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スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その67-Ⅱ~

2022-03-12 06:46:22 | 食~ラーメン・中華

ラーメン王

さいたま市浦和区仲町1-8-1

TEL 048-824-7330

定休日 日曜日

営業時間 10:30~翌2:30

浦和駅西口から高架下を北上して徒歩3分。

JR高架下に15年前の2007年4月に移転してきた。

ご覧のようにお店の上にはJR湘南新宿ラインのホームの北端が見えている。

前回のブログ(2012-9-28付その67)は筆者が別の人だったため、

パートⅡをアップしてみました。

昭和の町中華屋さんには必須のショーケースはしっかりと設置してある。

そして大窓のガラスには中華の定番メニューが写真付きで並んでいる。

サービス定食、麺定食メニュー、つけ麺メニュー。

正油ラーメン定食は餃子が3個ついてなんと680円という爆安CP。

つけ麺各種の麺は1.5倍という太っ腹ぶりだ。

また、ショーケースの一角に小さく張り出されていた

1 サーモン漬け丼セット

2 ねぎとろ丼セット

3 キムたく丼セット

各麺付の超お得セットは550円と、これも破壊的価格。

これがラーメン王だ。

店内はレイアウトを工夫して小さくブロック化して

26席(カウンター席6席、4人用テーブルが5卓)ある。

この日は久し振りにウエイティング客が前に4人、後ろにも4人並んでいた。

ラーメン王は昭和のラーメン屋五道

「早い、安い、美味しい、汚い、・・・」

5拍子をキッチリ備えた名店であります。

いつもはカウンター前は完璧なオープンキッチンで

調理人の手際の素晴らしさを感心しながら着丼を待っていたが、

今回訪問したらコロナ感染防止策で厨房が完全にビニールシートで覆われて、

このようにその勇姿がボンヤリとしか見ることができませんでした。

メニューも何かぐっと絞られた感じで

コロナの影響をかなり受けている印象であった。

(前はもっとメニュー内容が多彩であった記憶がある。)

アルコールも時節柄、販売停止中になっていた。

実は当店の数軒先のスナック(コロナの為、最近はとんとご無沙汰しているが)に

長い間お世話になっていて、時たまラーメン王から

今流でいうとテイクアウト(出前)を頼むことがあり、

その定番のソース焼そば(700円)の味がどうしても食べたくて注文した。

昔流の紅しょうがに青のり、それに鶏ガラのわかめスープ。

昭和の香りがプンプンです。

卓上には一通りの調味料はしっかりとセットされていました。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その576~

2022-03-03 06:37:44 | 食~ラーメン・中華

あたりばちラーメン 南浦和東口店

さいたま市南区南浦和2-42-6

TEL 048-886-6368

定休日 火曜日、第3月曜日

駐車場 2台

南浦和駅東口から約徒歩5分、弁天公園近くにある

あたりばちラーメンというFC店の1つ。

この地で40年営業していて、老舗ラーメン店というよりは町中華のお店だ。

店に入って驚いた。

店内はやや暗く、一見するだけで歴史を感じさせる。

見る人によっては汚いと思う人もいるかもしれないが、

スミダマンには長い時間の経過をそのまま積み上げてきた重みを感じる。

店はカウンター席12席が中心で1つだけ4席のテーブル席がある。

そして不揃いの椅子がこの店のアクセントになって個性的だ。

店の2ヶ所の壁には本箱があり、かなり年季の入った本が並んでいた。

当店はどうやら常連客が多いようで、

後から入店した1人客は「いつものやつで」と注文。

店の方も「いつものやつですネ」と答えていた。

これは常連客しかできないやり取りだ。

お店は今風に言うとかなり広いオープンキッチン。

年輪を感じさせるご夫婦が淡々と仕事をこなしている姿がカッコイイ。

着座してテーブルを見回してみるとどの店でも必ずあるメニューが無い。

思わず「メニューはどこですか?」と聞くと「壁に書いてあります」と。

このたった一言が重く感じ「わかりました」と答え、壁の方に目をやる。

定食は5種類。

昼と夜とでは値段が違う。

一通りの中華は全てあり、しかも安い。

しょうゆ、しお、みそラーメンが520円。

チャーハンも520円だ。

初めての店はセオリー通りにラーメン半チャーハン750円を選択。

「しょうゆ、しお、みそ、どれにしますか?」と聞かれたので

「おすすめは?」と尋ねたら自信ありげに「みそです」と返事が返ってきた。

味はそこそこ美味しいが、やや寝ぼけた味でこの先の旨さが勝負。

ラーメンの深さは難しい。

そういえば、あたりばちラーメンの丼はすり鉢だという印象だったが、

確かにその通りのすり鉢丼が現れてきた。

それにしてもなぜすり鉢なんだろう?

こちらのはしっとり系のチャーハン。

紅しょうがが添えられていてうれしい。

この定食には小さな冷奴が付いていた。

お店の心意気を感じ、うれしい。

テーブルの上には沢山の調味料系のものが並んでいたが、

その中で他店ではお目にかかれない

伊豆カメヤのわさびふりかけが一際目立っていた。

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その575~

2022-02-23 07:03:36 | 食~ラーメン・中華

つけ麺 狼煙(のろし) 浦和店

さいたま市浦和区高砂2-12-20 マガザン浦和

TEL ?

定休日 月曜日

営業時間 火~土 11:00~15:00、17:30~20:30

日 11:00~16:00

大宮で超人気店の狼煙が、ついに浦和に上陸。

2021年12月10日(金)にオープンした。

ここは浦和駅西口より徒歩3分、伊勢丹の裏にある居酒屋

「力の紅」と「ふたご」の間を入った新築ビルの1階にある。

狼煙の味を再現したカップラーメンが販売されるなど、

多くのファンに当ブランドは愛されている。(2016-2-8番外編94参照)

この日は多くのウエイティング客(約10名)がいたが、

この場所はちょうど陽だまりでポカポカして

のんびりと順番を待つことができた。

こちらは券売機で食券を女性店員からの声かけでウエイティング中に買うスタイル。

このやり方は後ろに待たれて気になることもなく、

ウエイティング中のためじっくり時間もあり、いいやり方だ。

逆に注文してからかなり時間が経ち、

座席の配置などで間違えることがないのか他人事ながら心配だ。

外には目立つ所に豚骨魚介特製つけ麺と特製まぜそばの写真付立看板が鎮座していた。

お土産つけめん1セット2食入り1,700円も販売しているとか。

店内風景。

当店はカウンター席のみで、ほとんどの客が若い男性。

スミダマンのような年配者や女性はかなり希少価値のある存在だ。

そして当店は現存南側が工事中で全く建物がないため、

店内奥まで日が差し込んできて、やたら明るい。

カウンター内の厨房風景。

2人の若い男性が手際よく仕事をしていたが、

そのうちの1人は中東系の外国人のように見えた。

言葉はまるで日本人のようで、マスクをしているためわからないが、

どう見ても外国人の顔をしていた。(どうでもよい話か?)

今回は、らーめん並180g850円をお願いした。

スープは煮干し入りの魚介系と豚骨の味が見事に融合して評判通りの旨さを主張している。

麺は太麺に近い中太麺。

もちもちアツアツでめちゃ旨い。

とても風味豊かだ。

トッピングとしてネギ、のり、なると、メンマ、チャーシューに魚粉。

チャーシューは重すぎず、さっぱりすぎず、ちょうどいい感じ。

テーブル上には七味セットと黒煎りの七味、

ブラックペッパーグラウンドに酢が(?)置いてある。

狼煙といえば何と言ってもつけ麺。

濃厚な豚骨魚介系のつけ麺はドロッとしたスープがクセになりそうで、

スープ割で最後まで味を楽しめる。

外に出ると隣りの「もつ焼き まるちゃん」のガラス窓に

昭和の臭いがプンプンするブリキの宣伝板8枚が貼られていた。

バヤリースジュースにナショナルの乾電池、

オリエントの塩にフコク生命のたばこ。

下の段はもっと懐かしさいっぱいの金鳥かとりせんこう、

大村崑のオロナミンC、大塚製薬のオロナイン軟膏、初恋の味・カルピス。

みなスミダマンの子ども時代の香りがします。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その567~

2021-12-25 06:17:06 | 食~ラーメン・中華

らーめん ふくのや

さいたま市浦和区上木崎1-2-15

TEL 048-826-5771

定休日 無休

当店は旧中山道とJR与野駅東口の交差点角にあり、

前から気になっていたラーメン専門店だ。

訪問した時間はちょうど12時ごろで、数名のウエイティング客がいた。

これは期待できるゾ!

店内はカウンター席5席とテーブル席2卓という小さなお店。

厨房はオープンキッチンで丸見え。

この男性と女性1人で切り盛りしていた。

因みに当店以外に県内には桶川店があるらしい。

これが当店のメニュー。

文字のベースがひらがなを使っているのがらーめん屋さんのイメージを変えている。

副食のごはんもの、らーめんのトッピングもオーソドックスなものが並んでいる。

他に秋季限定として旬麺850円が目に付いた。

アンチョビ、パルメザンチーズ、オリーブオイルなどから作った

オリジナルブレンド特製タレの塩味まぜそばらしい。

香ばしいレンコン、色鮮やかなパプリカなど新鮮な野菜たちと相性抜群だとか。

想像するだけでもかなり独創的ならーめんで、

初めてオーダーするには多少の勇気がいる。(ちょっと大袈裟か!)

これがふくのやのらーめん味噌800円。

まずはスープ。

まろやかで優しい味噌スープだ。

そこに細麺とスープが絡んで旨味の余韻が続く。

白ごまは上品な味噌らーめんを演出。

チャーシューは口の中でとろけるようなやわらかさ。

味もしっかりして旨さを主張している。

これは一級のらーめんに間違いない。

水でリセットしても余韻はいつまでも続いた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その560~

2021-11-21 07:17:15 | 食~ラーメン・中華

うさ担 浦和本店

さいたま市浦和区東仲町8-22 レオンウラワ1ST 1F

TEL 048-887-6577

定休日 年中無休

営業時間 11:30~22:00(LO 21:45)

https://peraichi.com/landing_pages/view/usatan-urawa

浦和駅の改札を出た所の柱に当店のPR看板を発見。

「NEWオープン! 埼玉初上陸

渋谷神泉の人気ラーメン店「うさぎ」プロデュース」と書かれている。

いちラーメン店でこの手の広告宣伝は珍しいケースだ。

随分お金がかかっただろう。

浦和駅北口から徒歩1分、大善院前につい最近竣工したばかりのビル1階に、

今年9月28日にオープンしたばかりの担々麺とらぁめんのお店。

どうやら上板橋にあった店がここに移転してきたらしい。

この情報を聞きつけ、早速行ってきました。

ご覧のように若干のウエイティングがありました。

店内に入るとカウンター席9席のみのコンパクトな造り。

内装デザインもニューヨーク風でBGMはピアノジャズが流れ、

とてもらぁめん店とは思えぬお洒落な雰囲気が満ち溢れていた。

当店もしっかりオーダーは券売機方式を採っていた。

メニューは写真付きですっきり整理されていてわかりやすい。

担々麺、汁無し担々麺・白・各900円。

白はまろやかなゴマ風味。

担々麺、汁無し担々麺・黒・各980円。

黒は濃厚なコクと旨みのある芳醇なオリエンタルな味わい。

あとは醤油らぁめん3種、担々つけ麺(白・黒)等々。

当店はらぁめん専門店なのに、ごはんも売りらしい。

壁に張り出されたごはんのアピールポスター。

やまがた自然農場の「はえぬき」を使用しているとか。

メニューにも敢えて「おいしいごはん」と枕詞をつけている。

うさ担の辛さは6段階ある。

1辛・・・ほぼ辛さなし、2辛・・・辛さ控えめ、

3辛・・・うさ担のスタンダードな辛さ、4辛・・・本格的でスパイシーな辛さ、

5辛・・・本場四川の極上の麻辣味、6辛・・・最上級の辛さの極上麻辣味。

なお、5辛は+100円、6辛は+200円と有料となっている。

この規模のらぁめん店は大方オープンキッチンになっている。

新規オープンしたばかりの為、厨房設備の全てが真新しい。

黒装束の料理人の背中のうさ担の絵が心意気を表しているようだ。

とりあえず最初は定番人気No1の担々麺・白900円、辛さは2を注文。

出てきた第一印象は美しい。

自家製辣油と香り高い芝麻醤、極上の四川花椒を使用した絶妙なバランス。

スープの味の印象はマイルド。

まろやかのあっさり系で当店のレベルはかなりのハイレベルと判断した。

麺は細麺のストレートで、茹で加減もバッチリ。

食感のよい麺でした。

コンクリート打ち放しの5階建。

道路面のゆるやかなアールが上品なフォルムとなった良いビルだ。

食べ終わって外に出るとさらにウエイティングの列が延びていた。

LEON URAWA 1STのネーミングも今風に感じる。

この通りも浦和レッズの赤いフラッグがはためいていた。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その558~

2021-11-09 06:31:23 | 食~ラーメン・中華

つけ麺処 辻もと

さいたま市桜区上大久保648-13

TEL 048-826-6761

定休日 なし

駐車場 裏にあり

https://urawacity.net/21413

ラーメンの激戦区R463号線沿い(通称:埼大通り)にある

鰹節を売りにしたラーメン店。

2013年4月10日オープンというから

開店して8年が経ったのはラーメン銀座で勝ち抜いてきた証だ。

また、店の裏に入れやすい駐車場があるのもありがたい。

ランチでコインパーキングはちょっとネーだから。

店内はカウンター席10席、テーブル席8席とちょうど良い大きさの店だ。

席の配置もラーメン店にしてはゆったりしていて

落ち着いて味わうことができる。

お店をしみじみと観察すると他店にはない様々な工夫、特色がある。

壁の一角には雑誌コーナーが。

また、店の真ん中の島には4種の追い粉末コーナー、スープ割、

水と麦茶コーナーなどセルフを前提とした楽しいコーナーが用意されている。

これだけでもワクワク感がくすぐられる。

当店も券売機方式を採用。

この券売機にはゴチャゴチャ貼り紙がついていてわかりずらい。

よく見ると特製つけ麺(1,000円)が1番人気。

定番はつけ麺(880円)、辻もと油そば(880円)が大人気だそうだ。

そして並盛・大盛は同じ値段とは埼玉大学の学生にとってはうれしいCPだ。

そして麺量として特盛150円、1kg盛400円、辻盛600円がある。

トッピングは7種類。

300円とは何?

サイドメニューは7種類。

限定2 980円、限定3 1000円は常連ではないとわからない。

ドリンクとおつまみセットメニューも3種用意されている。

やはり初注文するのだったら1番人気の特製つけ麺(1,000円)でしょう。

ご覧のように具はチャーシュー2枚、ゆで卵まるまる1個、

海苔にスープと麺に鳴門1枚ずつ。

スプーンには粉末(何だったか忘れた)。

スープは魚介系で太めのつけ麺によく絡みつく。

麺は三河屋製麺を使用しているようだ。

これだけで自己総合点評価は90点を付けても良いのでは。

先ほども触れたが真ん中のテーブルには

2種類のゴマとごますりが用意されている。

本日の追い粉末と称して4種の魚粉(鮪、潤目鰯、焼き鰺、鯖)までもがある。

そして食後の最後の〆の割りスープ。

もうこれはエンターテイメントだ。

テーブルの上にも特製穀物酢(白フタ)、自家製ラー油(青フタ)、

四川花椒(ペッパーミル)、粗挽黒胡椒(銀筒)の

4種類の調味料が置いてある。

当店はただのつけ麺店ではないのが、これを見てもわかる。

さらにトイレに行けば「みんなのアンケート帳」が置かれていた。

これを見るだけでも当店の姿勢が伝わってくる。

次回行った時は中身をちょっと見てみよう。

当店のラーメンの食べ方(How To・・・)までもが

写真付きで書かれてあった。

①よく混ぜて食します。

②残ったスープにライス投入。

肉味噌を少し多めに残すとグッド。

③最後の一口までお楽しみください。

お好みで各調味料を混ぜ合わせての味変もどうぞ。

山椒との相性もバッチリ!

そして油そばとは何か?

美味しい油そばの食べ方まで丁寧に説明している。

興味ある方は、何とか写真が読めそうなので

ご一読ください。

 

 

 

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その557~

2021-11-02 06:27:22 | 食~ラーメン・中華

丘山酒家(キュウザンシュカ)

さいたま市浦和区上木崎1-10-1 グランデュオ北街区1F

TEL 080-6652-7695

定休日 日曜日

与野駅西口駅前(徒歩2分)に旨い中華屋さんがオープンしたという噂を聞いたので行ってきた。

当店は駅前の高層マンションの一角に入居。

ここは与野駅前でありながら、れっきとした浦和エリアだ。

当店は今年4月1日にオープンしたばかり。

当然店内は新しく気持ちが良い。

小さなカウンター席はあるが、テーブル席が中心で34席ある。

どうやら知る人ぞ知る店のようでお客が後からドンドン入ってくる。

この方がオーナー。

実は入店したら「お久し振りです」と声をかけられた。

よく見ると見覚えのある顔だ。

「以前、王龍(ワンロン)にいた○○です。」

あっそうか、やはり知り合いの中国人であった。

こちらがランチメニュー。

油淋鶏と選べる料理のよくばりコンビセット5種、定食は8種、担々麺はなんと6種もある。

当店には8月末に来た為、冷やし中華メニューも3種あった。

こちらは一般のメニュー。

前菜でよだれ鶏辣は何?

高野豆腐、腸詰めは珍しい。

肉料理、野菜料理は大小がある。

野菜料理の中のトマト玉子炒めは最近あるブログで知ったメニューで

いずれ料理ブログで紹介したいと思っています。

点心で中華揚げパンが食べたいです。

おこげ料理4種いいですねー。

海鮮料理には本格的なものがありますネ。

炒飯は6種類もあり、牛肉黒醤油炒飯、鮭炒飯はどんな味がするのだろう。

一度食べてみたい。

オーナーおすすめの黒酢豚定食880円を注文。

この定食にはスープとミニサラダが付いている。

CPはリーズナブルですねー。

そして黒酢の酢豚の照りが美しい。

味の方も期待を裏切らずバッチグー!

これは他の料理もいけるにちがいない。

昔の与野駅西口前といったら何もなかったのに、

今や超高層マンションが林立し全くの様変わりだ。

それに比べて東口は相変わらず昔のまんまだ。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その156-Ⅱ~

2021-09-27 06:17:58 | 食~ラーメン・中華

甲州屋

さいたま市浦和区高砂3-2-11

TEL 048-822-3740

定休日 日曜、祝日

最近、浦和の老舗の街中華の灯がちょっとずつ消えつつあるのが気になっている。

やはり高齢化と後継者難が原因のようだ。

そんな中、甲州屋さんは昭和22年創業というから

74年の歴史を要する浦和の代表的な町中華屋さんになった。

食べログ中華部門でNo1にランキングされたのはその表れだ。

今回7年振り(2014-6-2付ブログ参照)にブログアップしたのは

息子さんが担々麺専門店の甲州屋別邸(2020-1-15付ブログ参照)をオープンし、

親子共々頑張っているのがうれしいからだ。

甲州屋さんのロケーションは県庁通り、埼玉会館前、

うなぎの名店・中村屋さんの隣りという最高の場所にある。

昼時は県庁の職員をはじめ、

近隣オフィスのサラリーマンでごった返していて、その名は高まるばかりだ。

7年前、ここには定番の中華料理サンプルが飾ってあったショーケース。

今はPR用の告知板になっていた。

7年の時間は小さなところは当然変わっていく。

その告知板にはTV放送されました。ということで、その時の放送画面。

また、新登場の赤穂に伝わる美味しい天海の塩で作った塩ラーメンなどで埋められていた。

この日もワイシャツ姿のサラリーマン客でいっぱいだ。

2階席は1階と趣きが違って板の間に座布団というじっくりタイプの造りになっていて、

全席で1階と2階あわせて40席ある。

今は時節柄カウンター席はソーシャルディスタンスで5席に限定してある。

これがメニュー。

ちょっと意地が悪いが7年前の価格と比較してみるとラーメンが+50円高の530円。

それでもビックリする安さだ。

タンメンは+40円高の650円、チャーハン610円と餃子350円は同じ価格で、

サラリーマンのお財布に優しい。

そのうえ美味しいときているから、甲州屋さんは絶対に良い店だ。

今回は中華オーダーの原点に返り、

売りになっている塩ラーメンと半チャーハンセット970円に決めた。

ラーメンの麺は細麺でグッド。

具は厚いチャーシューに支那ちく(メンマ)、半熟玉子、三ッ葉、

刻みネギに海苔とオーソドックスなラインアップ。

そしてスープは大山どりの鶏ガラをはじめ、豚のゲンコツ、日高昆布、

干しエビ、イカの下足などから旨みが溶け込んだ絶品スープだ。

ちょっと写真がボケてしまったが、

チャーハンは紅しょうが、鳴門の入った懐かしくてやさしい味だ。

この黄金コンビの町中華をいただいている間も甲州屋の名物、

大将の中華鍋を返すガッチャン・ガッチャンのすごい音が効果音として耳に響く。

埼玉会館前から撮った老舗の2軒、

うなぎの名店・中村屋と町中華の名店・甲州屋。

この2軒はいつまでも続いてほしい。


浦和エリア 旨い店シリーズ ~その549~

2021-07-26 06:14:08 | 食~ラーメン・中華

自家製麺 TANGO

さいたま市桜区田島5-22-26

TEL     ?

不定休

武蔵野線西浦和駅から徒歩1分。

ラーメンフリークの人達には人気のお店だ。

以前当店はミソスタイル「となみ」(2015-9-25付 ~その238)

であったが、オーナーチェンジがあったのか?

以前も今の方も大宮の狼煙(のろし)で修業した人がやっているらしい。

当店は2021年1月24日にオープンしたばかり店で前店と同じ店構えのカウンター席7席のみ。

この日も絶えずウエイティング客が3~5名。

次から次と来る。しかも若い男性のみ。

それを一人ですべてこなれているのには驚いた。

なんと手際の良いこと。若いとは素晴らしいと改めて思った。

当店の売りの一つは自家製麺のようだ。

入口の横には製麺室がある。

これが何よりもの証拠と言いたげだ。

当然ここは券売方式。

しかも種類がシンプルでへんに迷うこともここではないかも。

つけ麺・らーめん・まぜそばトッピングとして

味玉、ねぎ、玉ねぎ、メンマ。限定A・B・Cというのがあるがこの日は×だ。

店内はなんとなく雑然としていてあまり飾り気がない。

あえて言えばカウンターの後に寸胴鍋がいくつも並べられていて

プロ好みのインテリアにも見えなくはない。

つけ麺並盛850円をオーダー。

麺が丼の中に整然と敷かれ美しい。

スープはぐつぐつ煮えた熱さ。

しかも濃厚でドロドロ感が半端でない。

はじめはこの濃厚さが旨味として迫ってくるが終盤にはちょっとしつこさを感じた。

やはり麺は売りだ。こしがすごい。

尚、つけ汁のドロドロ持ち上げがあり、紙エプロンをお願いした。

〆はスープ割りで口の中をリセット。

当店のつけ麺はかなり個性的かもしれない。

 


浦和エリア旨い店シリーズ ~その541~

2021-06-21 06:30:55 | 食~ラーメン・中華

味噌ラーメン専門店 日月堂北浦和西口店

さいたま市浦和区常盤9-34-10

TEL 048-606-3162

年中無休

営業時間 昼:11:00~15:00、夜:14:00~24:00

これが日月堂の特味噌ラーメン背脂入りだ。

ここ北浦和西口店は今年3月29日(土)にオープンしたばかり。

さらに1ヶ月後の4月28日(木)には駅の向こう側、北浦和駅東口店もオープンした。

その前に昨年9月26日(土)に北宿通りにオープンした

浦和さいど店(2020-11-11付け~その510ブログ参照)もある。

このようにたった半年間で北浦和エリアに3店舗開店した販売戦略には

どんな根拠・意図があるのか、一度聞いてみたいものだ。

このウッドで組まれた日月堂のイメージ看板は気に入った。

日月堂店名の由来はこの看板にも小さく書かれている「日進月歩」。

それほど早くは進めないけれど、日々日々ほんの少しずつでも、

地域の皆様にご愛顧いただける店へと歩みを進めていきたい。

そんな思いで2016年スタートを切ったのが、

埼玉県志木市に本社(2001年6月設立)がある(株)ジンクル。

経営理念は「Exciting! Work&Happy Staff」

(興奮する仕事!幸せな仲間!そしてミラクルを!)だそうだ。

当社は他に「ラーメンのまめぞう」「ガツ盛りラーメンみちる屋」「麺厨房ばんぶる」

「魚介系中華そば門ぱち」そして大好きな「肉スタバンブル」も埼玉県内中心に展開している。

当店は国道17号線下り車線側。

埼玉メディカルセンターの前にある。

JR北浦和駅西口から徒歩3~4分程度の所だ。

もともと北浦和エリアはラーメンの激戦区といわれている所に

敢えて2店舗進出とは殴り込みといった印象を受けた。

当店も券売機方式。

一番上段には通常と違うオススメ餃子、オススメミニチャーシュー丼、

青ネギ麻辣(マーラー)味噌が並んでいる。

本命の味噌らーめんは2段目、限定20食/日の味噌チーズは只今人気急上昇だそうだ。

そして、トッピング、オプションのなんと多いことか。

これが店内模様。

当店には小上り席もある。

店内の壁にも2ヶ所、外のイメージインテリア看板と同じデザインの

ウッディ仕様の化粧壁が優しく語りかけてくる。

小上りの座布団を見ると赤と黒の丼カラーに合わせてある。

カウンター席の奥がガラス張りの厨房で店内に目配りしながら忙しそうに作っていた。

それにしても最近のラーメンチェーン店のユニフォームはこだわりを感じる。

当店のように真っ黒で帽子を被っているのはスタンダードタイプ。

当店は味噌ラーメンの専門店。

オーソドックスな味噌ラーメン(800円)は肉味噌、もやし、ニラ、コーンに刻み玉葱。

オーダーした特味噌ラーメン(980円)は厚切り炙りチャーシュー、味付玉子、旨辛味噌、

胡桃ラー油、肉味噌、もやし、ニラ、コーン、刻み玉葱と、

180円差で具、沢山になっている。

そして赤ネギ味噌ラーメン(920円)は味噌ラーメンにピリ辛赤ネギが入ったものだ。

当店のスープは熟成させた自家製味噌だれをベースに、

豚骨スープで仕立てた濃厚で深い味わいものとなっている。

当店の餃子はちょっと小ぶりの一口ギョーザ。

カリッと焼けた薄皮に肉と野菜の甘みを詰め込んだヤミツキになる味わいで、

基本の焼き餃子としそ焼き餃子の2種ある。

さぁ、これが日月堂の特味噌ラーメンだ。

麺は見るからにモチモチの中太ちぢれ麺。

確かに日月堂のMISOは心も身体も温まる熟成味噌で後味の余韻が続く優しいものだ。

当店ではおもいっきりズズズッと食べて頂きたいので

女性も男性も紙エプロンが用意されている。

店内に張り出されていたSTAFF募集のチラシがまたおもしろい。

とびっきり笑顔はあるか、人としてのマナーはあるか、ラーメンが大好きか。だそうだ。

勤務時間は昼型:10時位~15時位で時給1,000円。

夜型:17時位~24時位で22時以降1,250円と意外にあまり上がっていない。