走快エイトの気まぐれ人生

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箱根駅伝の余韻

2009年01月09日 05時27分27秒 | スポーツ一般
今週は、箱根駅伝のレースだけでなく、その裏舞台を扱った特集番組や、当日目立たなかったけれど、実は凄いことがあったのを、録画しておいた別の番組を見ることで再確認出来ました。特に印象的だったのは、青山学院大学の選手たちの活躍でした。優勝やシード権争いとは無縁の、ビリから数えた方がすぐ分かるような位置でしたが、彼らの走った後のコメントは素晴らしかったです。

主将の先崎(まっさき)選手は、インタビューで「こんな素晴らしい大会に出会えて、素晴らしい観客の方に応援されて本当に楽しかったですね。走っていて。」と語っていました。アンカーの選手も、まるで優勝したが如く満面の笑顔でのゴールは感動しました。実は、33年前に最後の10区で選手が途中棄権してしまい、チームはそれ以来の箱根駅伝出場だったそうなのです。

交通量の多い一般道路を使用する大会の運営上、先頭のチームが通過してから20分経過すると、ランナーが繋ぐべき襷は中継できずに、別の襷を使って次のランナーが走り出さねばなりません。青山学院大学チームは、冷や冷やしましたが、ずっと栄光の襷を繋いでゴール出来ましたので、何よりだったと思います。次回も予選会からの挑戦となりますが、是非また出場して欲しいものです。