スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

ところざわサクラタウン ~PARTⅠ~

2021-06-17 06:16:13 | 建物

「ところざわサクラタウン」は日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として

2020年11月6日グランドオープンした。

みどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し、世界に向けて発信する

「COOL JAPAN FOREST構想」の拠点施設です。

KADOKAWAの書籍製造・物流工場や新オフィス、イベントホール、ホテル、

ショップ&レストランなどを展開するほか、

角川文化振興財団による文化複合施設も開設した。

ところざわサクラタウンのランドマークとしてアート・文学・博物のジャンルを超え、

あらゆる知を再編成した世界で他に類を見ないミュージアムがこの角川武蔵野ミュージアムだ。

設計は世界的建築家の隈研吾氏。

今迄の木をベースにした作風とは全く違うロックそのものの建築に本当に驚いた。

高さ30mの巨大な岩をモチーフにしたこの建物は外壁には

1つおよそ50kg~70kgの花崗岩を約2万枚も使用しており、

66枚の三角形を組み合わせた複雑な外観は見る角度や光加減によって様々な表情を見せる。

隈研吾氏はこの建物について

「地形そのものが建築になったようなものがつくりたかった」と語っている。

角川武蔵野ミュージアムの前に広がる水盤は良く晴れた日には、

建物を鏡のように美しく映し出す。

また、武蔵野坐令和神社(後日アップします)から注いでいる

趣のある小川のせせらぎも特別な趣きを感じます。

こちらがミュージアムのエントランス。

このGLが全体の2階になっている。

このミュージアムにはマンガ・ラノベ図書館、ロックミュージアムショップ、

角カフェ、EJアニメミュージアム、そして大迫力の本棚が皆さんをお迎えします。

休館日 第1・3・5火曜日

やや暗転した劇場のような広々した2階の空間。

ここには総合インフォメーション、角カフェ、ロックミュージアムショップなどがある。

また、1階にはグランドギャラリー、源義庭園、マンガ・ラノベ図書館、インフォメーションがある。

3階には日本が世界に誇るアニメを文化として掟え、

独自の切り口で紹介するEJアニメミュージアムもある。

また、ここではコロナ時代のアマエビプロジェクトが展示されていた。

コロナ禍の中で人々に求められるイメージを6人のアーティストそれぞれの解釈で製作し、

一年をかけて紹介していくそうだ。

「この一年でどんな変化があるでしょう。

変わるのはウイルスなのか?社会なのか?私たちなのか?」

一緒に見届けていただきたいとの事です。

因みにアマエビとは幕末に熊本沖に現れたとされ、「私の姿を写し、人々に見せよ」とだけ言って

海中に戻っていったとされる。

弘化3年(1845年)の瓦版に描かれたあのアマエビのなんとも奇妙で力が抜けてしまうような造形が

多くの人をひきつけているのがプロジェクトの底にあるらしい。

またここのロックミュージアムショップがオシャレー!

なかなかこんなに素敵なショップは見ない。

入口の所に並んでいるゴールドのウルトラマンファミリーの座像が迎えてくれる。

まるで金箔の仏像ようだ。

ブルーがかったガラスサンプルに入っているのは

小魚などの小さな生物の骨格の透明標本をデザイン化した作品。

これもあまり見たことがなくコレクターが多勢いるのではないか。

桜の木を模したディスプレーもお洒落。

そしてなんといってもあちらこちらに飛んでいるハングライダーのような照明器具はすごいと感じた。

4階にあるエディットタウン。

ここは本の息づかいや賑わいが感じられる”街”のような図書空間。

松岡正剛氏の監修により、世界を読み解く「9つの文脈」にそって

約25万冊の本が並ぶ先進的な選書モデル。

館内であればどこでも閲覧できるそうだ。

当ミュージアムの最大の売りが4階5階にある「本棚劇場」。

高さ8mの巨大な本棚に囲まれた空間。

KADOKAWA刊行物と角川源義文庫、山本健吉文庫、竹内理三文庫、

外間守善文庫ほかの個人所蔵が一堂に並んでいる。

また本棚劇場では定期的に「本と遊び、本と交わる」をコンセプトとした

プロジェクトマッピングを上映している。

約5万冊の書籍を所蔵している。

今回は残念ながら予約を取っていなかったため満員で当劇場には入ることができませんでした。

(写真はパンフレットより)

チームラボどんぐりの森の呼応する生命武蔵野樹林パーク。

ここはサクラタウンの隣にあり角川文化振興財団が管理運営を担うスペース。

チームラボによる光のアート空間の展示をしている。

施設中央に位置する収容人数1,000人を超える大型の野外オープンスペースの千人テラス。

ところざわサクラタウンを中心としたエリアでは「COOL JAPAN FOREST構想」なるものがある。

KADOKAWAと所沢市の共同プロジェクトで誰もが「住んでみたい」「訪れてみたい」

地域づくりを進める構想だ。

ところざわサクラタウンを中心とした半径約500m圏内の重点エリアにおいて

双方が協力して文化事業や企業誘致、統一的な空間演出行うなど、

産官共同で事業を展開していくそうだ。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る