最大限活かせる場所がある。
そこでは他人に教えてもらうこともあるだろう、
時に人とぶつかりながらも
見つけることもあるだろう。

ダースベイダーはエピソードのラストで
善き心を蘇えらせる。
それが分かっているから
熱いものがこみ上げてくる。

選ばれてここに居る。

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